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核災害環境難民 こども2人 とりあえず台湾で暮らすこと5年半 現在こども2人は成人し、…

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核災害環境難民 こども2人 とりあえず台湾で暮らすこと5年半 現在こども2人は成人し、ソウルとロシアに、、、私は関西で 迷走中 自分のこれからが見えないまま 日々感じることをかきとめておきたいと ここに書くことに 環境 食 社会問題 海外子育て事情

マガジン

  • こどもとおもちゃ

    こどもとおもちゃに関わるあんなことこんなこと。自分の子育て経験、元保育士、おもちゃコンサルタント視点の記事。

最近の記事

「ニュルンベルク裁判」

過去記事です。2015年に台湾にいる時に書いたもの 昨夜は「ニュルンベルク裁判」を観た。毎回、夜観た後は頭の中がぐるぐるで寝付けない。観た映画が、音声、英文、字幕 中文ともなると更に頭の中はぐるぐるする。普段使わない脳の部分を使っている気がしてボケ防止になるかななどと考えたりもするのだけど、、、。 この映画は裁判劇。被告はヒットラーとかでなく、ナチスの中枢の人でもなく、その当時の裁判官4名 法に従い、沢山の人を収容所に送ったり死刑にしたりという判決をだしていた裁判官。この

    • はだしのゲン教材から削除に思う事

      私が小学生の頃、家にはだしのゲン全巻があった。父親が買ったのか母親が買ったのか記憶にないのだけど姉や兄が読んでいたような気がする。 本も漫画も好きだったので、勧められた訳ではないが、読み始めた。 読み始めると怖いやら悲しいやら、理不尽さに腹立たしいやらいろんな感情が押し寄せ一気に全巻読み終えた。 何よりこの時代に自分は生まれなくて本当によかった。などと小学生なので自己中心的な思考で、心の底から生まれた時代に感謝した。 こんな悲惨な事があったのだから、もう2度と戦争をしような

      • こどもが落ち着く環境って?

        こどもが育つ上で大切な環境とは こどもを育てるうえで大切な環境とはなんでしょうか? 自然環境 これは、宇宙や自然の法則で人の力ではどうにもできないものです。 人的環境 その字の通り、人間です。こどもに関わる人です。親や保育士や教師など、私は保育歴30年だからおまかせください。人格は完成してますからとかそんな人がいたら怖いですよね。完成はありません。人間性は一生のテーマですから 物的環境 これは保育者や教師、大人の思いで配慮ができます こどもの育つ中でこの3つはどれも大事で

        • コミュニケーション力を育むおもちゃと遊び

          前回の続きになります。昔の記憶を掘り起こしつつ現在の状況を加味し普遍的と思われるようなことを書き留めておきます。 コミュニケーションを豊かにする遊びって大事なの? 遊びの中で育つものにはいろいろあります。こどもが育っていく中で社会性も重要ですよね。社会性とは、一つは人間関係です。簡単に言うと友達とつきあうというのも人間関係です。もう一つは社会認識です。これは世の中がどういうシステムになっているのか、という事です。 人間関係は だいたい3歳までだと AちゃんとBちゃんがいた

        「ニュルンベルク裁判」

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        • こどもとおもちゃ
          3本

        記事

          こどもとおもちゃの関わり

          東日本大震災以前は、木製玩具の販売と同時におもちゃや遊びこどもとのかかわり方などについて公民館や子育て支援センター学校等で呼ばれて行った場所でいろんな話をしていたのです。震災で避難して移住したあとは、その活動も仕事もしていなかったのですが、以前の資料が出てきたのでこれを書き留めておこうと思いこちらに書いておくことにしました。 良いおもちゃとはどんなおもちゃ よく、どんなおもちゃが良いおもちゃですか?良いおもちゃって何が違うのですか?と聞かれることがあります。或いはこどもに

          こどもとおもちゃの関わり

          「教育と愛国」から思う事あれこれ

           毎日放送の映像シリーズは唯一今の日本の放送人の良心と心意気を感じる番組だと普段思っている。特に斉加さんの撮るものは特別にそう感じる。  今やこういったドキュメンタリー番組は日本の放送では絶滅危惧種だという現実である。  2006年に教育基本法が改正された。改正という名の改悪ではあるが、当時、それなりに話題にはなっていたと記憶している。こどもに関わる仕事をしていたせいで教育関係の事で関心があった為、一般的な子育て中の保護者とは感覚が違っていたのかもしれない。 愛校心と愛国

          「教育と愛国」から思う事あれこれ

          MINAMATAと水俣

          映画MINAMATAを先々週見てきました。ジョニー・デップの特別ファンではないし韓国映画はしょっちゅう観るのですが、洋画(といっても洋画ぽくはないけどね。)は滅多に映画館で観る事ないのですが、テーマが水俣なので行ったわけです。 いろんな方が観たあとの感想をあげているのをあちこちで見かけます。大絶賛の人。違和感があった、事実とだいぶ違うという人、とりあえずミナマタを知ってもらうきっかけに観てほしいという方、いろいろなのです。 現実にあったこと実在した人物のものの映画は、いろ

          MINAMATAと水俣

          自民党総裁選挙と靖国参拝

          明日は自民党の総裁選挙。民主主義国家とは思えない、この一党の総裁が決まると数の原理でほぼ間違いなくこの国の首相が決まるというとんでもない仕組みが延々と続いている国にっぽん 国の代表を決めるのに主権があるはずの国民に投票権がない。そもそもがおかしいのだが、その自民党の総裁を決める選挙の件を連日テレビで流され特に批判もしないテレビ報道を一方的に流され否応なく耳に入り、あたかも自分に投票権があるように勘違いしている人も多数。とことんこの偽民主主義の国の仕組みは変わらないのだろうな

