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【ワーママ】アメリカで子育て プリスクール時代の苦労話

アメリカで働き始めた頃、子供がまだ小さくて、でもフルタイムで。

プリスクールからの延長保育で、18時の閉館までにオフィスを出て滑り込むのが至難の業でした。

アメリカ人は朝が早く、7時から16時まで(でフルタイム)のような働き方をする人もいて、1時間ランチを30分にしたり、ランチタイムもリンゴをかじりサンドイッチを頬張りながら仕事をして、マネージャーでも定時に上がる人が多かったのです。
(家に帰って家族と夕飯後、仕事してたりもしました。)

そして、子供の放課後の様々なアクティビティ(野球、サッカー、バスケ、体操教室、スイミング、テニス、ピアノ、バイオリン等々)には、送迎からお父さんも登場!

平日の昼間にも、お父さんが子供の学校行事やお稽古事に参加することが多く、この人達は一体何をやってる人だろう?と思ったこともありました。
(今となっては、自営業とか、デイトレやってるかもしれないとか、色々考えられますね。)

息子はいつも、ジャケットを着てバックパックを担いで、施設のメイン(ガラス)ドアの内側から外を向いて待っていました。

Ready to go home!
状態だったのです。

お迎えを待つ最後の一人か二人のうちひとりは必ず息子。
恐らく15分前には帰る準備が始まって、10分前ぐらいから座っていたのだと思います。
(足はプリッツェルといって、胡座を組んで床に座っていました。)

何度も18時に間に合わず、1分でも遅れると追加料金が発生するのに、帰宅ラッシュに巻き込まれ(一本道のところは避けられず)「お迎え」に限界が近づいていました。

ある日、預けていたところのPTA会長さん(Aさん)が、声をかけてくれて、いつも息子を18時までみてくれていることを知りました。息子も懐いているようで、良い方にみてもらえていることをとても嬉しく思いました。

そこは私立のプロテスタント系キリスト教の学校で中学校まであり、その方の中学生の息子さんもいつも18時まで学校で宿題などをしてお母さん(Aさん)と一緒に帰っていたようでした。

翌日には、思いあまって事情を話し、息子を一緒に連れて帰ってもらって、家で預かってもらえるようになりました。

ありがたくお世話になったものの、
会社からAさん宅はプリスクールよりも更に30分も遠く、息子を19時に迎えに行けたとしても、家に着くのが早くて19時半過ぎ。

朝晩定時+残業1時間ぐらいで回しても、朝家を出て帰るのが12時間後。

息子はいつもAさん宅でスナックやチキンナゲット(冷凍)、フライドポテトなど食べさせてもらって小腹を満たし、たまにお兄ちゃんに遊んでもらい。一方の夕飯は週末の大量の作り置きと、夫婦でエイヤ!の合作料理。

週末の1日は泥のように眠り続けて体力回復し、もう1日は掃除・洗濯・買い物・作り置き。夫婦で手分けして回す怒涛の毎日でした。

***

丁度今から2-3年前に西海岸で「Uber Kids」のようなサービスが流行り始めた時は、

「あの頃これがあったら!」
と、思わず叫んでしまったのでした。

そのサービスを起業した人達は、全員女性で高学歴&大手コンサル出身といったすごい経歴の人ばかり。

さすが目の付けどころがイイですね♪

働きながら子育てしている大変なお母さん&お父さん!いつかこうして「あの頃はよく頑張ったなぁ」と振り返る時が来ます!

ちょっと遅い反抗期が始まった息子(ティーンエージャー)に、今日も朝からプチッとムカッとしたけれど。

頑張りましょう♪

(写真は、本文とは全く関係ありませんが、随分前に空港でペットのうさぎと一緒に旅行している人がいたので撮らせてもらったものです。えっ、うさぎ?とあちこちから囲まれて撫でられていました。)

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