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SNSに投稿される飲食店などへの不平、不満、批判が好きになれないのは、その投稿の根本が、自分勝手過ぎるから、です。お客がお店を選べるのと同じように、お店もお客を選べると僕は思っています。

SNSを使っていると、世の中には本当にいろんな人がいるなぁと思いますね。
こんな人もいるのか! ということを教えてくれる。

なかでも、僕が好きになれないのは(あくまでも僕的にですが)、飲食店の悪口やマイナス評価を書き連ねる人です。

焼き鳥や鰻、ラーメンなどの食べ物ごとに、それが好きな人のグループみたいなのがあったりして。
僕もお店の情報が手に入るからいいかなと気軽に入ったりしたのですが。
こんなお店があるのね、というよい情報も得られるのですが、ときおり流れてくる批判的な投稿にうんざり。

今日見たのは、よく行かれるチェーン店のお店の注文が口頭ではなくデジタルに変わった件について。
面倒で嫌だ、店がラクなだけで客は負担だ、店の効率が上がるのならその分安くすべきだ、と。

なるほど、もしかしたら、店員さんにオーダーする方が早くて、それが楽だと思うひともいるでしょう。
実際に、ストップウォッチかなんかで測ればタイムは早いかもですね、、、笑。

しかし、そのためには店員さんが対応しなきゃならない。
しかし、ラーメン作りながら対応したり、注文を覚えておいて作っていったり、覚えきれなければメモしたり、、、店員さんのやることは少なくないですね。
それは店のやるべきことだろ! 当たり前だろ!
って言われそうですが、そうですかね?

僕が、SNSに投稿される飲食店などへの不平、不満、批判が好きになれないのは、その投稿の根本が、自分勝手過ぎるから、です。

お客がお店を選べるのと同じように、お店もお客を選べると僕は思っています。
こういう人に来てほしい、こういう人にはきてほしくない、と明言したり書いてあることこそなくても、お店には考え方がきっとあります。

その考え方に基づいて、値段や料理の内容、お客への対応を決めて営業しています。
それらに不満があるあなたは、そのお店には合わないだけです。
お店にとっては、あなたが招かれざる客なんです。

お店のあり方をお客に合わせて変えろ?
ご冗談を、って話です。
あなたがそのお店に行かなきゃいいだけですよ。

誰もが気に入らないお店なら御客が来なくなります。潰れるかもしれません。
そういうリスクを負ってやってるんです、商売ってのは。

だったら、そう書いておけ!
うちはこんな店です、合わない方は入らないでください、と。
たしかに、そうしていたり、それに近いお店もありますね。
駒込で三十数年焼き鳥屋を営んだ僕の叔父貴はそんなでした。



だけど、全ての店にそれを求めるのもまた、ちがうかなと僕は思います。
みんながみんな、うちの店はこんなです、合わない方はご遠慮ください、となったらどうですかね?

じゃあ、どうしろって?
自分に合う店は自分で探す、選ぶ、感じとれるようにするんです。
食べログやぐるなびに頼らずにです。

その覚悟(大袈裟ですね)をもってお店選びをしたら、合う店合わない店がほぼ的確にわかるようになりますよ。慣れです。
そんなのめんどくさいと思う方は、グルメサイトに騙され続けてくださいね、、、笑。
でも、SNSに文句書いたりはやめた方がよろしいかと。恥ずかしいですよ。

あ、ちなみに、注文が画面やQRコードになっていくのはこれからますます増えます、きっと。
諸物価の高騰で原価がどんどん跳ね上がり、抑えられるのは人件費くらいですから。
それから、店員さんにオーダーするよりも、スマホの方がラク、画面の方が早いって人もどんどん増えますよね。

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