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【スイス留学】番外編~日本の米は世界一~

こんにちは、Hugoです!今回も記事を見つけて読んでいただき誠にありがとうございます!さて、番外編です。日本の食生活が恋しくなる中で残した、ちょっとした創意工夫の爪痕のようなものを記事にしております。

日本米を食べたい日本人の、スイスで安価に日本米を再現する方法を模索する姿が描かれております。是非今回もお付き合いください!

1.米を食べたい

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ヨーロッパでの主食は基本的にパンというのは周知の事実だと思います。現地のパンはやはり日本よりも遥かに種類が豊富で、値段の割にかなり美味しいものが殆どです。流石はヨーロッパ、はたまたスイス。

ということで、普段のパン中心に回る生活にもかなり満足しているのですが、週1くらいで襲ってくる衝動が...。

「めちゃくちゃ米食いたい...!」

幼少期から白米が1番の大好物で、オカズなしでも余裕でおかわりができるほどでした。今回もミニ炊飯器&しゃもじ持参での留学です。

...少しずつ街に溶け込み始めたとはいえ、自分が生粋の日本人だと自覚させられます。

ただ、日本米を現地の日本食スーパーで買おうとすると、ただでさえまぁまぁな出費になるものの値段が跳ね上がるのは目に見えています。迂闊にコシヒカリやらあきたこまちやらには手が出せず苦しい日々が続きました。

その一方で、タイ米や、それに似た品種のお米(パエリア用など)は普通にどこの店でも安価で売られています。それでも十分ですが、細長いわ炊いてもパラパラしすぎだわで少し物足りない。お腹にどっしりと来ません。

やっぱり食べたいのは、あの、粘り強い食感の日本米なんです。なんとか手に入らないものか...。

2.イタリア産で日本米を再現

「ひとまず日本米に近い形をした米を探せばいいんだ」

大学近辺のドイツスーパーを徘徊していた時、ふとアイデアが浮かびました。米コーナーに直行。そこで買ったのが、こちらです!

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デデーン!(開封済みの画像ですみません)

イタリア産"Riso Sant Andrea" という品種です。パッケージに描かれた品目が何なのかは全くわかりませんが(おそらくスイーツ)、一粒一粒が日本米に似て楕円に近い丸みを帯びています。これは期待大!

本日早速こちらを炊いてみました。米と水の分量、蒸す時間は日本米を炊くときと同じです。

結果、想像通り、ふっくらと粘り気のあるご飯が完成...。

肝心の味ですが、個人的には、食べた時の甘み、風味やご飯を炊くときの匂いは日本米より若干劣ると感じました。これに関しては炊き方や水量に改善の余地がありそうです。

それでも家族から送られてきたレトルト食品との相性はかなり良好です。今後もうまく利用して米を頂く喜びを噛みしめていきたいと思いました!

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なんとか知恵を絞ってはいるものの、日本の米は世界一だという事実は、どんなにこれから僕が工夫を凝らして海外のお米を美味しく炊いたとしても変わらないでしょう!

ただ、勉強と並行しながら、生活でも工夫を凝らしつつ困難を乗り越えていくことも留学の醍醐味なのではないかと気づきはじめました。もしかして巻き寿司くらいだったら在学中にぱっと作れちゃうかもしれません。

今後もこうした生活での格闘を投稿していきたいと思います。「なんか頑張ってる留学生がいるなぁ」と、読みながら応援していただければそれ以上に嬉しいことはございません。それでは、Auf Wiedersehen!

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