maki

文房具と手帳が好き。

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最近の記事

餃子と私

  小さい頃、祖母と一緒にテレビを見ながら 餃子の皮を包んでいた。 あの頃は、何も思っていなかったけれど、 祖母が亡くなった今となっては、 懐かしい思い出だ。 一緒に餃子を作ったのは、いつが最後だったんだろう。 二度ほど、皮から餃子を作ったことがある。 一度は、実家にいたとき。 すごく時間がかかって大変だったけど、美味しかったなぁ。 二度目は、結婚したあと。 コロナ禍のステイホームのとき。 昔食べた手作りの皮が美味しかったからと思って チャレンジしてみた。 昔作った時よ

    • マウスを訪ねて三千里

      金曜日の朝8時50分 私は、自宅の机の上で、 『あっ、やってしまった』と思った。 会社にマウスを置いてきてしまったのだ。 自宅にあったマウスは、この間、 会社用のマウスが壊れた際に、会社用にしてしまったから、家にはマウスがない。 いろいろショートカットキーなど組み合わせてみたのたが、 タッチパッドも無効化のままで どうにもこうにも、 やりたいことをやるのに普段の5倍ぐらい時間がかかる。 上司にいって、10時になったら近所の家電量販店に行かせてもらった。 が!なんとそんな

      • プレミアムフライデー

        ジャーナリングをしていて、 ふと思い出した 『プレミアムフライデー』という単語。 月末最後の金曜日、 外が明るいうちに会社を出て飲みにいく🍻 プレ金なんて略されていた。 当時、私の所属していた部署でも、 午後3時にあがって、 火鍋を食べに行ったなぁ。 明るいうちから飲むビールは、 なんて美味しいんだ! 5時半には、お開きになり、 何事もなかったような顔で保育園にお迎えにいく。 お迎えの頃には、酔いも覚めているが、 ご機嫌の私がいた。 (早く仕事終わったんだから、早くお迎

        • ハイヒールと元気

          今日、同期のYちゃんとランチした。 お年頃の私たち。 『最近、歳だからか、疲れやすいよねー』という話題に。 Yちゃんが『でも、同期のAちゃんは、めっちゃ元気なんだよね。いつもヒール👠はいて、 カツカツって歩いて、トップスは、スカートの中にインしてるんだよ』と。 私も、『あっ、同期のBちゃんも、元気だよね。ヒールはいて、スカートはいてるよね』と。 ん??ヒールを履くと元気になるのか?! 私は、平らな靴だから、疲れてるのかな? じゃ、私も、明日はヒール履いてみようかなぁ。

        餃子と私

          喪主

          祖母が亡くなった。 お葬式をした。 喪主をした。 祖母の葬式の喪主をする孫の割合って、 喪主全体の何%なんだろうか。 私の母が亡くなってから2年。 祖母にとってみたら、娘を先に亡くした。 母の死後、90を過ぎた祖母を一人暮らしさせるわけにはいかず、住み慣れた土地を離れ、私の家の近所の施設に入ってもらった。 祖母にとっては、なんの馴染みもない町へ。 でも、私の家の近所なので週に1.2回は祖母の施設を訪ね、車椅子をおして一緒にお散歩したり、 施設のクリスマスイベントに一

          タピオカミルクティーの思い出

          2年前に書いて、下書きに残っていたnoteの記事。 いま見つけて、投稿した。 入院した母は、1ヶ月も経たずに亡くなった。 平成から令和にかわってすぐのことだった。 お見舞いのたびに、元気のなくなる母に会うのは、 かなりこたえた。 毎日、仕事帰りに病院へ行き、母と祖母の様子をみて、 電車に約一時間揺られ、義実家に息子を迎えに行く。 仕事があったから、いろいろ考えなくてよかったのかもしれない。 ともかく記憶があまりない。 久々に母の入院していた病院の最寄駅に降り立った。

          タピオカミルクティーの思い出

          ひとりっこ

          私は、ひとりっこだ。私の母も、ひとりっこだ。 幼い頃に両親が離婚したので、父の顔を知らない。 そんな中、母と祖母が同時に入院した。同じ日に、同じ病院に。 ダブルケアという言葉。自分が直面して初めて知ることになった。子育てと介護が同時になることを言うらしい。小学2年の息子を育てる私。流行にのるのは苦手なので、ダブルケアの波にのる必要は、全くなかったのに。 学童は、保育園よりお迎え時間も早くなり、宿題も毎日みなくちゃいけない、長期休暇ごとのお弁当作り。年長時代より親の負担

          ひとりっこ

          私について

          自己紹介をするのは人生で何度目なんだろうか。  意外と自己紹介していない人とのほうが仲良くなっている気がする。 今年で45歳になった私。 大学1年から話すようになった友人M。今は大親友だ。 出席番号順に並んだ大学のロッカー、彼女のロッカーの上が私のだった。 3桁の数字が並んだ黒のカギを落とし、彼女にあたった。 それが出会いだった。 親友Mと知人だったころは、共通の友人M(わかりにくいのでM2とする) M2を通じて仲良くなったのだが、卒業して20年以上たち、 知人のMは親友

          私について