【デュエプレ/瞬間レジェンド1655】21弾環境のUKパンク所感・解説
こんにちは、makです。21弾環境もいよいよ終盤ですね。
今回は、僕が今期一番気に入っていたUKパンクについて色々語らせていただければと思います。
デュエプレ版UKパンクについて
紙の頃からUKパンクを使っていたので、実装が決まった時はとても嬉しかったです。ただ、使用感が大分変わったので、使用当初は大分戸惑いました。
デュエプレ版の効果はこちらです。
一方、デュエマ版の効果はこちら
強化した点
大きな強化点は間違いなく、ドロンゴーがしやすくなったことだと思います。ブータンだけでなく他のエグザイルクリーチャーを手札コストにしてドロン・ゴーできるようになったので、デッキスロットの圧迫が大幅に軽減され、使いやすくなりました。
ブリティッシュの墓地送り能力が改善されたのも大きな改善点です。手札補充ができるようになったほか、墓地に送る量が増えたことにより、墓地のカードの枚数未満のクリーチャーを破壊する効果が使いやすくなってます。
あと、トンギヌスで墓地を山札に戻せるようになったので、墓地ソースやブルース等の墓地利用にわずかながらメタになるのはいいですよね。弱体化面の方が大変大きいですが・・・
弱体化した点
一番大きな点は、このカードのせいではないのですが、クロムウェルが実装されてない点だと思います。
シールド・ゴーという能力で、破壊されると表向きでシールド化し、固有の能力を発揮します。こいつは自軍を全体SA化するので、自分のターン、UKパンクからこれとトリカブト等の自壊系クリーチャーを呼び出し、
クロムウェルを破壊することでSA化したUKパンク+槍+蘇生したクリーチャーでワンショット・・・という流れがベターでしたが、デュエプレだとクロムウェルが未実装なのでできません。これができたらマナと墓地を貯めて自分ターンにカツドン波唱えてワンショット!!ができたのですが・・・
実装されてないので、今期のブータンは主にトリガーカツドン波からの強力なカウンター手段を持つ、ビートダウン構築になっていることが多いですね。
もう一つ、効果がターン1でしか使えなくなったのもきつい点ですね。
紙の時はモールスの墓地回収でUKを回収、マグナムの自壊、オリーブオイルの墓地回収でトンギヌスをデッキに戻し再利用というループを使って槍を何度も打つループギミックがあったのですが、1回だけなのでループはできません。
あと、槍でランデスできなくなったので、テンポアドを取りにくくなったのが痛いですね。
箇条書きにすると、
メリット
・ドロン・ゴーの安定性向上
・中間形態(ブリティッシュ)のカードパワー向上
・槍の墓地メタ
デメリット
・クロムウェル未収録によるワンショット力の低下
・ループできなくなった
・槍のランデス没収
実装前はランデスビートかループとして運用しようと思っていたので、当初は大分困りました。
ゼロブータン
実装初期に僕が回していたのがこちらです。
回し方
序盤
リリン召喚して後続のコスト軽減、ニヤリーゲットで手札補充
中盤
プレリュードやリリンの軽減でブータンPOPやイズモを召喚、トンギヌスを絡めてビートダウン
終盤
シューゲイザーで残りの盾を削り切る
無色のカードで固めてるので、ニヤリーゲットが使いやすいのが大きな利点です。
メガギョロンで呪文を回収できるので、ニヤリーゲットやトンギヌス等、強い呪文を再利用できるのも強いですね。
シューゲイザーはワンショットするだけでなく、メガギョロンをマナから持って来て墓地のトンギヌスを加えたり、ブータン効果で加えた槍をシューゲイザーー>プリンでブータンをアンタップして再度ブータンで攻撃できるようにしたり、かなり器用に立ち回れます。
回ればとても強いんですが、
・初動が8枚しかないので事故率がちょっと高い
・有色を積むとニヤリーゲットのバリューが下がるのでトリガーを入れにくい
等の理由で途中からランクマでは使わなくなりました。
赤青UKパンク
現環境でよく使われるUKパンクですね。
回し方
序盤
・グレンニャー、アリス等小型クリーチャーを展開、手札を回す
中盤
・ロビン、ブータンPOPでアタック、手札を補充しながら盾を削る
(カツドン波トリガーを有効にするためにエグザイルは手札キープすることも多い)
終盤
・カツドン波トリガーで出たUKパンク+他の打点+槍でワンショット
・カツキングドロン・ゴーから3点、フィニッシュ
このデッキはとても回すのが難しいです。
一番難しいのは、エグザイルクリーチャーの使いどころです。
エグザイルクリーチャーは、<神>が出せない、<合金>が出せない等の1体しか同系列のエグザイルクリーチャーを出せない縛りがあります。
このため、ロビンとブータンは強力な攻撃時効果があるのですが、カツドン波をトリガーとして使うために場には出さないで運用することも求められます。
基本的には、盾を割ってくる墓地ソースや青白リキピ等のビートダウンは手札キープ、コントロール相手には序盤からエグザイルを展開してビートするのがベターですが、ブータンを出さないと槍がアタックチャンスで打てなくなってリーサルまで遅くなるので、青白リキピのガガアルカやエンターテイナー複数展開等でカツドン波をケアされる裏目があります。それを避けるため、裏目が薄い時はビート対面でもブータンを立てることが重要です。
