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フリーランスが感じるこれってパワハラ?


✅この記事の結論

この記事の結論は、
「誰もがパワハラの被害者・加害者になりうる。
だから、自分がされて嫌なことは相手にも絶対にしない!」
です。
さっそく説明していきます。

✅フリーランスとパワハラの関係


フリーランスという働き方をしている人から多い相談の一つが、パワハラ問題です。
 
その主な原因は、発注者と受注者のパワーバランスにあるのではないかと思っています。
 
これは私が出版社でフリーのディレクター、ライターとして働いていた時に感じたことなのですが、どうしてこんなにも仕事を発注する社員は偉そうなのか! と常に感じていました。
 
立場が違うのでお互いを完全に理解しあうことはできないとわかっていましたが、それでも
「仕事をあげる側」
「仕事をもらう柄」
目に見えない上下関係のような空気感が私は本当に嫌いでした。
 
どんなにその仕事が適任で本人の意欲があろうが、フリーランスの立場は仕事を受注しないといけません。
 
納得がいかないこと、嫌だと思ったこと。
私は何度も経験があります。
 
実際、発注者と意見が割れたら仕事が二度と来なくなるという経験もしたことがあるので、よっぽどの信頼関係がある場合を除き、強く意見することが怖くなってしまった時期もあります。
 

✅嫌な思いをしないために私がやったこと


私は女性誌で働いていたので、職場は女の世界。
韓流ドラマのような露骨なことも日常的にありました。
 
仕事は好き。
でも、環境は嫌い。
 
発注者に好かれようとプレゼントを渡したり、イエスマンに徹しているフリーランスも少なくありません。
ですが、そうやって仕事を受けたら、ずっとその関係を続けなくてはいけません。
絶対にそうなりたくなかったので、意見を曲げたり、媚びを売らなくても仕事が来るように圧倒的に自分に力をつけようと心に誓っていました。
 
当時の私の仕事はライターです。だからこそ、真剣に書くこと向かい合いました。
次第にデヴィ夫人や六星占術の細木さんなど、いわゆる厳しい目を持った人が認めてくれ仕事の質は確実に変わりました。
 
仕事の受注で嫌な思いをしたくないなら、実力をつける。
 
嫌な思いをしない方法はたくさんあります。
嫌な仕事をうけないのもフリーランスの働き方の特権です。
 
ですが、自分に実力をつける。
これはフリーランスにとって、最強の自分を守る方法だと思っています。
 

✅自信のなさが自分の立場を下げている?


仕事の質が変わったことで、重要なことに気付きました。
 
「仕事をあげる側」と「仕事をもらう柄」にある見えない上下関係と思っていたものは、もしかしたら自分が勝手に下がっていると思っているだけなのかも?ということです。
 
「仕事をくれる人だから……」
「自分は仕事をもらう立場だから……」
自分の自信のなさが勝手に上下関係作り出していたのかもしれません。
 
これは仕事の質が変わったことで自信が付き、はじめて気が付きました。
一方的に卑屈にならないためにも、やはり実力をつけ、自分に自信とプライドを持ち働くことは大切なのかもしれません。
 

✅嫌な思いをしたなら本人に伝える


女性誌から書籍にキャリアチェンジをする際、いろいろな状況を差っ引いても「これはパワハラだろうか?」と感じていた社員に気持ちを伝えたことがあります。
どうしてそんなに嫌なことを言うのかと。
 
すると
「えっ、そうなの? 知らなかった。ごめん~」とケロリ。
私は彼女から発せられた鋭い言葉にずいぶんと傷ついていたのに、
本人は全くの無自覚。
嫌なことを言った認識すらなかったのか。
だったらもっと早く伝えればよかった……。
 
今は自由な働き方も増え、昔のようにフリーランスは企業から仕事をもらうだけが仕事を得る方法ではなくなりました。
フリーランス同士で仕事を発注、受注し合うことも当たり前にあります。
ということは、誰もがパワハラの被害者にも加害者にもなりえます。
 
言った方は忘れても、
言われた方は忘れない。
 
まさにこの言葉の通り、軽い気持ちで発した言葉も、受ける側は忘れられません。
自分がやられて嫌なことは、相手にもしない。
 
子供の頃に親から何度も言われた言葉ですが、大人になっていろいろな人と関わる際にはとても大切なように思います。
 

✅まとめ


「誰もがパワハラの被害者・加害者になりうる。
だから、自分がされて嫌なことは相手にも絶対にしない!」
 
もっと抜本的な解決策はありませんか?とお思いになるかもしれませんが、
人と人が嫌な思いをせずに自由に働くためには、こういう小さな努力を積み重ねていくしかないように思います。
 
その一方で自分に実力をつけ、立場をあげることも忘れないでください。
 
今日はフリーランスとパワハラの関係について書いてみました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました💖

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