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くさやの干物、初体験!!

こんにちは、makoto です。

先週、新島へ3泊4日のプチ卒業旅行へ行ってきた長男(大4)が島の名産物をたんまり抱えて昨夜帰ってきました。
竹芝から出ている船での旅だったのですが、シーズンオフで船も島も空いていたようで、たっぷり楽しんできたみたいでした。

早速、家族みんなでお土産を開封していきます(笑)
明日葉茶、明日葉そば、明日葉まんじゅう(明日葉ばっかりやな)
にいじまんというブルーベリーのジャム、
そして、くさやの干物!!
キタッ!くさやの干物!!

どうして、2度も強調しているかというと、
関西出身の僕は噂には聞いていたものの、実物を見たことがなかったからです。
世界3大臭い食べ物ランキングには入っていないものの(世界、恐るべし)
日本臭い食べ物ランキングでは、ほぼ全てのサイトで首位を獲得しているスーパースターです。
関西人の僕もその悪名、もとい名前は知っていましたよ。
関西地方だと滋賀県にはくさやの干物と首位争いの常連として名を連ねる「鮒ずし」という猛者もいますが、あいにく僕はこちらにもお目にかかったことはありません。
おそらくこれからもお目にかかる機会はないでしょう(笑)

そして、関西で昔から「東京では腐った豆を食うらしいで」と密やかに囁かれていたという「納豆」が「東京の臭い食べ物」としては有名でしたが、
こちらはもはや全国的にも一般的になってしまったのかな?
僕もどちらかというと好きな食べ物の1つになっています。
そういえば僕が子供の頃、地元大阪のスーパーでも入手できるようになってきた納豆を(まだ関西の食卓での日常食にはなっていません)父親は
「絶対、ワシの目の前で納豆食うな!臭くて1週間匂いが取れへん!」
という程、納豆を目の敵にしていたはずなのですが、
孫を連れて帰省した頃には、平気な顔で納豆を食べている姿を見て、
「あぁ、納豆の一般化はここまで進んだのか」と感慨深かった覚えがあります。

***

さて、くさやの干物です。
恐る恐るパッケージを見てみます。
(あまりの恐怖に写真を撮るのも忘れていました)
ん???
くさやの干物って、「くさや」という魚を干物にしたものだと思っていました。
本当はもっと立派な名前があったにも関わらず、その魚があまりに臭いので「くさや」という俗名が現代では正式名称になっていた、という哀しい説まで勝手にでっち上げていました。
くさや液という匂いの源になるものに色んな魚を漬け込んで作れるんですね。
今回のくさやは、青むろあじという魚だそうで、これで作るくさやは絶品だとか。

旅先でも食べる機会がなかった長男が、ちょっと炙ってくるわ、とくさやを持ってキッチンに行きます。
しばらくすると、ほんのり匂ってくる臭いにおい。
やがて、部屋の空気に色が付いたんじゃないかと思うほどの、とんでもない汚臭。
「うわぁ、なんじゃこの匂い、臭い、臭い、臭い、臭い!!」
窓、窓、窓、開けて!
換気扇、回せ!!
扇風機!!
大騒ぎです。

チャレンジャーの長男は
「いやいや、茶漬けにして食べたら、案外大丈夫だよ」
とご飯に炙って裂いたくさやをのせてお茶漬けで食べ始めます。
しかし、そのお茶漬けの湯気に乗って漂うくさやの匂いが、、、、!!!
臭い!!!

匂いに敏感な次男は、顔を真っ青にして、
大晦日のTV「笑ってはいけない」で臭いものを嗅がされたジミー大西のように目に涙を浮かべてえずいています(泣)

うーむ、恐るべし、くさや。
聞きしに勝るその匂い、あっぱれじゃ。

もうその匂いだけで、食欲減退。
「臭い食べ物って、実際口にしてみたら案外大丈夫なんだって♫」
とか、匂いを嗅ぐ前の呑気な言葉もどこへやら、あえて口にしてみようという勢いも削がれてしまいました。
残念無念。
もとい、助かったぁ!

くさやの干物を作っていらっしゃる方には誠に申し訳ありません。
僕には勇気を出して頂くことが出来ませんでした。陳謝

あのぉ、納豆みたいに製品改良して匂いの少ないくさやとかありませんかね?

***

今回は、長男が旅行土産で買ってきた「はじめて目にするくさやの干物」が残念ながらNGだった、という話でした。

それでは!

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