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会話の中で、相手の中にある ”力” を思い出させるお話

こんにちは!
耳が聴こえないまっこ(Makko)です!

今日は私が小学生の時のお話をします☺

~エピソード~

小学3年生のある日のこと。
理由は忘れたのですが、【祝日だけれど登校日】という日がありました。

私はもちろん、両親もカレンダー通りお休みかと思っていたので、
私は学校へ行かず近所の書店へ本を買いに行きました📚

その書店の息子さんは同じ小学校の上級生だったんだけど、
オーナーであるお母様が、

「今日、学校あるよ?」

と教えてくださいました👀

えええええ!?
今日、が、っこう、あるの!??

これまでほぼ皆勤で学校に通っていた私が、無断欠席ー!?(笑)

ダッシュ!!で帰宅して(当時はそこそこ足が速かったの☆笑)、
親に話し、急いで学校へ車で送ってもらうと…

中間休みの真っ最中で、多くの生徒たちが校庭で遊んでいるではないか👀

わー!本当に学校あるじゃん!!(泣笑)


おそらく事前に担任の先生から説明があったはずですが、
私はそれが聞き取れておらず、
この祝日が登校日になっていたことを知らなかったのです(笑)

(たぶん、先生も悪気があった訳ではなくて
 私にもきっと伝わってるだろう、と思っていたんだろうね。笑)

あわわ…
今の時間から教室入りにくいなあ👀💦

モジモジしていると、その場を通りかかった女性の先生が、
「あら、マキちゃん今来たの?」と声をかけてくださって。

ギクッ!!💦

登校日だったことを知らなかったこと
=情報をきちんと把握できてなかった/管理能力が低い

…と思われてしまうかな…?
と、8歳の子どもながらに不安に感じてしまって、ついつい

「…えーっと、遅れちゃった~」

と、冗談めかして答えてしまった私。

先生は「ふふ、いいよ~(*^^*)」と言ってくださって。
私はその笑顔に救われました✨

この出来事は、書店のオーナーさんが私のことを

「近所の耳が聞こえない子」

だと認知してくださっていたからこその声掛けだったんだよね。

聴覚障害者に限らず(例えば外国人の方々であったり)
「一見、大丈夫そうだな」と感じられるような場合でも、
情報が伝わりきれていない場面があります。

🍀気付いた時には率先して声をかけあう
🍀会話の中で相手の中にある力を思い出させる&そのことに対して意図して力を使う

そういったことが根付いていくといいなあ、と感じたエピソードの1つです🌸

【秋の手話紹介シリーズ】

今回の手話:紅葉

左手を開いて手の甲を上に向け、
左手の親指から小指に沿って右手の親指と人差し指でつまむ仕草をします。
紅葉が手のひらの形に似ていることから来ています。
清水寺にて

毎日が新発見と挑戦の人生旅人🚢まっこポーロより

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