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意識と脳(感想文の書けない読書メモ)

本を読んだ感想や、書評を書くことができない。どこからどう取り上げて良いのやら?となってしまう。何も残さなければすべて忘れ去ってしまい取り出すこともままならない、我が脳。最初から入っていってない可能性もなきにしもあらずだが。

3月に読んだ本は何も書けなかったので、メモだけでも残しておこう。

自分の興味分野であり仕事でも関係してくる領域が「意識」。
意識と名前のついてる著書をいくつか読んだものの、意識とは何か納得できるものはまだ見つかってない。

茂木先生のこちらも。
意識とは何か、の答えはなかった。


そもそも、意識(consciousness)とは何か。

意識について議論をする際に、その「定義」をして欲しいというような要求を受けることがある。しかし、そのような問い、それに基づくやりとりは多くの場合、無益である。

-中略-
「意識の定義を述べよ」とか「クオリアの定義を言え」などの質問をする人は、有意義なやり取りをするというよりは、どんな答えをしても、それでは分からないなどと、要するに難癖をつけるタイプの人が多い。

クオリアと人工意識(茂木健一郎著)より引用


意識とは何か、をピンポイントで探していたから、すんませんな気持ちになったよね(笑)意識とはについては他の本を参考にすることにしよう。

クオリアの定義もなかったけれど、クオリアの内容については楽しめた。


もう一つはジル・ボルト・テイラー『WHOLE BRAIN』

これはめっちゃ良かった!おススメ。
ずっと人気で評判も良さそうだったから読んでみたもの。

脳科学者のジル・ボルト・テイラー博士。
左脳の脳卒中で過去の認知機能や身体機能を喪失。その後8年間のリハビリで全機能を取り戻し、自身の実体験と神経解剖学の科学的見地から、脳の仕組みや脳の使い方までを伝授してくれるような一冊。

人には定められた何かがあると思いがちな人間だけど、そう思ってしまう彼女の人生。

体験談って一事例だし、どこまで応用できるか疑心暗鬼になりがちだけどひきこまれた。脳科学者であるからこその言語化にありがたいという言葉が失礼なのかもしれない、が、本当にありがたい一冊。

幸せ脳、右脳で生きる、今を生きる、至福系の本の中でイチオシに躍り出た一冊になった。

日本語訳になってる彼女の有名なTED↑↑
これだけでもぜひ。

彼女の著書2冊目の『WHOLE BRAIN』は、実践してほしいという意図が伝わってきた。なので、ちょっと実践もしてみる。

ということで、感想文の書けない読書メモ終わり。

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