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祝❤️お引越し1年記念:フランスの住宅事情…というか文句

2021年5月

私たちがフランスに着いたのが、
昨年4月。
それから1ヶ月近く、夫の元上司の家に
居候させていただきながら、
(その間トイレを2回詰まらせた😂)
やっと、やーーーっと
今のアパートを見つけました。

私は、よくパリで見かけるような、
縦に長ーい窓の家がある
アパートに住むことに憧れていました。

夫は、とにかくベランダの大きな所に住みたい
との希望でした。

私の希望は叶いませんでしたが、
2人とも内覧の3件目に訪れた、
今のアパートが気に入りました。

アパートには大きなベランダがあり、
自然が大好きなフランス人にピッタリの
大きな公園がベランダの目の前に
広がっていました。

ベランダにいると、不動産屋のお姉さんが
「見て、あそこ」
と指差す方向を見てみると、
鴨の親子が🦆お散歩をしていました。

なんてのどかなのー🙏🏼

部屋の中は、
広さは十分そうに見えましたが、
内覧の時は、まだ前の住人の荷物📦が
部屋の中に積まれていて、
壁もペンキを塗り直すから、と
ビニールが張られていて、
あまり詳細なところまでは
見れていませんでした。

が、私たちはこの場所がとても気に入り、
人気の物件ということもあったので、
すぐに入居を決めたのです。

これが私たちの苦労話の始まりでした。

フランスからの洗礼

夫はすでに仕事が始まっていたため、
アパートを最低限住める環境に整えるのは
私の仕事でした。

貸し倉庫に3年も眠っていた埃っぽい
段ボールを恐る恐る開け、
シーツや食器を洗い、
土足文化なので
近所のスーパーで買ったケルヒャーで
床を何度も何度も熱殺菌しました。

しかもアパートから、
居候していた家まで
車で2-30分かかるため、
お湯や電気、ネットが通るまでは、
朝、夫の出勤と同時にアパートに行き、
一日中掃除などをして、
夕方夫が仕事を終えたタイミングで
迎えに来てもらい、
元上司の家まで帰る、という生活でした。

内覧の時は
これほど素晴らしい場所はないと
思っていたんですが。

掃除をしに来ると、
何だか景色が違いました。

部屋は蜘蛛の巣だらけ。
もうすぐ使い終わるであろう
洗剤や芳香剤も置きっぱなし。
トイレも汚いし
あと、前の住人のDIYスキルが
まるでなかったのか、
よほどこのアパートが嫌いだったのか、
見てくださいよこれ↓。

下手かよ。
内覧の時、壁塗り直してたよね…?
備え付けの棚なんですが、釘出ちゃってんの!
危ないって!!

「え…これは…」なことが
ありすぎました

最初は、日本に帰りたい、ありえないと
文句ばかり言ってましたが、
自分達で何とかする以外方法はなく、
また、人様お家に居候させてもらうのも
1ヶ月が限界でしたので、
クモと戦いながら、
掃除をし続けました。

ベランダはただのデストラップ

夫が大きなベランダが必須条件、
と言っていましたが、
最初はベランダも本当に汚くて💦

鳥のフンもめちゃくちゃ落ちてるし、
落ち葉?も溜まっていて(なんかふわふわした
綿毛みたいなのとか、
よく漂っているんです)
掃除はしたいが、
すると中で眠っているかもしれない
とんでもない量の虫が出てきそうで、
途中で掃除するのを諦めました。

でもこんなの序の口でした…。

フランスでは、野鳥が無茶苦茶多く
人慣れもしています。

特に鳩。
レストランのテラスで食事をしていたら
私たちの足元に集まってくるし、
よく私たちの頭の真上を飛んでいきます。

私は鳩=空飛ぶネズミやと思っているので、
逃げ回りますが、
フランス人は慣れているのか、
衛生観念がイカれポンチなのか、
全然動じません。

今のアパートに引っ越して、
1か月ほど経った時。

夫は職場へ出勤し、
家には私しかいませんでした。
暖かい日だったので、
洗濯物をベランダに干しました。
しばらくして、
「そろそろ乾いたかしら?」
とベランダに目をやると…。

は?…何だあれ?!
思わず二度見しました。

よく見ると、
洗濯物から少し離れたとことで、
小さな鳥が
死んでいました。

ぎゃー---------!
😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱

けがをしている様子もなく、
なぜうちのベランダで!死んでいるのか
よくわかりませんでした。

こんなこと35年の人生で
一度も経験したことがないので、
大騒ぎ(1人で)。

同じようなことが、1か月ごとに
もう2回起こりました。

2回目も、またまた夫が不在の時。
1回目と同じように、
スズメ位の小さな鳥でした。

それでもなぜ、鳥たちがうちのベランダで
死んでしまうのかがわかりませんでした。

「窓に衝突したのかな?」と
私なりの推測を夫に話しました。
が、夫も私も悪い偶然が重なっただけ、
と思い、特に策は講じませんでした。

3回目は、夫とテレビを見ている時。
大きな「ゴンっ」という音が聞こえて、
音がした方向を見ると、
巨大な鳩が、
窓におもいっきり頭から
衝突したようでした。

打ちどころが悪かったようで、
またうちのベランダで被害鳥が
増えてしまいました。

その様子があまりにもむごかったので、
(この話を書いているだけで、
思い出して…おえ…😵‍💫)
「窓が悪いって言ったじゃん!!」と
私は泣きながら夫に訴えました。
↑人のせいにするやつ

それを機に、
これ以上被害鳥が増えないよう、
やっと窓にステッカーを貼るように
なったのでした。

こんなんで効くんかね?と半信半疑でしたが…

同じ街に住んでいる日本人5人くらいに
この話をしましたが、
誰も同じようなことに遭った人は
いません。

要は、うちのベランダが
デストラップなんじゃ。

3回もこんなことがあったので、
私はコチラに来てから
鶏肉が全く食べられなくなりました。

元々手羽先とか骨がついたやつはあまり
好きじゃなかったんですが、
この3回の事故を通して
余計無理になりました。

そして今朝。
あのステッカーを貼ってからというもの、
被害鳥はいなかったし、
もう出るはずもない、と思っていましたが。

また小鳥さんが
うちのベランダでひっそりと
お亡くなりになっていました。

なんでなーーーーーーーん!!!

呪われてるので
お清めのために、
明日はセージをもくもく焚くつもりです。

そういえば。
鴨の親子が散歩する
のどかな姿は🦆
内覧の時以来見てません。
あれは不動産屋の仕込みやったんやと
思います🙄🙄

ぜんっぜん関係ないけど鳥顔は好き

鳩や鶏肉は苦手なんですが、
私は鳥顔の人が好きです笑💛

最近の一番好きな顔は、
イタリアのバンド、
Måneskinのヴォーカル;ダミアーノ。
鳥顔な上に、ロン毛も好き❤️

あぁ、このタバコになりたい。

B'zの稲葉さんも鳥顔🐣だし、
三上博史も…

鳥は苦手でも、鳥顔は大丈夫です💛
という究極の余談で終わります。




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