見出し画像

思いやり

深層心理に眠る言葉は、思いもよらない場面でふと口から出てしまうものである。

それが思いもよらぬ波紋を呼び、相手の心を掻き乱してしまうこともある。

「言葉を選ぶことは悪いことではない」

それでも相手を傷つけてしまうことは起きるのだ。

そして、それはたいてい相手も、そして自分自身も己に対して感じていることなのだ。

罪悪感にしても悲しみから生じる無知な言葉であっても。

その自覚をする人が、ひとりまたひとりとも増えてゆけば、この世界はもう少しだけ

優しくなっていく。

この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?