ホンのタネ。なくてはならない司令塔。
昨日、未明の雨と言い、今、降り続く雨と言い、ちょっと過去に経験したことのない激しさで降り続いている。
ただただ怖いし、不気味。
気をつけようがないけれど、皆さん、お大事にね。
さて、先日、とあるイベントに参加したんですが、その場にいて痛切に感じたこと。
『司令塔は絶対に必要だな!』
司令塔、いわゆるヘッドクオーターですが、
この役割を果たすスタッフがいるのといないのとでは、
まさに雲泥の差です。
飲食店で言えば、腕の立つ料理人は必要です、勿論。
スペシャリストがいなければ、料理は成立しません。
が、その料理がどう活かされるか?
これは一にも二にもホールスタッフの動きにかかっている。
でも、司令塔がいなければ、その動きが分断されるわけです。
肝心なのは、全体を見ているスタッフがいないと、
◆どこで何が起っているのか?
が分からない、と言う事です。
あまりにも当たり前すぎる事が出来ていないと、逆に気づかないわけです。
お酒を飲む会で、お酒が来ない。
料理を楽しむ会で料理が足りない、回ってこない。
楽しく食べたいのに、料理の順番が守られない。
こう言う問題は、
◆帳尻が合えば良い!
と言うものではないんです。
僕はファイナルフレーズ=別れ際の最後のやりとり
の重要性をいつも説いていますが、
”最後にどんな気分で帰っていただくか?”
が本当に重要です、
最近、つきあい始めたある店では、女性店長が店内をいつも巡回しています。
威圧的にならないよう、監視的に見えないよう、実に上手に気を遣いながらお客さんのテーブルを観ています。
どこのテーブルが今、どんな状態にあって、
何が足りていて、何が足りていないのか?
いつも観ています。
だから何かがあったときの対応が極めて速い。
明快な指示が出せる。
これが司令塔の役割です。
優秀なスタッフは全体を観ています。
空気を感じ、会話に耳を澄まし、お客さんの表情を観ている。
これが司令塔の役割であり、何をして欲しいか?の答えはお客さんの中にある。
そのお客さんへの興味関心を失ってしまったら、
商売はお終いだと思うわけです。
司令塔の話。
書いてみたいな。
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