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来週、名前を変えます

こんにちは。旅するアナウンサー 高木真紀です。
突然ですが、来週名前を変えることに決めました。
今回はその背景に触れます。

前回、心理学を学んだことに触れましたが、ここ数年で古代中国の思想も学んでいます。ざっくり説明するならば「自然界の中にあとから人間が現れた」という考え方。これが思った以上にしっくりきていて、まだまだ奥深い世界でもあります。

「陰陽五行」「易学」「九星気学」「禅」このあたりは今も日本での生活圏に入り込んでいます。お寺へいくと五色幕があったりしますよね。古くから現代まで伝わっているということはそれなりの意味があるのだと捉えています。

学ぶ前は「目に見えるものやデータ"しか"」信じられなかったのですが、「人間が把握しきれているものなど取るに足らないほど小さく、計り知れない部分が多い」ゆえに、「説明がつかないこと・科学や医学で解明されていないこともたくさんある」と考えられるようになりました。自分が見聞きしたこと以外を受け入れやすくなったように感じます。

そして延長上で「姓名鑑定」を学ぶ機会を得ました。これは価値観が180度変わる体験でした。

姓名の三大原則は「字音・字形・字義」

村山幸徳 編著 鑑定ハンドブック

字音:名付けられてから幾度となく呼ばれ続けるためとても大事
字形:姿。漢字の形など見た目やバランス
字義:漢字の成り立ちや意味

名前もまた言葉と同様「音」や「意味」の影響を受ける。これまでに学んできた音楽やアナウンス技術とも相まってしっくりすとんと落ちてきました。声を仕事にし始めたころ「いい言葉を使っていきたい」と思ったことが一周まわってきた気もしました。

名前自体もまた、言霊なのだと。

よく、名前とその人のイメージが一致することはありますが、使われ続ける(呼ばれ続ける)ことで人自身が名前に寄っていくといったほうが近いのかもしれません。今日もいきつけのコーヒースタンドで大好きなバリスタ女子がこのようなことを言っていました。「わたしと同じ名前の人、つよつよの人が多いと思うの」って。うんうん、わたしもそう思う。不思議ね。

そしてもうひとつのポイントは「生まれもったものではなく、後天的に名付けられている」=「名前は変えられないもの」ではない、ということ。

ふと見渡すと少しだけ名前を変えて活動する人が多くいることに気付きましたし、つい先日は、あの葛飾北斎も相当名前を変えていたとTwitterで見かけました。なあんだ、結構自由な世界だったんだ。また思い込みをひとつ外せてふっと楽になりました。

ということで、「名前変えちゃおう」「自分が考えた最強の名前をつけちゃおう」と決めました。ちょうど誕生月で、アナウンスという新たな軸を得てから10年の節目。自分へプレゼントすればいいじゃない、という絶好のタイミングでもあります。人生折り返してますし、好きに生きちゃおう。

自分で調べに調べて、師匠の監修も得ながら決めました。これからの人生をともにする心強い仲間を得た心持ちです。

これはすべての人に理解されなくてもいいと思っています。というより、人の行動はすべての人が理解しなくてもいいし、自分だけが理解していればいいのだと思います。自分軸。いまの日本に足りないもののひとつかもしれません。

あ!肝心の名前ですが、6月11日(子の日・BD前日)にお知らせします。新たな船出にドキドキワクワクしています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。

旅するアナウンサー 高木真紀


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