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Ableton live 12がリリースされました!

愛用しているDAW Ableton Live 12がリリースされました。

Ableton Live を使いはじめて13年。

今はなきCakewalk(ROLAND)のSONARを使っていたところ、WindowsからMacに移行したタイミングでDAWもAbletonに乗り換えました。

最初はその(当時としては画期的だった)ミニマルなインターフェースと独特なワークフローに戸惑いつつも、しばらく経つとAbleton Liveの特徴であるセッションビューにすっかり慣らされてしまい、セッションビューなしでは無理!てくらいになっていました。
ちょっとしたアイデアやサウンド、フレーズをどんどんクリップとして録り溜めていき、積み木のように組み合わせていくというトラック制作のやり方もSONARの時からずいぶん変化しました。
それから数年間は、セッションビュー一本で、一般的なDAWのインターフェースである時間軸(Abletonだとアレンジビュー)での制作はほとんどしなかったくらいです。

だけど、ここ数年はもっぱらサンプラーやハードウェアシンセでのセッションが多かったので、Ableton LiveとLogic Proはレコーダー兼ミックスとしてしか使っていませんでした。

しかし、そこはAbleton信者としてお布施のつもりでLive12のアナウンスすぐにアップデートを予約していました。

早速、AbletonのサイトからLive 12インストーラをダウンロードして、サブマシンのM1 Macbook Airにインストールします。

左がLive 11、右がLive 12。
Live 12のアイコンが丸みを帯びている以外はほぼ同じデザイン。
見分けがつきにくいので、もう少しカラーリングとか変えてもらってもよかったんだけどな、とか思いながらLive 12のライセンスをオーソライズして起動。

いきなりデモトラックがロードされます。
うん?珍しくない?Ableton Liveってデモトラックあったっけ?お前はFLStudioか?
とかなんとか思いながらデモトラックを再生してみます。

いいね、軽い。
デモトラックは色んな機能をてんこ盛りしがちなので、どんなDAWでもとかく重たいトラックが多いんですが、Live 12のデモトラックは軽い。
CPUも20%MAXくらいしか使いません。
それとも、M1 Macbook Airがやっぱり性能いいのか?

まだ全ての機能をチェックしていませんが、ヘルプのLive 12の新機能を追っかけながらざっと流していきます。

ブラウザにフィルタが付いたのはよかったな。
今さら?て感じですが、Liveではタグで探すって出来なかったんですよね。


新しく追加されたプラグインシンセ「Meld」は使いこなすのがかなり大変そうだけど、簡単なフレーズをMIDIで打ち込んで、あとで色々とサウンドを変えていくと想像を超える感じにどんどん変わっていくのが面白い。

Ableton Live 12 Meld


あと、これも新しいデバイスのRoarもいい感じだった。
カラーリング&サチュレーションエフェクトというだけあって、サチュレーターで音を汚すだけでなくて、ランダムにグリッチノイズで音を壊してくれるので、シンプルなドラムループにRoarを挿してやると、元のループを維持したままなんとかカオスになるギリギリくらいのところまで壊したビートを作ってくれる。

この新しいデバイスを使ってサンプラーに読み込むための自前のサンプルデータを作ると楽しいかも、と思ったりしました。

特に致命的なエラーとかも起きそうにないので、本制作用のMacbook ProにもこれからLive 12をインストールしようと思います。

<了>

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