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「回転軸」を鍛えれば老化しない

今回は 日本スポーツ史に残る

最大の謎を 史上初めて解明します!



中倉清といったら「昭和の武蔵」と呼ばれた

20世紀を代表する剣士です

郷里には銅像も立っています



剣道で将来を期待されていた中倉青年は

22歳の時 後継者として

合気道開祖・植芝盛平の養子となり

彼のもとで稽古を続けました



植芝は 古流剣術の経験はあり

大陸では 集団で襲ってくる馬賊を

真剣で何人も斬り捨てるなど

「実戦」を知る最後の世代でした



とはいえ 現代剣道は

厳密なルールに規定された

純然たる競技スポーツです



公式戦に出たことのない植芝に

「アスリート」としての実績は ゼロであり

コーチとしての手腕は 未知数でした



後継者ですから 中倉は当然

合気道も並行して稽古しました

生業として 皇族の警護も行っていましたから

剣道に割ける時間は 限られます



通常であれば 競技者として

大きく腕を落とすはずです



しかし 養子入りの翌年には

明治神宮の剣道大会で優勝し

初の日本一に輝きます



。。。これは いわば

クラシックバレエを習ったら

フェンシングで金メダルをとっちゃった、くらい

あり得ない話です(゜ロ゜;ノ)ノ



剣道と合気道では

そのくらいかけ離れています



そもそも 合気道では

競技は行わず

ひたすら型稽古を繰り返します

あえて分類すれば

スポーツではなく「ダンス」です



中倉はまもなく 植芝との養子縁組は解消しましたが

無敵街道を驀進し

43歳で若手に敗れるまで

公式戦69連勝の大記録を打ち立てました

ほぼ20年 無敗です!!



その後も 52歳で国体に出場し

大将として無敗で鹿児島を優勝に導きました

50代まで 現役選手として

トップクラスの実力を維持していたのは

他の競技を含めても 彼くらいでしょう



88歳で竹刀を置くまで

世界中の若い弟子たちを

手玉に取り続け

海外では「モンスター」と呼ばれました



昭和最高のアスリートを育てたのは

公式戦に出たことさえない

「ダンスの師匠」だった
。。。という

スポーツ史に残る 奇妙な実話です



最低でも言えるのは

「全ての剣道選手は、合気道をトレーニングに取り入れるべき」

ということです



それどころか あらゆるスポーツ ダンスのスキル

運動神経を磨きたい全ての人にとって

合気道は 年齢問わず

有用であると考えられます



中倉の師・植芝は 達人として名を残しただけあって

人体という「運動体」の本質を

正確に理解していたようです



人体のように

「直立したまま平行移動する縦長の運動体」は

自然界どころか 人工物を含めて

ほとんど存在しません




理由は明快で

「極めて転びやすい」からですw

電柱を 支えなく立てたまま

トラックに積んで運ぶことは あり得ませんよね?



つまり 人間は

運動体として アホみたいに出来が悪いのですwww

不合理な直立平行移動を 無理やり成立させるために

莫大な情報処理が必要となり

結果として 脳がここまで肥大したと考えられます




不安定な直立体を どうにか安定させるには

まず何よりも

体軸と重心線を 完全一致させる必要があります



これを求めるために 最も確実な方法は

「コマのようにその場で回転すること」です

回転軸は 間違いなく

その運動体の体軸と一致するからです



ゆえに

軸回転(ターン)が苦手な人は

必ず どんな運動も下手です




植芝は

「合気道の全ての技は、四方投げの応用に過ぎない」

と指導していました

この場合の四方は「360度」の意味です



具体的には 相手の手首を握って

そのまま360度ターンします

相手は 腕がねじれて

投げ飛ばされてしまうという技です

合気道を習うと 最初に教わります



四方投げの目的は 明らかに

「回転軸の強化」にあります



人体という 不安定な縦長の運動体を

直立させたまま操作するには

まず 正確な体軸の強化確立が第一であることを

達人・植芝は 知悉していました



中倉も 当然

養子入りの直後から

四方投げを死ぬほどやらされたはずです



それによって 体軸が

正しく まっすぐ 強靭に天地を貫き

剣道のレベルも劇的に高まったと考えられます



合気道と剣道に共通するのは

「上体を直立させたまま動き回る」

運動構造です



剣道は 胴をつけるので

身体を曲げたり 倒したりしながら

試合することはできません

直立姿勢の維持が不可欠です



つまり 中倉にとって

四方投げの稽古は

一見 遠回りに見えて

実は 剣道上達のための

この上ない「最短距離」だったわけです



もちろん ライバルの剣士たちは

体軸を専門的に強化するトレーニングを

行っていません

それが 中倉清とその他大勢の

最大の差だったのです



だから 合気道を取り入れるといっても

実際には

四方投げさえやりこめば

十分な成果が期待できます



ついでに言うと

運動神経は 女性の方が早く向上します

身長が低い分

体軸を通しやすいからです




もちろん エアー(一人稽古)でも

やらないより はるかにマシです

やり方は YouTubeを検索すれば

いくらでも調べられます



可能であれば 素足で

あえて 足場の悪い野外で行うことにより

いっそう効果が高まります



年齢を重ねても

人体の形は 大きく変わりませんから

何歳からでも 効果は出るはずです



高齢になっても

合気道を続ける人が多いのは

生涯に渡り 運動神経の向上を

実感できるからなのでしょう






・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*・゜゜・



・中倉清が晩年まで絶対的に強かった理由

・四方投げが合気道の根本とされる理由

・合気道の上達が年齢性別に左右されない理由



・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*・゜゜・





これら 武道界の長年の謎を

「物理学的に」解明したのは

おそらく この記事が史上初めてです

関係者にとっては 大事件でしょう



人体は「生命体である前にまず物体」です

この世の あらゆる物体は

「静止体」と「運動体」に分類できます



動物は もちろん

運動体に属しています

人体は 運動体として死ぬほど不出来ですw



だからこそ 運動神経を

極端に高める必要がありました

ヒトほど 多様で複雑な運動を

マスターしうる動物はいません



こうした視点は

言われてみれば当たり前ですが

マキト以外 地球上で誰も気づきません



「人類に無い視点」を

提供し続けている僕の正体は

未来人かもしれないし

宇宙人かもしれませんよwヾ(*^▽゜)



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