見出し画像

本日、家族がテイラースウィフトのコンサートへ行ってます

タイトル通りなんですが、テイラースウィフトの来日公演2日目の東京ドームに相方と次男が行ってます。

今回の来日公演は東京のみの4Days。
それでも経済効果は341億円という試算が先日発表されていましたね。

さらにこのワールドツアー「The Era Tour」は史上最高の10億ドル超えの興行収入だとも報じられていました。

テイラースウィフトが動けば金を産む。
もはや一つの産業ともいえるといえるその経済効果をして「スウィフトノミクス」ともいわれていますが、
それをセルアウトしただのとやっかみはんぶんで揶揄する声も多いんでしょう。

エンタメやってんだから売れちゃいかんのか!

と言ったとか言わないとか。
まぁ清貧なんて言葉があるくらい売れないことを美化したりするのは日本だけかもしれないので、やっぱり売れれば勝ちだし大いに賞賛されるんでしょう。

それにしてもこの騒動、
いやあくまでも身の回り半径数メートルの話なんですが、そんなに熱心な洋楽ファンという訳でもない相方がコンサートにまで行くというのは相当だな、と。
相方が聴く洋楽といえば、クイーンとエド・シーランとテイラー・スウィフトという、ある意味ドのつくミーハーなんですが、そんな状況を観ているとふとマドンナを思い出しました。

マドンナは1987年の初来日から何度も来日していますが、ちょうど2度目?の1993年の来日公演当日の東京ドームへ出合わせたことがありました。
後楽園周辺にある会社での打ち合わせが終わって、さてオフィスへ戻るかと地下鉄駅へ向かっていると、東京ドーム周辺が大混雑しています。
華やかな格好をした女性も多くてなんだなんだ?と思っていると同行していた先輩が
今日はマドンナの来日公演で明日自分も観に行くんだと言います。

東京へ出てきてからライブというとモトリー・クルーやエアロスミス、ガンズアンドローゼズにエクストリームなどハードロック系のものばかり観に行ってたので、マドンナとの客層の違いに驚いた記憶があります。

マドンナといえば女性ファンが多かったような記憶がありますが、テイラースウィフトもそんな感じがします。
物言う自立した女性アーティストというかそういうイメージに憧れるところがあるんでしょうか。

とは言っても1980年〜1990年代と現在が明らかに違うのは、洋楽を聴く人が圧倒的に少なくなっているということでしょうか。

1980年代後半、学生時代レンタルレコード屋でバイトしていたことがありますが、当時は邦楽もミリオンセラーが沢山ありましたが、洋楽もたくさん聴かれていました。
店内在庫は洋楽が半分以上でした。

それが、今や洋楽よりは圧倒的に邦楽しか聴かれていないんじゃないでしょうか。
ちょっとオリコンの年間シングルチャート見てみます。
。。。。。。
。。。。。。
うん、オリコンというのがよくなかったかもですね笑
100位中に洋楽は1曲も入ってないです。
しかもほとんどが元ジャニーズやAKB系列ばかり(あと若干K-POPもありますがこれは洋楽に含んでいません)。

レコチョクにします。
。。。。。。
20位までのランキングがありましたがやはり洋楽はゼロ。

USENからは2023年間洋楽ヒットランキングというのは発表されていますが、邦楽ヒットとの再生回数と比べると桁がいくつも違うんではないでしょうか。

この傾向は音楽に限らず映画の世界でも似たようなものみたいですが、
その分野のコアなファンは海外の作品にも親しんでいますが、一般のライト層の人たちは国内作品しか触れないという。
色んな国や時代の作品にリーチしやすい「サブスク」や「Youtube」というものがあるにも関わらずのこの状況というのは、音楽ファンとしては悲しくなってくるような感じです。

昔だとマドンナはそんなライト層もコンサートに行くようなアーティストでしたが、ひょっとしたらテイラースウィフトのコンサートへ行くのはもはやライト層ではないのかもしれません。

そんな話を昨夜食卓でしていたら次男曰く
「うちの家は昔から洋楽でもなんでも聴いてたから、自然と自分も洋楽好きになったけど、高校の時もクラスで洋楽聴くなんて1人か2人いたら良い方で、うちの家が特殊だから。とにかく誰も洋楽なんて聴かないし知らないから」

そうなのか。
そんな時代背景の中でも4日間の東京ドーム来日公演を成功させて、341億円の経済効果をもたらすなんて、テイラースウィフトってやっぱり凄いんだなと思った、
そんな話でした。

PS.
写真が来たので。。間もなく開演


<了>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?