(例えばクロックを手札に握っておけば、ブータンが場に出ていてもとりあえず1ターン耐えれます。ブータンを場に出しておければ、返しに槍連打でリーサルが狙えます)
拡張パーツ
この項ではUKパンクで採用が検討されやすいカードを紹介します。
大体テスタやロビングレートが自由枠になることが多いです。
キャロル
優先度B+
捨てられると手札に戻ってくるカードです。回数制限も特にありません。
・テスタやロビー等と併用することで手札交換が手札追加になる
・ハンデスの耐性が上がる
(ザビバレルのようなセルフハンデスは完封
ゴーストタッチのようなランダムハンデスも無駄になるリスクがあるので牽制になる)
等、利点は様々。
ドロン・ゴーやアタックチャンスは手札リソースが大事なので、手札リソースの維持、増量に大きく貢献するこのカードはかなり強いです。
ジェニーやザビバレルのような1枚ハンデスに強く刺さるので、赤黒ブルースや4CHDM等、タッチや特攻ジェニーが多い時期によく採用してました。
複数枚採用すると初手に多く来すぎたとき事故になるので、1~2枚がおすすめです。
キューブリック
優先度A
・ハンデスやロビーやブータン等の墓地送りでバウンスができる
・UKパンク蘇生で出てくる貴重な条件付きSA2打点、しかも除去されると1体バウンスできるおまけつき
バウンスがマジで強いです。現状あまりUKパンクで使われてないので、相手の意識外からの除去になりやすく、すごい刺さります。
サイキックや同型相手だとさらに良く刺さります。
UKパンクでは貴重なSAカードです。
その他、シータ刃鬼対面で、アクアスーパーエメラルでこれを盾に仕込んで、仕込んだカードをトリガーだと誤認した相手がダイハードで焼却することを狙うこともできます。
僕は今3枚採用しています。デッキスロットとの兼ね合いでこの枚数にしてますが、本当は4枚積みたい。
暴剣王邪ハリケーン
優先度B+
・cipで手札回収+墓地肥やし+条件付きSA
・ドロンゴーで2対フリーズができるエグザイル
ブータンが場にいるけどドン波で守りを固めたいときに強いです。コストは重いですが、効果は強力。水のエグザイルなのでロビンのドロンゴー札としても使えます。問題は手打ちしにくい重さ。
火焔特攻弾
優先度B-
・貴重な自分のクリーチャーを破壊できる赤のカード
・ジャバジャック、勝利リュウセイ等を除去できる6000火力
ただ、場にクリーチャーがいないと相手も破壊できないので、速攻相手に腐りがちなのが欠点です。
ドンドン吸い込むナウ
優先度B
・手札補充しながらバウンスできるトリガー
シータ刃鬼等でよく使われる強力なバウンスカードですね。
・呪文なので大王をバウンスしてロック解除できる
・槍やドロンゴー先のサーチ札として使える
等、柔軟に動けるのパワーカードです。
ただ、このデッキは赤があまり多くないので、バウンスできないこともたまにあるのが弱点です。
エマージェンシータイフーン
優先度B-
・手札交換できるトリガー
・キューブリックと併用してバウンスカードとしても使える
キューブリックと併せて大王ロックを解除したり、色々使える手札交換カードです。
テスタと比べて、手札総数が減らないのが大きなメリットです。
ただクリーチャーじゃないので打点にならないです。現状のUKパンクだとブータン+トンギヌスかカツキングを使わないと大打点を作りにくいので、打点が減るのは大きなデメリットです・・・
永遠リュウ
優先度C+
・全体SA
・マッドネス
・タップイン
・ドラゴンなので大王下で出せる
単純に強いパワーカードなので意外とUKパンクで使われてますが・・・
正直パンクで使うには重いので、相手のハンデスが必須です。
ハンデスが凄い流行している日は採用を検討します。
現環境ですと、僕は4Cヴィルヘルム、ドロマーオラクル、祝門、赤黒ブルース、4CHDMの対戦割合が8割超えたら採用を検討します。
あまりみかけないなら、キャロルとキューブリックの方が汎用性が高いので、そちらを優先した方がいいと思います。
サンダーボルト
優先度B-~C+
同じくハンデスされると場に出るマッドネスですね。
こちらはまだ手打ちできるコストですが、手打ちした場合はただの厳しい条件付きのWブレイカーです。
やはりハンデスが多い時の採用になると思います。
それか、リキッドピープルを併用したUKパンクに路線変更するかですね。
終わりに
紙の頃からマイナーデッキとして握ってたので、こうしてブータンが環境の一席に座ることがあるとは思ってもみなかったし、感慨深いです。
是非一度手に取って使ってみてください。かなり構築・プレイングの練度が要求されるデッキですが、それ故に慣れるととっても楽しいですよ。
来期はドラグナーを併用したパンクを組んでみたいな
闇を足して自壊や墓地回収したり、火を足してガイギンガで足りないビート性能を補填したりできるので、今から楽しみです。
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