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作詞家の不思議な気持ち

作詞通信講座ATOZism 歌詞の書き方教えます。
作詞通信講座ATOZism

 noteには、日本海に面した田舎の小さな古いアパートに住むミニマリストもどき、あるいはプロ作詞家、あるいはインド哲学に憧れる自称アートマーとして、かなり多重人格者のようなブログを書いているのですが、いつもお読みいただけている方々にはありがたいなあ、うれしいなあという気持ちでいます。
 お会いしたこともないのに、まるで遥か昔からの知り合いのように感じています。本当にありがとうございます。
 この感覚があやういのかどうかは隅に置いておきましょう。

 時々、ああ、自分は、この人生のほとんどの時間を作詞家として暮らしてきたのか、と我に返ることがあります。

 23年間、歌を書かせていただいてきたアーティストの方々のお名前。よくよく見返すと、あまりにも豪華。
 なんで僕はこんな大それたことをしてこれたのだろう?と、とても不思議な気持ちになる。普通に考えたならありえない話・・・と思う。

 備忘録として、今までに僕が歌(歌詞)を書いて、制作に関わらせていただいたアーティスト一覧です。
 敬称抜きで、ご容赦ください。あいうえお順です。

 男性アーティスト
嵐、今井翼、岩田光央、おれパラ(小野大輔 鈴木健一 森久保祥太郎 
寺島拓篤)、宇都宮隆、ESCOLTA、笠原涼二、
KAT-TUN、神谷浩史、Coming Century、GYM(山下智久)、
ジャニーズJr、Skys The Limit、Silky Voice、Sexy Zone、
タッキー&翼、TRIPLANE、CHILD HOOD、
20th Century、NEWS、畠中祐、PaniCrew、
平井堅、V6、藤木直人、前川清、光永亮太、Lead

 女性アーティスト
新井裕子、石川さゆり、石嶺聡子、上原奈美、片瀬那奈、
上白石萌音、SATOMi、The Girls with Sifow、
SANA、Shifo、島谷ひとみ、シュークフラッシュ、
Z-1(当時 上戸彩所属)、中島由紀江、中野めぐみ、
中原小麦、中村美律子、nami(玉置成実)、
平田志穂子、BENI(安良城紅)、Boogaloob、
majiko、MINAKO(米米CLUB)、mirai

 すごく、なんというか、恐れ多い気持ちになる。
 
 特にこれだけの女性アーティストからご依頼をいただいてきたことは、世界の七不思議。ミラクル。奇跡なのだと思います。
 本当に。僕の何を、どの部分を信じていただけたのか。
 いつのときも旬なアーティストばかり。

 僕が新しい歌の仕事をする毎に、それらの仕事がどこからきているのか不思議に思う人も多いだろうなと思う。
 田舎に住む、かれこれ15年ほど今の土地で暮らしている、あやしいこの長髪の男は何をしているのか。どこに芸能界との接点があるのか。
 毎朝6時にマクドナルドに来てコーヒーを一杯だけ頼みKindleを読んでいるこの男性は何を企んでいるのか。
 僕は今、作家事務所に所属しているわけではないのです。
 フリーランスです。

 不思議・・・。
 音楽業界で考えうる限りハイレヴェルな方々と出会えてきました。
 関わってきたほとんどの方々は今も最前線でクリエイトをされています。

 そして僕といえば、現実は、スーパーマーケットで、150円の品物と100円の品物で迷って、まあ、こっちだなと100円の品物を買って、サンダルに自転車で日々を暮らしている。 
 ジャガーじゃない。ポルシェじゃない。サンダルに自転車。
 高層マンションではなくて、小さな古いアパート。
 今は毎日、Hanesの白いTシャツにジーンズ。それがユニフォーム。 
 少しでも倹約しなきゃと買い物をしていて、自分の書いた歌がしょっちゅう有線などの店内スピーカーから聴こえてくる。
 何なのだ、この世界は。

 それでも、今までのお仕事をいただいた方々へのご期待には反してはいけないと思って日々を暮らしています。少しずつまた情熱が復活しつつある日々。

 次の仕事がどんな形でやってくるのか。
 それは、これからも続くのか。
 まったくわかりません。
 しかもこのような不透明な不穏な時代。
 音楽はどこへ向かうのか。

 僕には信頼し、敬愛するクリエイター(作曲家)が数人、身近なところにいてくださるので、もしもこんな時代の中でも、まだ僕が書く歌がなんらかのエナジーをもてあましていて、音楽に触れてくださった方々の心の琴線に響くような可能性があるのであれば、今の自分にできる最高の歌を書きたい。

 またいつの日か僕が書いた歌がミリオンなんてことは考えにくいのですが、誰に聞いても「まあ、ないだろうね」と言われるだろうけれど、奇跡と不思議の経験者サイドからの意見としては、ありえないことではなくて、想像はできてしまう。それでも、もしもそんな不思議な奇跡がまたあったとしても、僕はこの小さな古いアパートのようなレベルの暮らしを続けるのだと思う。

 インドには行きたいのです。これは、なんとしてでも行ってきて、瞑想をしっかりと学んできて、それを詩にしたい。

 今日のブログは、あまり好まれることのない自慢話のようにも見えるのですが、人生にはなんでもありえますよ、ということをお伝えしたかったのです。あなたが思い描くなら大抵のことは実現する。

 僕はもう、きっと、何があろうとも不安を募らせたり、苛立ったり、パニックになってみたりということは、これからはないのだろうなと思っています。十分経験してきた。

 今までに書いた歌の何曲かは、20年、15年、10年と経た今でも時々、コンサートのアンコールなどで歌っていただけているようです。

 それぞれの曲をエゴサーチでリアルタイム検索すると、今でもそれぞれの楽曲に対しての固定ファンな方々がいてくださる。歌のタイトルをブログのタイトルにしてくださっている方も数100、もっとかな、もしかしたらその何倍も何十倍もいらっしゃるようです。

 ありがたいなあと思います。

 そして、人生とはなんと不思議なものなのかと思う。

 感謝だけがあります。

 人の想いには力があります。
 それをどの方向へ向けて生きていくのか。

 それだけで不思議は起きる。本当にそう思います。

 作詞講座、歌の書き方を丁寧にお教えしています。
 この人生、歌に出会えて良かった。


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