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ゆっくりご飯をつくること。

いつも朝は適当に、朝ごはんらしいものを食べないままにしてしまう。
お腹空いてなかったらコーヒーかカフェオレだけとか、お腹に余裕あっても、それにプラスしてたまごとクッキーとかヨーグルトとかくらい。

朝だけでなくて、平日だと、昼も夜もささっとつくれるもの、つくるほどでなく冷蔵庫から出してお皿に出すだけくらいのもの、とかで時間かけないですませることも多かったりする。
のんびりだらだら食べてることはあるけど、つくるのは手間かけずに、焼くだけゆでるだけオーブンにいれたり低温調理するだけ、みたいな。

それが、この前めちゃくちゃひさしぶりに、朝からゆっくりご飯をつくったら、すごい楽しかったのでした。
つくったと言っても、コーヒーいれてトースト焼いてスクランブルエッグつくってきのこ炒めたくらいの、かんたんなことしかしてないし、特別にがんばったこととかもないのだけど。



何か特別なことをしたとかでなく、ていねいにつくったとかでもなく、ただ、いつもより時間をとって、ご飯をつくろうと思ってつくったのが楽しかったのだと思う。

高いところにしまってある、好きなお皿をわざわざ出してきて。
大きなお皿に、ちっちゃめトーストと卵ときのことワンプレートにきれいに盛り付けて。
ピンクのお皿のはじっこに、ピンクのクッキーのせたらかわいいなと思って置いてみて。

このお皿にこんな風におこうと思って、だいたい同時にできあがるようにして、浮かんだとおりにできてよかった。
かわいいお皿にちまちま並べてかわいくできてよかった。

いつもならつくりながら食べながらだったり、何かしながらつくってたりするのに、ご飯をつくろうと思ってご飯つくる時間だった。

なんかそういう、何かするときに、そのための時間にする、というのはいいなと思った。
結構、日常のことも仕事とかも、その何かのためだけの時間というのがなかなかなくて、何かひとつのことをしているようなときでさえ、ほかのことを考えていたりする。

自分のためにちゃんとご飯をつくるってなかなかやらないのだけど、適当でもながらでもなくて、そのための時間を取れるといいなと思う。
ご飯に限らず、ちょっとしたことだから適当になってしまうのを、ちょっとしたことなんだからちゃんと時間を取りやすいはずで、そんな風にひとつひとつの時間を取るようにしていきたいな。

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