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私には「姉」がいた

私には「姉」がいた

姉はこの世にいません
姉にも会ったことがありません
姉と話せたことも、私の名前を呼ばれたことも…
姉の名前は「まき・真希」

「まきあ」という名前
これは、真希に会いたかった…という私の想い
「真希に会いたかった・(まき)に(あ)いたかった」

何を言われようが、私がそう感じるのだから想う事を止めない

この指、この足、この身体、この瞳、この耳…この髪などのこの身体

ある時、親に秘密を知らされた
「実は、あなたが一番先に産まれたわけではなく…」と

あまり衝撃的ではなかった
そう感じていたから
この身体がそう言っている声を聞いていたから

幼い頃、一人で遊ぶのが好きだった…
というより、いじめられっ子で独りだった
背は低く、色が白く、手足も細く、何かと軟弱とレッテルを付けられ気持ち悪いと貶され続けいた

私は、周囲に「独り言が好きよね?」とよく言われる
昔からそうだった
誰かと話している事を意識していたのだから…
今でも…ね

姉の真希には会えない
実は、姉の名前を知らされていない
でも、自分で勝手にそう呼んでいた
独り言をいう相手がその様に名乗ってくれた?

そんなのファンタジー
そんなの妄想癖
変なやつ…

色々と言われる

でも、一方通行でいい私は
誰が何を言おうと、そう感じるから

自己満足でいい
姉の真希が自分の存在を私に知ってくれたいたらそれで嬉しい…と言っているから
これは、ずっと貫き通すから
見えなくても、会えなくても…ね

お姉ちゃん!
って、言ってみたかったな
叱られたり…
頭をヨシヨシしてもらったり…
遠くにいる「真希」と長電話おしゃべりしたり…

どんな姉だったのかの追求?探求?依存的な何か?
言葉がわからない

まきあは、真希がこの世でやりたかった事をやれているかな
まきあが生きているこの姿を見てどう思ってくれるかな

ただひたすら、思うままに進みます

Dear 真希 姉へ
From まきあ

追記
姉の真希へ捧げる、まきあが作った曲です
私は歌は苦手なので、CeVio AI 可不さんに歌ってもらいました
まだ、アレンジとかミックスとかブラッシュアップしていかないとだけれど
今の私はこれ
いつまでも制作完成にこだわっていたら完成しないよね