「アイ アム マイ ヒーロー!」を読みました

私が今回読んだ本は
鯨井あめさんの「アイ アム マイ ヒーロー!」です。


この記事は本書の内容を含みます。ネタバレご注意ください。





「アイ アム マイ ヒーロー!」物語

大学生の敷石和也は、同窓会の帰りに駅のホームで女性が転落するのを目撃する。
焦る思考の中、突然、全く知らない子どもの姿となっていた。目の前には、小学生時代の自分。
「赤の他人」として10年前にタイムスリップしていたのだった。
優等生のクラスメイトや、いつも一緒だった友達と過ごしながら、小学生時代の自分を客観的に見つめ、元に戻る方法を探すことに。


「アイ アム マイ ヒーロー!」を読んだ感想

過去に思い出したくないことや捨てさりたいことというのは共感出来るし、私自身も新たにやり直せるならやり直したいです。

小学校から中学、高校の環境の変化に懐かしさを思い出しました。

和也が過去を過ごした中で、なかった出来事、異物としてタイムスリップした原因を探す過程が面白かったです。
過去と向き合う姿が、私にはない強さで眩しく感じました。

「過去がいまを、いまが未来を構築していく。」

本書より引用

過ごした過去がいま、未来に繋がっているのだと、私自身の心に深く残りました。
未来のことはわからない、もしかしたら悪い方向に進むかもしれないけど、希望を捨てずに1日1日を大切に過ごしたいと思います。

少しだけ希望を信じたくなり、そっと背中を押してくれる1冊でした。

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