賛否どちらかに してみよう
おはようございます。
とっても久しぶりな投稿です。
目標達成率90%の英語スピーキング講師、高橋です。
新しい仕事などを得て、忙しくしておりましたが、
最近、?という投稿を見たので、書こうと思います。
あなたは、英語スピーキング試験、IELTSやTOEFLiBT等
受けられたことがありますか。
英検1級の二次のスピーチとは、少し違ったアプローチを
求められることがあります。
回答サンプルを暗記して、使いまわそう、ということで
サンプルの暗記をされる方がいらっしゃいます。
ここで ご注意なのですが、そのサンプルで全ての
スピーキングテストに通用するかというと、そうでないこともあります。
例えば、IELTSのスピーキングで、英検1級のスピーチにするといい
と言われている、「訊かれた設問をそのまま 繰り返して言う」は逆効果になります。
私は、実際のIELTS Speaking の試験官から指導を受けているのですが、
試験官の間で差はある物の、それをしたら すぐに5。5に落とすと
言っている方もいるほどです。
自分なりの言葉で言い換える、すぐに答えに入る、が正解です。
もう1つ、気になっていることがあります:AかBのどちらがいいですか、という質問に、延々とAとBのいい所を述べている回答サンプルがあることです。
どちらか選べ、と言われているのに、それでは 回答になっていません。
少なくても、早い段階で一言:私はどちらもいいと思う、というような
立場の表明が必要です。
私だったら、自分の本心は横に置いて、どちらかを選べるように
日頃から練習しておく方が いいと思う、と助言します。
2つのうち、1つを選び、その理由を述べられる、
もう1つの選択肢より よいように考えを述べられる力の方が
役立つと思うのですね。
そのテスト用に、というだけでなくて、
日本人が苦手な英語のロジックを鍛える練習になります。
率直に申し上げて、AでもBでもいいのです。どちらかが
優れている、ということはないのです。
そこを、どちらかが優れているように、ロジックをつけて
英語で瞬時に言えるか、が腕の見せ所なのです。
選んで、自分の選択肢のいい所を言う練習、お勧めします。
共通点に重きを起きがちな日本人には、いい練習になります。
今日は以上です。
ここまで お読みいただき、ありがとうございました。
考えているイメージということで、voice watanabeさんの
ビジュアルを使わせていただきました。ありがとうございました。
よろしければサポート御願い致します。いただいた費用は、私の研鑽費、そして日本の英語スピーキング教育改革に使わせていただきます。