暗黒

『色々蘇ちゃって「ありがたみがない」スター・ウォーズ』 エピソード9 スカイウォーカーの夜明け

スター・ウォーズ/エピソード9 スカイウォーカーの夜明け を4DXで見てきた。

今回のエピソード9は、旧三部作と新三部作を合わせた合計9本の「スカイウォーカー・サーガ(英語版)」を締めくくる完結編であると発表されていたとおり、確かにストーリーはいったん完結してた。

なお、どうも自分はスタウォーズ系を見ると、宇宙船の戦闘シーンで寝る傾向にあるらしく、やっぱり今回4DXで椅子がブンブン動いているなかでも、心地よく寝てしまった。

今回のものは、個人的には、なんともいえない感じで、一番の印象としては、漫画ドラゴンボールの孫悟空のように、色々な人が蘇る。

で、なんども蘇ってくるから、なんのありがたみもないし、生の尊さがまったくない。

で結果自分の印象に残ったのは、『色々蘇ちゃって「ありがたみがない」スター・ウォーズ』

あともしかすると、この感覚は、最近映画館で、スターウォーズのスピンオフがしょっちゅうやっていたから、これも自分がスター・ウォーズにありがたみが感じなくなった理由かもしれない。

個人的には、この前作のエピソード8/最後のジェダイの最後のほうで、ルークが死亡したと思われたあたりが個人的には一番盛り上がったのだけど、そんなルーク、エピソード9で、また孫悟空みたいにフォースのエネルギー体として出てきた。これも、なんともありがたみがない。

また死んだと思われていたダース・シディアスこと銀河帝国元皇帝パルパティーンも死んでるんだろうけど、生きている。これもなんだかありがたみがない。

とりあえず、映画見終わったときの感想は「色々蘇っちゃって、ありがたみがないスター・ウォーズ」

そういえば、昔、永遠の命の映画「インタビューウィズヴァンパイア」を見終わったあとも、同じこと感じたのを思い出した。

あとエベレスト登ってた時、何が一番楽しかったっていつ死ぬかわからないという限りがあるという感じだったし、やっぱり人生って限りがあるからこそ、美しくもあり、尊く、そして限りあることってやっぱり素敵だ。


<星野 誠 Makoto Hoshino>
(株)誠 / 銀河ヒッチハイカーズ代表。ほぼ思いつきで書き込んだ「人生のやったら面白そうリスト」に従い、前後関係無視、人間関係グダグダにしてでも突き進む“盲進”男。アイアンマンマラソン、宅建20日間合格、ゴビ砂漠250キロ…どれも未経験で無謀だが、結局達成。2017年5月のエベレスト登頂は、登山のまったくの素人からの3年で達成、そして 7大陸最高峰制覇のオマケつき。自称「有言実行男」はいま、復活させた宇宙旅行社の代表として「いまできる人類最高地点に足跡を残すこと」を宣言し、宇宙産業での火星オリンポス山制覇を目指す。

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