          自民党総裁選挙と靖国参拝

          親日と反日というもの

          このワードが私はとても嫌いである。だが、日本の人はこの言葉をかなり気安く日常会話の中で使うように感じている。違和感を感じないのかな?と耳にするたび不思議に感じる。 台湾に住んでいたと話すと大概、台湾いいですよねー。親日だし食べ物美味しいし。という類のセリフが10人のうち8人は返ってくる。どうやら台湾と親日は日本の人にとりセットなようである。 そして、娘が韓国に住んでいると話すと、娘さん大丈夫なんですか?韓国は反日だから大変でしょう。と眉をひそめてちょっと深刻めいた表情で話

          親日と反日というもの

          「災害からの命の守り方」を読んでからのあれこれ

          昨年末に、出版された森松明希子さんの著書、「めっちゃくちゃ分厚いんですよ」と事前に森松さんから聞いていたのですが、届いて開けてびっくり。ほんまに分厚い!!「なかなかの厚さやなぁー。これは移動中ではなく家で読まなあかんなぁ」と思わずつぶやきました。 見た目の分厚さに驚きますが読み始めるとテンポよく読めるのであっという間に読了できたのです。感想を聞かせてくださいねと言われていたのですが読んだもののなかなか感想を書くまでに至らず今頃重い腰をあげている状態なのでした。そもそも原稿な

          「災害からの命の守り方」を読んでからのあれこれ

          海外の放送から見える日本の闇

          日本のTV放送、特に在阪放送局はやたらと大阪府知事を取り上げ持ち上げての放送が目立ち嫌になるのです。実際には現場の状況がどれだけ取材できているのか、非常に疑問視しています。知事が番組にでてこたえているのばかりか、バラエティーにまで出て来る。その陰でおこっていることはないのか? 韓国のkbs放送の世界は今 という番組の中の一部、大阪の釜ヶ崎のコロナ下での状況を取材し映像になっています。わずか4分ちょいの映像ですが光のあたらない部分を映像にし訴えるもののチカラと伝えたい思いを感じ

          海外の放送から見える日本の闇

          台湾のオルタナティブ教育

          先日、学校の先生が雑談の中でコロナでいろいろ改めて学校の意味とか色んなことを考えた。と話してはりました。我が家のこども2人はのんがまだ学生ですがロシアの大学だしまゆこさんも大人になっているのでもう学校どうしよう。どこに行く?ということはなくなったのですが、先日のオンラインでの講座の後や、普段子育て真っ最中のお母さんたちに、相談されることがあります。 現在行っている公立の学校に合わないみたい、どこかいい学校知りませんか?などなど あとは台湾の学校はどんなのですか?というのも多い

          台湾のオルタナティブ教育

          子育て回想録 なぜゲーム機を買わないことにしたのか

          日本ではあまりおもちゃというものが、こどもの成長に重要視されていない。ドイツやヨーロッパの国ではこどものおもちゃへの考え方が違う。例えばドイツでは武器のおもちゃや戦闘機、タンク兵隊などのおもちゃはあたえない。もしも誰かからプレゼントされたら丁寧にきっぱり断る。またこどもの発達のみちすじを考えたおもちゃや家族でコミュニケーションが盛り上がるボードゲームなどが豊富である。おもちゃについて考えだしたのは保育士をしだしてからである。 保育所でこどもが遊ぶおもちゃがおままごとやプラスチ

          子育て回想録 なぜゲーム機を買わないことにしたのか

          子育て回想録 ゆずれないこだわり

          こどもが生まれる前から私は保育士だった。保育士だったら子育てのプロでしょ?困らないよね。なんて思う人が結構いるのですが、そんなわけないやん。仕事で1日8時間保育するのと、我が子の子育ては別物。そして保育士であるがゆえに自分の子育てに躓いたりする場合も多いのです。 それは学校の教師の子育てでもよくあること。だから、教師や保育士の子育てについての講演会なんかがあるくらい。我が子の子育てが思うようにいかない、なんでこんなふうになったんだと思い悩む保育士や教師は結構たくさんみてきまし

          子育て回想録 ゆずれないこだわり

          子育て回想録 なまはげになりたい

          息子、のんは小さい時からおもしろい感性の子だった。上の子まゆこさんは女の子でなんとなく自分に似た部分もありそこまでびっくりすることはなかったけれど、のんは想像を超えたものがあり驚くことが多かった。    赤ちゃんの時から私の好きな劇団わらび座の舞台を観に連れていっていたのだけど1歳くらいだと飽きてしまいというより、そもそもじっと観ることなどないのだろうけど、のんは身を乗り出して舞台を観ていた。泣いたりぐずって暴れたりせず、舞台の間ちーんとしていた。おかげで私とまゆこはしっかり

          子育て回想録 なまはげになりたい

          子育て回想記録

          子育てについてお話に来てほしいと依頼されたのは2月だったかな奈良の団体さんからの依頼。コロナの影響で集まるのが困難というので延期になりその後オンラインで開催できないかと連絡がきた。 というわけで、子育ての話をすることになり準備しなきゃいけないのだけど自分の子育てのはなし。うーん何から話せばよいのだろうか       以前おもちゃ屋とおもちゃコンサルタントというのであちこちで子育て講座やおもちゃ作り講座などに呼ばれて話をしていたけど、今はそんな仕事をしていないし100%自分の

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