モヤモヤ感(メモ) 2018年8月25日

どうして私は現代アートに対してモヤモヤ感が抜けないのか?

その答えは出てて、一言で言えば、だいたいは美しくないから。

美的感覚は人によって、時代によって違うから、あくまで私の主観で断定するつもりはないけど、

今までにないことをして人をあっと驚かせたいと言った気概が強く先行し、洗練された魅力(美しさ)を伴わない現代アートは苦手だ。

それに、よほど知識がないと驚くことすら出来ないかもしれない。

私は開かれた芸術を信じてて、

見た目と中身、全てが秀逸だから芸術作品なんじゃないの?って思っちゃう。

(何にでも「アート」って言葉を付ければ格式が上がったり、洗練された雰囲気になって、注目されるっていう風潮があるけど

それは、日本のアートに対する理解の貧しさと、何となくすごい感じがするって心理を上手く使ってると思う)

やってみた学生時代

ただ私は、マイノリティ(しかも最先端)を受け入れない態度はもっと苦手で、学生時代は現代アート愛好家になろうとした。(この言い方がすでにおかしい)

岡山芸術交流祭、東京を中心とした現代アートの展示(ほぼ毎回意味わからないし、好きなアーティストのライブに行った方がよほど楽しいのに!)

イタリアのプンタ(安藤忠雄によってリノベーションされた、現代アート美術館)なども見に行った。

学内での大きなコンクールでも、私の思う現代アート作品を作ったし、それはちょっとした賞を貰えた。

そして当時思った。私は現代アートに向いてない。

とにかく書いている間もいろんな疑問が湧いてくる。

本当はただ新しいものが怖いから、色々と理由をつけて否定したいのかな、とか。

私は絵画の大きすぎる「力」にあやかりたいのか。それこそが老害だろうか。

もっと簡単に言えば、中高時代からずっと絵に慣れ親しんできたから?

でも、研究なきコンテンツはすぐコモディティ化するって、落合陽一も言ってるし、、、、、。

我ながら、古典と現代アートが入り混じったムサビっぽい悩みだと思う。

本当はもし後輩に見せるなら、こんな楽しくない文章は書かないと思うけど

メモみたいに出すことが目的だから致し方ない!

あまりに悩みが深すぎるので茂木さんに相談してみようかしら。


(2018/8/25)

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