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絵本に学ぶ「何を捨て、残すか」

金曜日!今週も、あと少しですね🌞

今週は毎朝1時間、古賀史健さん『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』をインプット&アウトプットしています📖

今朝は、【執筆】第五章「構成をどう考えるか」を読みました📝

構成力を鍛える絵本思考

「なにを捨て、なにを残し、どうつなげるか」の構成を学び、その力を鍛えるための教材として本書では「絵本」が挙げられています📖

例として、皆さんお馴染みの「桃太郎」が登場。

30枚の絵の中から10枚だけを選び、説明するワークが封入されていました🍑


桃太郎のワーク

情報の希少性を考える

コンテンツを作る時、きっと誰しもが悩むポイントが「なにを捨て、なにを残すか」ではないでしょうか💡

古賀さんは、こんな風に解説しています。

好きとか嫌いとか、おもしろいとかおもしろくないとかの感情をいったん置いて、「桃太郎を桃太郎しめているもの」を考える。
別の言い方をするなら、「ほかのむかし話とは違うところ」を考える。
それが、情報の希少性を考える、ということだ。

取材・執筆・推敲 書く人の教科書

いいコンテンツには、必ず「ここでしか読めないもの」が含まれます。

「企画を考える時」「原稿を書く時」、まず情報の希少性を考えたいと思いました。

書くことを極限まで絞り込むことで、自由に

今回、私も実際に、桃太郎の絵を30枚⇒10枚に絞り込んでみて思ったのは、「不自由さ」です。

「あと1枚だけ、入れたい…!」と何度も思いました。

先ほど選んだ10枚について、「もう3枚だけ、プラスしてもいい」と条件が変わったらどうだろうか?
・・・・
途方もない「自由」を感じるのではないだろうか?
・・・・
その自由は、あらかじめ「書くこと」を極限まで絞り込み、不自由のトンネルをくぐるからこそ入る自由だ。

取材・執筆・推敲 書く人の教科書

文章を書く時も一緒で、「あれもこれも」と書いていると結局、長い文章になってしまって…。

読者からすると「長いし、分かりづらい」文章になっているんですよね(自戒を込めて)。

絵本的思考で、「書くこと」の骨格を固めること。

そして、肉付けするように、追加のカードを入れていくことが、構成の考え方だと学びました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます🍀

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