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まずは自分の意欲から!内的動機づけは「感情と感覚」から探そう。

先週末はコーチングのトレーニングを受けていました。まぁこの道もまさしく沼というか、知れば知るほど学びたくなる・学ぶべきものが出てきて途方に暮れますw もちろん、それをクライアントのために活かせるという確信も!

さて学んだことをざっくり言うと、「内的動機づけを自分の中で実感すること」が大事だよね、というところです。


内的動機づけとは?

まず内的動機づけと対比されるのが、外部からの報酬や名誉、または罰などによって引き起こされる外的動機づけですね。

実際、社会生活では外的動機づけが多いのではないかと思います。「給料をもらえるから働こう」とか、「昇進できるから言うことをきこう」、はたまた「怒られるのが怖いから◯◯をやろう」と。

ところがこれはすぐにガス欠になってしまいなかなか続けられない、あるいは続けるのが苦しい、というのは皆さん体感的に分かるのではないかと思います。

一方で、内側から湧きでる意欲に基づく行動の動機を、内的動機づけと言います。これはもう自分の内側から湧いてくる意欲なので、自然と楽しめたり、気持ちが枯れずに継続できたりします

言語だけに頼ると内的動機づけは見えにくい

一方で、自分自身のことにも関わらずですが、内的動機づけがそう簡単に見つかるかというと、必ずしもそうでなかったりします。例えば「あなたがやりたいことを言葉にしてください」と言われて、すぐ口から出てくるでしょうか?また、口から出たことが腹の底からしっくり来ているでしょうか?

これは意外と難しいのではないかと思います。というのも、内的動機づけは言語レベルの話ではなく、もっとそれより前の感情や感覚から来ているので、言葉を捻り出すより感情・感覚にアクセスする方が辿り着きやすかったりします

例えば、視覚的なイメージで例えてみるとか、色合いをイメージしてみる、物や動物に例えてみる、そして身体を動かしてみる、といったことがあります。特に身体を動かすのは抵抗感のある方が多いですがw(私も以前はそうでした)

ここらはトレーニングを受けたコーチなら状態のフィードバックが可能なので、うまくコーチングを使うとよいと我田引水しておきます。

外部との関わりで確かめよう

さて思いっきり感情や感覚にアクセスして内的動機づけからの湧き上がるものを感じたら、そこから"シャバの世界"でどのようにこの力を使うのか、ということを試していきます。内的な感覚は味わっているだけではもったいない!ということですね。

実際にやってみると、やっぱりそうだったり、そうでなかったり、あるいはどうにも身動き取れなかったということが起こります。

それも含めて学びと発見であり、コーチングではそれをヒントにさらにステップを進めていきます。

目的や目標を自分の内側に見いだそう

ということで、外的動機づけの多い世知辛い世の中ですが、自分の内側から出るものも大切に取り扱っていきましょう!

内的動機づけと外の世界との接点を、一歩一歩探してくのが、人生の旅路なのかもしれませんね。


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