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元カレ

note書けない病から1週間。
原因となっている一つはアレ(昨日書いた桃源郷)で、一つは今日のコレ。


タイトル、元カレ。

なんてストレートなタイトル!
勢いで書くしかない。

10数年ぶりに元カレにあった。高校生の時につき合っていた彼は、青春時代の1ページに刻まれている。

地元で同窓会があり、同窓会の前日にひさしぶりに会うことに。田舎でカフェもろくにないので、再会場所はうちの実家(笑)母と弟と4人でおしゃべりという不思議な光景。


彼は昔から誠実でやさしくて、いつも私を尊重してくれていて、やさしくて、やさしくて。やさしいしか出てこんのかい!という、やさしい人と評しがちな相手。そんな彼に対し、当時一番浴びせていたワードが


「ホント一般ピーポーやな」


だった。苦笑いでごまかしたいが、一行だけで伝わる傲慢さ。常に上から目線で、おまえは女王様か!みたいな態度だったと思われる。

常識的で、教科書的な回答。または田舎の男尊女卑の思想が根底にありそうな回答が必ず返ってくるので、それを『一般ピーポー(people)』と表現していた。

「おまえだって、同じ一般ピーポーじゃんか!」くらいに返答してくれたらいいのだけど、彼はいつも「だよな、俺一般ピーポーだよな」の返答だった。



そんな彼と10数年ぶりに会った私の一言目は・・・

「あんた年取ったね」



オーマイガーッッ!!!!
本当はそんなことを言いたいわけじゃないのに、口から出る余計な一言。気の利く言葉じゃなく、また傷つけるような言葉が不意に出る。一応、口にしながら頭では“ちがーーう”ってなってるんだけど、時すでに遅し。


本当は心配だったのだ。
あまりに元気がなくて。覇気がないってもんじゃない、生気を感じられなくて。

心配していたのは事前に彼の誕生日からウリアで読み解きをしていたからもある。彼が持っていた資質の中で無性に気になったのがこれ↓↓

ギラギラ輝くゴールドたち
今後、この資質の使い方は要注意!

この4枚しかない黄金カードの3枚を持っていた。超絶「個」が際立つタイプってことだ。

1枚持ってるだけでも超個性が光るタイプだったり、協調性とか調和が無縁の資質になったりしがちなのだが、あまりに彼のイメージと違った。


出会った当時から争いを好まず、平穏な感じの彼だったので、当時から自分らしさを発揮できてなかったと言えばそれまで。だけど輪をかけて、彼の“らしさ”を鋭利な言葉で傷つけてきてしまったのではないか。と、ウリアの読み解きをしながら心配になっていた。

そんで実際にあったらホントに元気ないから、さらに心配になったのに、かけた言葉は「年取ったね」だから、もう最悪。サゲ女代表ですみません。



そうそう随分前置きが長くなった。
noteが書けないほど気持ちがズズンと落ちてる理由。

①サゲ女歴の長さを思い知る
少し前から、夫との関係性を見直そうと取り組んでるんだけど、これがなかなかうまくいかなくて。従者になるという気持ちはあるんだけど、つい出ちゃう女王様感。

相手を立てるということを知らないんですか?って自分に問いたいのだけど、知ってるとできるは違うんです。と言いたくなるざまよ。ようは、できてないってこと(笑)

夫を6年間潰してきたんだけど、自分の歴史をさかのぼると25年くらい男性を潰してきた過去があると思い知って、ゾッとしている。
サゲ女歴25年に終止符を打つには、三日三晩ではどうにもなりません、みたいなね。(とはいえ、誠心誠意やってます!)


②自己受容感を潰してゴメン!な罪悪感
私にとって“自分は自分のままでいい”という自己受容感というのは、とても大切な武器で、この武器を持ってるか持ってないかでめちゃくちゃ人生が変わると言っても過言ではない。

多感な時期にさ、下げることばっかり言って・行動してホントごめん。と思っているけれど、直接彼には言えそうにない。ごめん。

③落ちてることが既に傲慢
そもそも彼に対して「ゴメン」とか思ってること自体が傲慢なのだ。
だってさ、私の人生の中で青春の1ページで登場しているのと同様、互いに全然違う人生を送り、家庭を持ち生きている彼の中で、私の存在は0.001%とかに過ぎないわけ。

別にゴメンとか言われたくもないだろうし。
本気で嫌いだったら実家にこないだろうし。
あのサゲ女がー!とか思ってたら、まぁ連絡のやり取りもしないだろう。

と考えたら、私がこうしてウダウダ考えたり悩んだり、ごめんねとか思ってること自体、これまた20年前同様、傲慢なんだろうなと。

 



でもさ、やっぱりこの人生で出会えて、特別な存在であったことは確かだから、その相手にはできればHAPPYでいてもらいたいと思うわけ。傲慢であったとしても。

“あの時もし、あの選択をしていたら”
という瞬間が一度だけあって。
その選択をしなかった、というのが答えでしかないんだけど、珍しく“あの時もし”をグルグル考えちゃったなぁ。

と2000字以上書き連ねたことで、なんか重たい荷物を下ろせてきた気がしてきたぞ。書いて消化し昇華するスタイルであり、ごまかしない脳内裸スタイル。
 

そして彼よ、ネタにしてすまぬ。
罪悪感や傲慢さがあると言いながら、ネタにあげている時点で、最悪彼がこれを読んだとしても、きっと苦笑しながらも怒らずにいてくれるだろうという自惚れがあるから質が悪い。



さて、そろそろ強引にまとめると

夫にしても、元カレにしても、私がとやかくできることはない!
私ができることをやっていくだけ。


出会えた人たちが自分のど真ん中の道を歩けたら超HAPPY!ということで、私も自分の道を歩みます。

ごめんねじゃないね。
出会ってくれて、再会できてサンキュー!
また会おう!

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