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繊細さんだからこそできる気遣い

昨夜は久々の深酒。
朝、目覚めた時も胃や食道のあたりで
アルコールが残ってるような気配がした。

お酒を飲む場では、自然と声が大きくなる。
声量でカバーした分、
翌日は喉にダメージ負いがち。

絶好調の状態の声が10だとすると、
今朝は5という見事なしゃがれ声。

そんな日の出来事。

電話では声色に敏感

仕事でお得意先へ電話すると、
歳も近い女性のひーちゃん(仮称)が
受話口に出てくれた。

ひーちゃんは恐らく強めなHSPさん。
真面目で、頑張り屋さんで、愛嬌もある。
過去にはデートに誘ったこともあるほど。

ひーちゃんと電話で話すのは
1〜2か月ぶりくらい。
まけまなも久々に話せて嬉しかった。

するとひーちゃんが一言
「まけまなさん、ひょっとして
風邪引かれました…?」

心配をする優しさ

ひーちゃんは優しさの塊のような人。

何年か前、風邪を引いてマスク姿で
会った時にはお大事にと、
のど飴をわざわざくれたほど。

そりゃ惚れるのも仕方ない(笑)のは
置いといて、優しい心配りのできる
ひーちゃんの武器はまさに観察力。

普通の状態を把握するのが上手で、
好不調をパッと判断できてしまう
実に優秀なHSPさん。

そんなひーちゃんの耳センサーが
ん?となったまけまなのしゃがれ声。

すぐさま「実は昨日飲み会で
はしゃぎすぎてしまって…」と素直に告白。

「楽しい夜を過ごされたんですねー(笑)」

と笑いを取れたことに心の中で
軽くガッツポーズした。

電話を切ってから感じたのが、
「風邪」という言葉を選んだこと。

「風邪引いてしまって」と相手が答えたら、
「お大事に」という言葉を。

「風邪ではない」と答えがきたら、
「そのしゃがれの原因は⁉︎」と
話題を膨らませることができる。

スルーすることもできたはず。

そこを敢えて「風邪?」と聞くことで
原因判明→会話が膨らむ→良い印象が残る
という、まさに最高の一手。

日頃から観察しているHSPな
ひーちゃんならではの変化に対する
優しい労り方。

これをHSPな繊細さんが日頃から
意識することで周囲の印象はガラリと変わる
ものだと実感した出来事だった。

電話は苦手。だけれど

「HSPさんは着信に出るのが苦手」
こんなHSPあるあるを見聞きするが、
まけまなはもれなくこれに該当。

緊張するし、相手が誰だか分からない時は
怖いとも感じられるほど電話は苦手。

電話は聴覚が研ぎ澄まされて、
相手の感情がより手に取るように
理解できる感覚になる。

ひーちゃんとの通話のように声色・声質から
相手の状態を気にかけられるのは
HSPさんの武器といえるかもしれない。

電話は苦手だけれど、より相手を気遣った
コミュニケーションが取れるHSPさん。

苦手だから避けるのではなく、苦手だけれど、
この部分(細かいコミュニケーション)は得意。

であればきっと「電話が苦手」の意識も
弱くなるのかもしれないと気付けた
かつて好きだった人とのエピソードを紹介した。

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