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「旅するアナウンサー」が生まれた理由

旅する◯◯な人

「旅する◯◯」な人って、とても旅慣れていて色んなところへひょいっと行っている印象がありますよね。

もしかするとわたしもそう見えているかもしれませんが、本格的に旅をするようになったのは去年の8月のこと。まだ1年経っていません。

旅の初心者ともいえるわたしが、たくさんの旅人がいるなか敢えて「旅する」と名乗る理由。それは、わたし自身が旅できなかった人で、今まさに枠を外そうとしているところを、あるがまま発信していこう!と思ったからです。その考えに至った背景をここに綴っておきます。


全ての始まりはInstagram再構築作戦

全ては、ちょうど1年ほど前、Instagramの発信内容を見直して再始動しようとしたことから始まります。コンサルを受けたことで、それまではいわゆる「お仕事報告」中心の発信をしていましたが、

  1. みんなが見たいものは何?

  2. 誰に何をどのように伝えたい?

  3. 自分が叶えたいことは何?

を、改めて考えるきっかけになりました。


 1. みんなが見たいものは何?

いわゆるマーケティング的なリサーチを重ねながら、根本的な欲求を掘り下げる中で気づいたことは「みんなもわたしも"未知の景色"がみたい」ということ。無意識で「いいね」している・されている投稿の共通点には「問答無用に美しいもの」と「知らないもの」がありました。(もちろん他の要素もありますが、マズローの欲求の第一段階というのがわかりやすいと思います)どうでしょう、心当たりありませんか?あと、わたし自身が旅している人の綺麗な写真に多く反応していることにも気づきました。あと、猫。

2. 誰に何をどのように伝えたい?

わたしが伝えたいことは「ひとり女性のメンタルブロックを外す」だということはかなり初期の段階で固まっていました。30代後半以降、わたし自身のメンタル面の課題を乗り越えるために、心理学の書籍を読み漁ってきました。人生に迷ったときは本屋へ行くのが慣習になっています。どの専門家も口を揃えるのが「幼少期を振り返る」視点。その中で日本は「女性の自立」が困難な社会だという考えを持つようになりました。別の視点で、起業家支援を受ける中でよく耳にしたのは「女性は枠の中で思考するように育てられている。枠を外す思考を身につけたほうがよい」ということ。心理学で学んだことと点と点が繋がるイメージがありました。いち当事者としても「◯◯らしく」と言われ続けて育つ日本は、枠の中で思考する無意識下の癖づけが大きい実感があります。まさに枠をひとつずつ丁寧に剥がしていっている途中です。一緒に外していこうよ!そんな気持ちでいます。

3. 自分が叶えたいことは何?

「本能でしたいことをしたほうがいい」と言ってくれた人がいました。その時は正直なところ"本能レベルでしたいこと"が思いつきませんでした(まさに枠の中だった)が、会話の中で「直接行って見聞きしたい」と何気なく言語化していました。ここで改めて、自分が放った言葉を思い出したのです。


「旅すればいいじゃない」

ここまでの気づきを呑みながら仕事仲間の友人に話したところ「旅すればいいじゃない」という言葉をかけられました。その2日後には仙台へ旅立っていたそうです(本人はすでに忘れていた笑)。行きの電車の中「そっか、わたしがしたかったことはこれか!」その瞬間ぼろぼろ涙がでてきたことは忘れられません。

そして改めて発信者を見渡すと「旅する◯◯」な人が本当に多いのですが、「旅するアナウンサー」は居るだろうか・・・あ、いない!


「旅するアナウンサー」誕生

ということで誕生したのが、単なる旅情報だけではなく「旅する姿から"枠を外す"を促す」を発信する「旅するアナウンサー」です。

旅を重ねることで自分の行動パターンもわかってきました。 例えばわたしの場合、海と空みて地酒をいただくのが最低ルーティン。そこに余裕あれば電車や神社や地元メシ、その地域の芸術が加わってくる。なるべく訪れた地域の人が普段使っているものに触れたい知りたい感じたい、のです。

最初からどーんと遠くへ行けたらいいけれど、始めはちょっと足を伸ばすことを積み重ねていけばいいと思います。旅の目的も人それぞれでよくて、小さく重ねると自分の欲求がわかってきて、自分を大切にすることにつながっていきます。

今後はそんなことを伝えていく人生にします。
2023年6月。誕生月に寄せて。


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