佐藤 真|社会保険労務士|となりのブレイン

プラスファ社会保険労務士事務所代表| となりのブレインコンサルタント 保有資格:社労士…

佐藤 真|社会保険労務士|となりのブレイン

プラスファ社会保険労務士事務所代表| となりのブレインコンサルタント 保有資格:社労士、行政書士(有資格者)、宅建士、CFP  ★となりのブレイン https://www.yokomizo-kaikei.com/tonarinobrain/

マガジン

  • となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

    • 110本

    となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認できます。 売上・人材・資金に関する課題解決のヒントを探してみてください! https://ashitae-tax.jp/tonarinobrain/

最近の記事

製造業以外の社長も必見!         5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の本当の意味とは?②

前回は5Sとは何か、5S活動の本質的な意味、5Sが進まない理由などについて書きました。 今回は5Sの浸透させ、定着させる方法について記載します。 1.5S定着に向けた取り組み(1)全員参加 5S活動は全員参加で進めます。 全員というのは、役職関係なく全社員です。 もちろん、社長にも参加していただきます。 5S活動は組織的に進めていく必要がありますので、「5S活動推進委員会」のような組織を立ち上げて進めます。 社長は5S活動を取り仕切る「5S活動推進隊長」とか「5

    • 製造業以外の社長も必見!         5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の本当の意味とは?①

      経営戦略策定のご依頼をいただきました製造業でのお話です。 社長、執行役員にトップインタビューを実施、会社設立から現在までの簡単な経緯など様々なご質問をしました。 社風についてお伺いすると、お二人とも口を揃えて「うちは社員が自発的に何かをするという社風ではなくてね」とのこと。 人事的な問題を抱えているのかな、とイメージした上でその後、工場現場を視察。 皆さんコミュニケーション取りながら業務されているし、工程管理もしっかりできている。 人に問題ねえ、と思いながら工場をぐ

      • 採用ミスマッチを防ぐには②

        前回は採用ミスマッチについて、起こる原因やダメージについて書きました。 今回は採用ミスマッチを防ぐ方法について書いていこうと思います。 1.採用基準について (1)ペルソナの設定 採用するにあたりまして採用基準を明確にするようにしましょう。 経営理念、ビジョン、行動指針に紐付く人材育成方針に基づいた自社に相応しい人材像、いわゆるペルソナがあり、そのペルソナになれるに相応しい人材を採用するための採用基準があるのが望ましいです。 ただ、中小企業でそこまでできるかと言う

        • 採用ミスマッチを防ぐには①

          今回、経営戦略策定のお手伝いをしているのは、東京で老舗和菓子屋さんを継いだ2代目社長が経営しているパン屋さんです。 社長は事業引継ぎの前に既に地方でパン屋さんを営んでいましたが、引継ぎを契機に東京へ戻ってきました。 社長だけではなく、社長の奥様にもさまざまな項目でヒアリングを進めていき、「人」について伺い始めたところ、奥様から以外なひと言が…。 「もう、他人と一緒に働くのは嫌なの」 今までの表情とは打って変わり、厳しい表情で何があったのかをお話ししてくださいました。

        製造業以外の社長も必見!         5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の本当の意味とは?②

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        • となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ
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        記事

          今、企業経営に求められる4つのもの!   

          先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態を指す「VUCA」の時代と言われて久しいですが、時代が変わっても企業が成功する要因は変わらないものです。 今、企業経営に求められているものとは何かについてお話ししてまいります。 今、企業に求められているもの⑴企業理念・ビジョン 企業理念・ビジョンは、組織全体が共有する目標や価値観を示し、統一感を生み出します。 内部要因においては従業員が方針を理解することで、チームワークと協力を促進し一体感を醸成しやすくなり、組織全体が同じ方向に

          今、企業経営に求められる4つのもの!   

          人員不足に悩む中小企業が大切にしたいこと

          先日、診断に入った会社のトップインタビューで製造業の社長が仰っていた言葉。 「人員が足りなくて、多能工化できないんだよ。」 「人が定着しなくてねぇ。」 「採用がうまくいかないんだよ。」 「育児休暇とったら、みんなそのまま退職しちゃうんだよ。」 この会社に限ったことではなく、よく聞く話しです。 中小企業では大企業に比べて資源が限られています。 当然「人」という資源も十分にあることは少ないと思います。 中小企業が事業に「人」を活かそうとするとき、様々な業務をこなしてほしい

          人員不足に悩む中小企業が大切にしたいこと

          売上高向上直結?!          お客様目線のお店の役割とは?

          国内有数の観光地でお菓子屋さんを営んでいる会社のお話しです。診断に入る前に覆面調査として、密かにおじゃましてみました。 その日、近隣の人気ベトナム料理屋さんとコラボイベントが開催されてました。店内はお客さんでとても賑わってました。 私がお店に入ると「いらっしゃませ」の声もなく、ぼーっと立ってるしかありませんでした。お菓子屋さんと聞いていたのでお菓子を買おうにも商品が選べるほど豊富に置いてあるわけでもなく、レジ前にしか置いていないため買いづらい。 なじみのお客さんと思われ

          売上高向上直結?!          お客様目線のお店の役割とは?

