日本人なのに日本語が難しい

最近、接客業のバイトをはじめて思った。

日本語って難しい。

今のバイトを始める前に最後に飲食店でバイトしたのはオーストラリアだったっけ。

不思議なのは、自分が客の立場で飲食店をいつも利用していたのにいざ店員の立場になると聞きなれていたはずの接客用語を思いだせない。

失礼します

失礼いたします

どっちだっけ? とか

メニューお決まりですか?

ん? あってる? とか。

オーストラリアで働いていた頃、お客さんはオージー九割だったし自分のたどたどしい英語しか通じないのに、オーストラリアで接客していた頃の方が楽だった、という不思議。

余談だけど、オーストラリアにいた頃ものすごく驚いたことがあった。

洋服屋を出ようとしたら、店員によびとめられ出口で自分の鞄の中を見させられたのだ。

私だけじゃなく、客全員。

おそらく万引き防止のためだろう。
日本でこれをすればおそらくおおごとだろうが、オーストラリアでは当たり前の光景だったので特に嫌な気分にもならなかった。

また、関係ないがオーストラリアは時間にルーズだ。
バスが十分遅れてくるなんて普通だし、遅れてきたにも関わらずバスドライバーもニコニコ笑顔で「ハロー」と挨拶してくる。日本みたいに「◯◯の影響で遅れて申し訳ございません」のようなアナウンスもなし。
これも日本だったらあり得ない出来事だ。

しかし、私は時間にルーズ、言い方をかえるとゆったりしたオーストラリアが大好きだし、店員が客の持ち物チェックすることも文化だなぁ、程度だ。
オーストラリアはいろんな面でものすごくシンプルだ。
オーストラリアは基本的に残業しないし、働く人間もとても大切にする。

シンプル イズ ベストだけど、日本には日本のよさがある。私が最近悩む接客用語についても、日本は「お客様は神様」精神でお客さんをとても大切にする文化なのかもしれない。(オーストラリアがお客さんを大切にしないという意味ではなく)

だから言葉の一つ一つにもものすごく気をつかう。

日本語って奥が深い。

もっと勉強しなきゃな。

では、アルバイト行ってきます。

#オーストラリア #ワーホリ #漫画 #まんが #エッセイ

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