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毎年忘るる七草粥

七草粥という文化が好きだ。
『年末年始でたくさん使った内臓を休めるために食べるんだよ、内臓はそうしてあげると喜ぶの』と昔お婆ちゃんに教えてもらった。その時に、みんなの内臓の事まで気に掛けるなんてばーちゃんは凄いなぁと思った。凄いなぁと思った矢先に謎の草がたくさん乗ったおかゆが出てきて


「これは私の内臓喜ばないから食べない。」


と堂々と言ったのを今でも覚えている。お婆ちゃんは大笑いしながら私の口におかゆを突っ込んだ。苦いったらないね、野草は。絶対アレ、ばーちゃん庭から引っこ抜いてきたやつたくさん入ってた、と思う。
そんな感覚通り苦い思い出の七草粥だけど、この文化の成り立ちとかが日本って感じがしていいな、と当時からずっと思っている。
七草の七つの草を未だに覚えられない私だが、大切なことだなって思う。

だけど、成人して1人暮らしを始めてからと言うもの全然やってない。

私は接客業をしているから、年末年始はお仕事。通常営業。
セールだ、福袋だ!なんだ!ってしてたら


「え?7日過ぎましたけど?」


みたいな、感覚。早すぎる。年始。
そこまで師走の感覚を引っ張らんでいい。

でも、今年は、なんと…。

たまたま買い物に出た時に見つけていた。


あ、写真撮ろってなった時には既に封を開けちゃってる、私クオリティ

可愛いパッケージとか見つけたら写真を撮って、何が良いかをノートにまとめるのが趣味の変態は、このパッケージに一目惚れ。ノータイムでカゴに入れていた。
7日の朝に食べることを楽しみにしながらキッチンに放置。
棚に仕舞ったら確実に忘れて7日を過ぎるから、戦略的放置。決して仕舞う場所がないとかではない、私の名誉のために書いておく。

話は脱線するけど、変態の趣味の記事もこれからここに書いて行こうかなぁ、と今思った。
ノートにまとめるとグチャグチャ線を書き足しちゃって、結果後日見直した時にがっかりするくらい汚いんだよな。…その時はテンション上がってていいんだけど、結果がなぁ…。

よーし、じゃぁ、試運転として書いてみる。
このパッケージの好きなところは、まず全体が和紙っぽいのね。
これがめちゃくちゃくぁわいい…!
赤と白の紅白でめでたいし、チラチラと七草の優しいグリーンが合ってる。この七草の配置も絶妙じゃない?何がなんやらわからんけど、リアルで可愛い。なのにデフォルメした梅が赤の背景にチラチラいて、下は”たくさんの四角”!この柄なんだって思って調べたら市松模様だって!”たくさんのしかく”で調べたもんだから、沢山資格が出てきたわ。流石、私の調べ方すごいわ。大雑把すぎる。
大好きなパッケージだけど、千切るの勿体ない、って感情は無かった。
そこらへんは諸行無常。
朝は時間が無い。そんな悠長なことも言ってられない。
こうして写真撮っただけでも素晴らしい…!
写真、撮っててよかったな。


こんな感じでツラツラ書いて行こう。
好きな物をテンションのまま書いていると楽しいな。


そんなパッケージに救われてなんとか今年七草を食べられた私。

食べやすかった、凄い美味しいってわけじゃないけど。健康になった感じ。
でも、胃を休めるって言ってんのに、そのあとすぐクッキー3つも食べちゃった。プラマイゼロ、むしろマイか?

あと、この記事を7日中にあげようって思ってたのに、あげれないあたり私らしいと言うか、何というか。


誕生日に行った京都の記事もまだ途中だし。


あー。書きたい事が多すぎる。

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