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日々を綴る(世界)

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記事一覧

「困りごと」を人に放り投げることができてしまう力

連休最終日ともなると観光地である鎌倉も少しは落ち着いた様相である。朝から曇り空で風が強い…

鎌倉でハイキングをして気づいたリサとガスパールみたいな私の人生を豊かにするNVC的…

「たべられたくなかったチョコねずみとさとうがしのブーのぼうけん」みたいな長いタイトルをつ…

死にたくなりながら頑張らなくてもいいんじゃない?

気圧の影響による気分のブレがものすごい。数日前の雨の日のただ雨なだけでびっくりするほどの…

NVCの「初級」「中級」「上級」って何?

NVC(Nonviolent Communication)の学びの場づくりをする中で、常日頃、悩ましく思うことがあ…

"力み"をとるチカラ

今が見頃の藤の花を眺めにスタバに訪れる日が続く。通りにはさつきの花が美しい。何故だか子ど…

すみっこに追いやられる「賢さ」

身の回りにいる多くの人たちが、マインドフルネス・瞑想の習慣を持っている。そして憧れる人た…

「まわれ、右」と大阪人の必要

鎌倉は御成のスターバックスコーヒーのもっとも美しい季節が訪れた。「フクチャン」で知られる漫画家・横山隆一の邸宅跡につくられたこの店舗には、プールを備えた美しい庭園がある。その辺りにはチューリップが、そして藤棚や八重桜の姿があり、水面にピンクの花びらが揺れるのは、入れ立てのカフェオレの表面をみているみたい。ゆるやかな遠心力が、とてもやさしく心地よいのだ。 そんな風景が目の前にあると、おもわず顔を上げて、外をみることになるでしょう?それがよくて、このカフェによく訪れている。ma

見えない痛みの継承のこと

恐ろしい夢を見た。小型飛行機のようなものが離陸する。それについているロープを握っていた私…

あわい(間)にこころを寄せる

桜の花びらが地面に吸い込まれてゆくにつれて、淡い緑が徐々に姿を現す。次第にそれは色彩を鮮…

NVCから考える「わかちあいの地平」

「いのちの授業」 あなたならどのように紡ぎますか?先日「いのちの授業」を伝えている 一般…

「つらい」気持ちに、居場所がある社会でありますように - NVC未来ダイアローグより

4月9日、一般社団法人リヴオンの尾角光美さんをゲストにお招きした対話の場を開催しました。光…

山桜の頃

まだ月の昇る前の遅い夜。鎌倉の友人と自転車を押して歩く帰り道に、今年の開花状況についての…

柔らかな夜風に吹かれて

京都在住の友達が、桜の写真をSNSにあげている。鴨川沿い、そして京都御所。本満寺の枝垂れ桜…

困りごとスルーの技術

私たちの暮らしが今よりちょっと楽になったり、ゆとりが持てたりすることって、「困ったね」ってことを素直に言葉にできて、そのことがちゃんとケアしてもらえる空間が少し増えてゆくことと関係していると思う。 困りごとをスルーすること、つまり、何事もなかったかのようにやり過ごす力を磨いているうちに、気づくと、発想力だとか、おかしいということに声をあげる力、本来あって欲しいことを大切にする力が、どんどんか細いものへとかわっていく。ぼやぼやしている間に、諦め癖がついてしまう。 それは、ち