          ビジネスモデルを簡単に模倣できちゃう?!ストアコンパリゾンのすすめ。

          今回は先日実施しました物販店舗の診断業務についてです。 実績は開店から1か月で目標売上高の半分程度しか達成できていない状況。 まずは4Pで分析スタート。 Product(製品・商品) 製品・商品やサービスの特性や品質、機能、ブランド価値を考慮し、顧客のニーズや要求に適合するように設計・開発された提供物のことです。 販売している商品は素晴らしいのですが、やはり販売商品数、陳列数が非常に限定的なため、常連客は理解している一方、一見客にとっては非常にお店の居心地が悪い状況です

          ビジネスモデルを簡単に模倣できちゃう?!ストアコンパリゾンのすすめ。

          マネージャーの育成について

          とある診断について先日、とある従業員50名ほどの製造業の企業診断に伺いました。 製造業というと5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の確認から入ることが多いのですがその会社、非常に整理整頓されており、さらに加えて売上も利益も好調とのことで、指摘事項がないのではないかというくらい立派な会社でした。 とは言え先方の期待も感じられたため、このあたりは深追いせず、別の観点で診断を進めていくことといたしました。 社長をはじめ、従業員の皆様からのヒアリングを進めていくとあらゆる業務で、

          ビジネスで今日から使える行動心理学!

          先日、ショッピングセンターへ買い物に行ったときのことです。 若い人向けのアパレルショップでどうやらタイムセールが実施されているようで、店員さんが大きな声で呼び込みをしているのですが、時折お店の前を耳をふさいで通り過ぎる方がちらほら。 強烈な呼び込みや推奨販売は確かに商売の効果を高める大切な行為かも知れません。でも、売る側の意図に反してお店の印象を悪くしてしまい、業績を低下させてしまうこともあります。 このような現象を行動心理学ではブーメラン効果といいます。 今回は流通

          ビジネスで今日から使える行動心理学!

          会社が目標達成するために必要な3つのものとは?

          「わが社の社員は優秀なんだけど、個人プレーが目立つなぁ」、「なんか、社員間がギスギスしてるなぁ」、「社員のモチベーションがあがらないなぁ」なんてこと、きっとあると思います。 業務は回っているけど業績があがらないなど、社長が思うような成果が出ないのは会社組織が適正に機能していないことが考えられます。 今回はそんな思いをされている社長にご参考になればと思います。 1.会社組織が機能するための3つの要素会社の組織を機能させるためには3つの要素が必要だと言われています。 1つ

          会社が目標達成するために必要な3つのものとは?

          戦略と戦術について

          先日、お取引先に伺う際、突然の豪雨に見舞われましたが、幸い地下道で駅から直結でしたので雨に濡れずに済みました。これがもし地上を歩いていかなければならなかったとしたら、ずぶ濡れになっていたでしょう。 朝のうちに雨が降っていたら大きな傘を差して出かけますし、午後からにわか雨とわかっていたら折り畳み傘を持ってでかけます。 濡れずに現地に着くということを目的とした場合、「戦略」にあたるのが傘を持って行くということ。「戦術」にあたるのがどの傘を持って行くのかといことと言えそうです。

          中小企業白書を読んでみよう!

          お客様によくお話しするのが、 ①日本の企業数 ②そのうちの中小企業の割合 ③中小企業の従業者数 ④付加価値額 答えは、 ①およそ367万4000社、約370万社と言ったりしてます。 ②99.7%、日本企業のほとんどが中小企業なんです。 ③68.8%、従業者の約7割が中小企業に勤務してます。 ④52.9%、我が国の付加価値額の半分以上を中小企業が生み出してます。 このような情報から、実務に役立つ情報まで記載されている中小企業白書。 中小企業の動向など何かご参考になればと思い

          なにから始めよう…。そうだ、業務効率化から始めよう!

          明けましておめでとうございます。 本年も、社長の皆様の事業に有益な情報をお届けしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 今回は、仕事をもっと効率良くできないかなとお考えの社長にご参考になればと思いお話しいたします。 ECRSの原則 私には業務効率化担当マネージャーなんて、仰々しい肩書きで勤務していた時代がありまして…。 それはさておき、業務効率化といっても様々な業務があり、何から手を付けて良いのかわからず、今回お話しするフレームワークを大いに活用したもの

          なにから始めよう…。そうだ、業務効率化から始めよう!

          差別化はもう古い?         お客様にとってのオンリーワンとは?

          士業ってオワコンなんですか? 不況になると資格試験を受験する人が増えるらしいです。 例えば社会保険労務士は受験申込者数で対前年3.6%の増、受験者数は対前年8.9%の増でした。 「資格を取っても飯も食っていけない」と言われ始めてだいぶ経ちますが本当にそうなのでしょうか? 士業オワコン説の根拠と言われていることが、 ①AIやRPAに置き換わりやすい ②デジタル社会の進展により、士業に頼ることなくで手続きできることが増えてきた ③登録者数の増加 などなど。 でも、これっ

          差別化はもう古い?         お客様にとってのオンリーワンとは?

          横溝会計グループBCP(事業継続計画)を策定しました!

          以前、BCPについて記事を書きました。 事業を止めない工夫|真|社会保険労務士|となりのブレイン|note BCP策定のお手伝いをしているにもかかわらず、自社にBCPが無かったら説得力ないんじゃない? ということで、 10月より横溝会計グループBCPを策定して運用開始し、これに合わせまして、従業員への周知と避難訓練も合わせて実施しました。 BCPの「策定を検討している」あるいは「策定していない」中小企業は7割にものぼり、大企業の5割を大きく超えており、多くの中小企業

          横溝会計グループBCP(事業継続計画)を策定しました!