読書感想文「コロナ対策各国リーダーたちの通信簿」

2021年1月末に初版が発行された本で、コロナが確認されてから1年ほど経過した時期に出版された本です。
イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、スウェーデン、アメリカ、ニュージーランドのリーダー(首相・大統領)がコロナウイルスにどのように立ち向かったのか。各国に住む日本人ジャーナリストがその様子をまとめました。

全7章で各章ごとに一つの国を紹介しています。
どのジャーナリストの方も長年その国に住んでいる方らしく、その国の国民性やリーダーの経歴、コロナ発生から1年間どのように対策が立てられていったのか。主観と客観を織り交ぜたレポートで書かれています。

国民と対話し、寄り添ったリーダーや、医師や化学を第一にしたリーダーは結果はどうあれうまくいき、強いリーダーシップを発揮しようとしたリーダーは選挙で落選するなど。
情報化社会として発展する現代の世界においては個人の感情に対して理性的に向き合えるリーダーに軍牌が上がるのかもしれません。


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