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新型コロナウイルスに思うこと

色々不安なことはあるけれど、
今回の新型コロナウイルスのことがきっかけで、いろんな気づきを得ることができたなと思います。

「コロナ疲れ」「自粛疲れ」って報道されてるけれど。
障害のある人の中には、施設入所を強いられ何十年と外の空気を吸ったことのない人もいる。
週にたった数時間の訪問教育しか受けられず、きちんとした教育を受けられない子どももいる。
当たり前の権利を保障されずにずっとずっと我慢し続けている人たちがいるということを、忘れてはいけないと思った。
コロナが終息したら、その人たちの生活はどう変わる?
自粛期間が終わったら、その人たちも外に出られるの?
それとこれとは別問題、ではなく、誰も置いてけぼりにしない社会づくりが必要だと感じた。
今回の休校による自宅学習(オンライン授業?)だとか、テレワークの対応を見ていると、やればできるじゃんって思ったんですよね。
対応できるシステムがあるなら、障害が理由で学びたくても学べない、働きたくても出勤できない、そんな人たちへの対応も、すぐさま考えてほしい。(学業や経済活動にヘルパー制度利用できないことの問題も浮き彫りに)

私は自立生活を始めて11年目になりますが、それ以前は入院生活や、実家での生活で、なかなか自由に外に出ることはできませんでした。
でも自立生活を始めて、生活の幅が広がった。いろんな選択肢を持てるようになった。
自由を知ったから、今の自粛生活にしんどさを感じてしまう部分はあるけれど。

でも、やっぱり、コロナ以前に、制限された生活をしている人たちのことに思いを馳せて、私は何かできないのだろうかとも思うのです。

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