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最高球速平均151㌔。大学日本代表投手陣がすごすぎた(20230828 侍ジャパン U-18壮行試合2023)

侍ジャパン U-18壮行試合

大学日本代表が貫禄を見せつけた。

高校日本代表は8/31から台湾で開催されるW杯に挑む。

その前哨戦として今回の試合が行われた。

どうしても高校日本代表に注目してしまうだろうと。

でも今日は大学日本代表の完成度に見入ってしまった。

貴重な一戦を目にしようと25943人が来場。

私は万一抽選に外れたとき用にチケットを2部購入。

両方とも当たってしまったため片方をメルカリで売ったが、試合一ヶ月前には売れた。

試合一週間前になると売り切れになってるにも関わらず「いいね」をしてくる方が多く、それだけ注目度の大きい一戦だった。

あと、やっぱ抽選で取ると席が非常にいい。笑

今回の試合。

結論から言うと8ー0で大学日本代表が圧勝。

高校日本代表は3安打に抑えられ、
正直手も足も出なかった。

ただ、高校日本代表にとっても収穫のある試合。

試合後の壮行セレモニー

甲子園終わりで、どうしても俗に言う「燃え尽き症候群」が起きてもおかしくない時期。

今回の敗戦によってよりチームとして気を引き締めることにつながるはず。

高校側の立場から言うと、甲子園終わりすぐでバットが金属から木製に変わった。

そこの対応が今後どれだけ改善できるかが、W杯で勝つためのカギとなる。

今日の試合も大学代表の速い速球に差し込まれるシーンが非常に目立った。

金属だったらポテンになるかもしれない打球も、木製だとフライに終わる。

大学代表のような豪速球を投げる投手は特にアメリカ代表はいるはず。

早い球に木製バットでどれだけ対応できるかが、W杯の優勝につながる。

注目の丸田湊斗(慶應義塾)は4打席凡退に終わったが、彼のセンターの守備を見てるとものすごく安心感がある。

©️日刊スポーツ

脱力してフライ捕球するところや、少し助走して捕り、ランナーがいる場面でいつ走られてもいいようにきちんと備えていた。

ああいうところにセンスを感じた。


次に大学側の観点から

まず率直に見て、身体の大きさ二回りくらい高校生と違った。

今の高校日本代表もこの後の4年間しっかり練習を積み重ねれば、大学代表のように体も大きくなる。

4年間の大学生活。彼らはプロを目指して野球一筋で過ごしてきた。

この4年の差はとても大きいことを一目でまず実感した。

今日の試合は注目を上げると正直キリがない。笑

ただ、一番印象に残ったのは高校代表を3安打無失点で抑えた投手陣だ。

まず、今日の投手陣の最高球速を並べてみた。

先発  下村海翔(青山学院大) 153km
2番手 草加 勝(亜細亜大)  151km
3番手 武内夏暉(國學院大)  151km
4番手 上田大河(大阪商業大) 147km
5番手 細野晴希(東洋大)   158km
6番手 岩井俊介(名城大)   152km
7番手 木村 仁(九州共立大) 148km
8番手 古謝 樹(桐蔭横浜大) 152km
9番手 蒔田 稔(明治大)   143km
10番手  常廣羽也斗(青山学院大)155km
(全てスポナビから引用)

お分かり頂けただろうか。

最高球速の平均は151km。

いや、早すぎだろ。笑

特に目を引いたのはやっぱり5番手の細野晴希。注目しといて良かった。笑

最高球速158kmの時に写真を収められなかったが、彼のピッチングは一球ごとに観客からどよめきが起きた。

©️ Toru Yaguchi

158kmのストレートによって変化球がより活きる。

今日は変化球が一球のみだったが、計測した128kmのスライダーはとても変化量が大きい。

緩急がより際立つ。

スポーツ新聞もすぐに反応
いやー何球団競合になるんだろう😅

野手では特に明大コンビが活躍した。

3番の宗山塁(明治大)は3安打の猛打賞に守備でも二度好プレーを見せた。

※宗山はまだ3年生です。

井端弘和氏が認める軽やかなフットワーク。
実際に見ていても捕球とスローイング共に無駄がなかった。

5番の上田希由翔(明治大)も猛打賞の活躍。

5回には同僚の宗山を一塁に置き、ライトスタンドへ豪快なホームランを放った。

他にも主将の中島大輔(青山学院大)がタイムリーを含む2安打と盗塁を決めた。

華麗なバットコントロールで2安打とも逆方向への安打。

冒頭にも述べたが、当初は高校日本代表に注目する予定だった。

しかし、大学日本代表のスケールの大きさに圧倒され、魅了された。

大学も秋リーグがある。
今度観に行こ⚾️


p.s.習志野美爆音が丸田くんの打席の時に「KEIOダッシュ」。粋すぎた

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