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チャート研究(無料)

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チャートの仕組みとか分析法とか。
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チャートの流れ

チャートの流れ

ラインの基準は「ヘソ付きダブルトップ」略して「ヘソダブル」←と自分で勝手に呼んでいる。

ダブルトップの谷間にはたいてい小さな「W」「M」の字のヘソがあり、ここでチャートに走っている見えないラインが可視化できるイメージ。

三尊もヘソが「Λ」の形の`出ベソダブル’。

この「ヘソダブル」のパーツが大小連なって
チャートが続いているイメージ。

ラインで表すとこんな感じ

ラインの内外には「攻防ゾー

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ヘソダブルと水平線

ヘソダブルと水平線

下のチャートにて
何度も意識されてきた赤矢印の落ち幅と同じ長さで反発し、その高さ(水平)でもみ合った。

そこからこれまた意識されている青の斜めラインに沿って2回跳ねて切り上げて右が高いWの形成。(ヘソ)

で、水平での揉み合い=攻防ゾーンをMAと共に上に抜けたら、、、そんなところから落ちるか?という感覚。(青矢印のところ)

イラスト図はこんな感じ。
ヘソダブルの1画目の終点の高さ(水平)で揉み

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トレード例

トレード例

実際のトレード例を1つ

時間足にこだわりはないが、
デイトレードなのでなるべく早く決着がつく下位足で良い型が出たらトレードする感じ。

今回はユーロドルの1分足にて

ヘソ・・・今回は平べったいW型に合わせて斜めチャネルを引き、1画目が出ていたらここであろうという高さから水平をざっくり予測して当てる。

右上がりの青チャネルに当たった最初の返し幅をを2等分になるようにセンターラインを引く。

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MAとプライスアクション

MAとプライスアクション

仕掛ける時の細かいタイミングだが、MAとのからみを見て入るとより確実性が増すイメージ。

※必ずしも毎回これを守っているわけではない。

まずは「すべてのラインの内外には`攻防ゾーン’があってこれを抜けたほうに値が進む」というイメージが前提。

そしてヘソダブルならヘソダブルを基準に`流れ’を追いながら、ここぞという時にはそれまで意識されてきた角度のライン(斜め)を当てて、イラストのように攻防ゾー

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チャートは幾何学模様(?)

チャートは幾何学模様(?)

思考遊びとして。

ただ、ライントレーダーの自分としては、チャートを線ではなく‘面’で見ようとするのであればベースにしないといけないことだと勝手に思っている。

(「チャートは面で見ることが必要だ」と言っているわけではなくて、そういう方向を目指すならという意味)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「チャートは幾何学模様だ。」という主張についてどう思うだろうか?

「そう見える人には

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ラインの角度

ラインの角度

これまでの記事の「ラインは元からチャート上に走っているもの」という話を掘り下げてみる。

ライン=その時間軸において意識されている2点ないしは3点をつないだものであって、その平行線も都度意識されていくのは、ある程度検証をしているトレーダーなら感覚的に当たり前のことであると思う。

また、「下位足の波が、上位足の重要な節目に止められる」ということも語る間でもないくらい当然のこととしてあると思う。

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目線の固定①

目線の固定①

いつも同じ基準でラインを引く。

これが口で言うのは簡単だが、実際やるとなると難しい。自分の場合は値動きに合わせてラインを引くのではなくて、「角度は元からある」というオカルトを妄信してラインにMAが沿っている時にトレードするようにしている。

値動きの癖とか習性とかそういうものを何とか見つけようと検証するのだが、値動きに合わせてラインを引いても一向に糸口が見えてこず、何なら引いたラインを消して同じ

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目線の固定②

目線の固定②

いつも同じ基準でラインを引く。

これが口で言うのは簡単だが、実際やるとなると難しい。自分の場合は値動きに合わせてラインを引くのではなくて、「角度は元からある」というオカルトを妄信してラインにEMAが沿っている時にトレードするようにしている。

値動きの癖とか習性とかそういうものを何とか見つけようと検証するのだが、値動きに合わせてラインを引いても一向に糸口が見えてこず、何なら引いたラインを消して同

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値動きの対称性①

値動きの対称性①

値が乗っている角度(≒トレンドライン)と水平との「中間の大きさの角度」というのがチャート上に元から走っていて、それがトレンドを陰から支配している・・・という妄想をイラストにしてみた。

※必ずしもきっかり中間の角度になるわけではなく、多くの場合ダブルトップや三尊のショルダーの角度になっていて、それを「支配角度」と呼んでいる。人によっては「絶対角度」や「境界角度」とも呼ぶらしい。

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値動きの対称性②

値動きの対称性②

波動とか波形とか、およそ巷で唱えられている理論と呼ばれるものはほぼ分からなくて、唯一「エリオット波動では5波を数える」ということくらい。(否定しているのではなくて自分の理解度の話)

で、チャートは「幾何学模様」に見えるということは過去記事でも言ったが、なぜ幾何学模様に見えるかというと、

1つはチャートが「フラクタクル」であるということと、もう1つは「対称的な模様」になっているということからそう

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値動きの対称性③

値動きの対称性③

チャートが幾何学模様に見える理由は「フラクタクル」であるということと、もう1つは「対称的」であるということだと思っているが、その対称軸・対称点をどう取るかということがポイントになる。

なんせどこから見てもフラクタクルなもので、軸や中心はどこでだって取れてしまうという問題があって、機能しているように見えるラインが肝心のエントリーの時に限って機能しなくなるというトレードあるある被害に遭うことが多い。

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ライン@実際のチャート①

ライン@実際のチャート①

ポンド円のワンシーンにて 
※あくまで1つの引き方であって、細かい波の往来等を見るためのラインではない。特に斜めラインの合わせ方は、波の始点ではなく波形に合わせたものであって後述する記事とは異なる場合がある。

 青いラインは別記事で言っているように「値が乗っている角度」であって、単体ではあまりトレードの根拠にすることは多くない。

上記吹き出しについて追記:「1つ目の〇より右側で、最上部の高値に

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ライン@実際のチャート②

ライン@実際のチャート②

下の画像は前の記事のポンド円のシーン

今回は、この時間軸で「メインになっている」緑の緩やかな角度に合わせてチャネルを引く手順を対称性に注目しながら追ってみる。

上記は事後的にロウソクに合わせて引いたものであり、チャートが出来上がった後だからきれいに引けたのでは? と思う人も多いかもしれない。

こういうチャネルをイメージしながら頑張ってリアルタイムで引いてみるものの、

「その瞬間に効いている

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ライン@実際のチャート③

ライン@実際のチャート③

今回は、ユーロ円をリプレイにて。

過去記事にもあるように、同じ手順・同じ角度で引いているので、「先に出来上がったチャートを見てリプレイで後付けに見えないようにしている」ということはない。

※プロフにも書いているが、出来高が確保されているものなら、通貨ペアやCFD、株や仮想通貨等いずれの値動きにも適用できる。

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