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ミスマッチ解消のカギは情報提供

エンジニアの転職市場が加速しています。
電車の中、テレビ、SNSなど、あらゆるチャンネルで、転職を促す広告が目に入ります。
終身雇用の日本は崩れつつあります。
考え方も一度見直しした方が良いかもしれません。
これから、平均3年で転職する時期が訪れてもおかしくありません。

また、コロナ解禁になってから、エンジニア採用が一気に難しくなってきていると感じる会社さんが多いようです。理由はさまざまですが、コロナで採用すべきか不安な会社が採用モードに入り、人材市場の活性化に一役。

1、採用は大事ですが、定着はもっと重要。

採用面談に会社のことをしっかり説明、伝えることが非常に重要と考えています。

採用面談に、競合他社との差別化アピールが大切。会社はそれぞれ、得意なところとそうではないところがあり、エンジニアも同様に得意と不得意はああり、会社の特徴と今後の方向性と本人のキャリアプランの合致性がとても大事です。

採用する時に、自社の魅力を過大宣伝するなり、またはエンジニア本人に合わせて会社の特徴を変えてみたりすると、採用クロージングはできるけど、入社後のギャップにより早期退職は本人とっても、会社にとっても疲弊する以外何もありません。

また、会社の3年ビジョンを伝えて方が良い。せめて3年くらい在籍するエンジニアが多いため、会社と一緒に歩む方向性が近寄れば何よりと思います。

会社の弱みも素直に伝えた方が、有効。人間は、自分を大きく見せがち。逆に自分の弱みをアピールできている方がエンジニアから信頼される部分もありますね。

2、エンジニア転職する時の重視ポイントの優先順位つけが大事

・報酬
・仕事内容
・働き方
・福利厚生
・などなど

転職は、エンジニアにとって、大事な転換ポイントとなり、前職で不満を感じた部分を転職時に改善しようとする考えが一般的ですが、転職リスクも高いです。
生涯キャリアを視野に入れて、転職のポイントをリストアップするのはおすすめです。

優先順位も面談する時に、必ず確認するポイントとなります。
以下のようなパターンがあります。
・家族持ちの方、報酬>仕事内容
・プライベート重視する方は、働き方>仕事内容>報酬
・育児復帰のお母さんエンジニアは、時短ありが最優先

などなど、エンジニアの特性を尊重し、ポイントを大切にする必要があります。それも、エンジニアファーストです。

3、ミスマッチ発生後の会話も、大事

面接官も人間です。ミスマッチをゼロに防ぐことが不可能です。
ミスマッチ入社後、エンジニアも困るし、営業、人事サイトも困ります。

既定事実は変えられません。それから、挽回できる部分があれば、会話でこの会社としてやれる部分を模索することも大事です。
例えば、この会社のインフラ案件は少なく、このエンジニアもインフラの道を歩みたいならば、この会社としての可能性が限定されますよね。
この時は、エンジニアと営業が打ち合わせにより、営業もインフラ案件を増やすように顧客開拓のジャンルを工夫したり、エンジニアもインフラ以外のクラウド構築などの可能性も視野に入れて、案件探しに協力してくれたりすると、しばらくWIN-WINの可能性もありそうですよね。

4、最後

ミスマッチは、誰もみたくありません。
会社とエンジニア双方向の努力が必要と思います。

世の中の全てのエンジニアに、成長と幸福を届けますように。


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