書いて出すから出てくること。
何かを書き出してみたら、書いているうちにそれまで考えてなかったことを書いていることってある。
全然思ってたことと違うことが出てきているようなとき。
こんな流れで書くつもりなかったけど、なんか思ったままに書いてたら、ちょっと想定してない流れになってたとか。
書いているうちに思ってたことに加えて何か思いついたとか。
このnoteを書くとき、だいたいは、なんか気になるとか、もやっとしたとか、そういうのを、何がそんなにひっかかるんだろうなと考えていたり。
思いついたこととか気づいたこととかを、書き留めておこうと書いておいたり。
そんなのをちょっと何か書いておこうとしているはずなのに、書きはじめたことからずれたり広がったり付け加わったりして想定外になることがよくある。
全然違うことを書きはじめて話が長くなりすぎて、別にわけて書くこともよくある。
伝えたいことがあって思ったままさくさく書くこともあるけど、でもだいたいはゆらゆら考えながらあちこちに飛びながら書いていると思う。
そうやって、書きながらいろんなところに行ってしまうのが、書いてて楽しくて好き。
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人と話していても、同じように、話しながらどんどん話が飛んだり広がったり、つながってるようでつながってないような関係ないことを思い出して話しはじめたりしてしまう。
それは、人と話すと、相手の反応があったり、ほかの人の話を聞いたりするから、そこから思いついたり広がったりするのが大きいと思う。
自分だけの言葉とか感覚だけではないから、生まれるものがある。
でも、反応とか人からの話とか関係なく、単に話しているうちに、そのときにどんどん思いついて話していっていたりもするよね?
そういうのは、書くときの何かが出てくるのと同じだなぁと思う。
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話すのも書くのも、単に外に出すから、違う変化が起こるんじゃないかなとも思っている。
自分の中から外に出しただけで、中にあるときとは変わるんだと思う。
出してしまうから、出した部分に入ったり生まれたりするものがある気がする。
自分の中でぐるぐる考えていたときには、その同じスペースしか使えなくて同じところをまわっていたのが、外のスペースも使えるようになってできることが変わる感じ?
外に出して、それを自分で見たり聞いたりして客観的に見えるからっていうのもあるとは思うのだけど、書いて眺めたり、口にしたのが聞こえたりするより前に、出ていったところから何かが出てきている気がするんだよな。
理屈はよくわからないけど、そんな感じで、出していくことでつくられるんだろうと思うし、だからそれまで思ってないこともそのときに出てくるのかなって思えて、おもしろいなぁと思う。
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