見出し画像

ツールドおきなわ2023 市民200

初の200kmだったので備忘録を兼ねて。

◾️目標
出る以上は望み薄でも優勝

◾️結果
72位

■機材
フレーム:Bridgestone RP9
コンポーネント:R9250 52-36×11-30
両ホイール:DT Swiss ARC 1100 DICUT 50 CL運用 F:5.7 R:5.9
チューブ:SOYOラテックス
ハンドル:EASTON90
ステム:RP9専用ステム
サドル:fizik vento argo
重量:7.1kg程度




■補給
ボトル600ml×2(パラチノース+グランフォンドウォーター+水×2)
黒糖蒸しパン×1
エネ餅×2
練り羊羹×4
アミノバイタル+スピードウォーター+水(フラスク)
ブーストショット+スピードウォーター+水(フラスク)
→練り羊羹一つ以外は使い切った。



◾️レース前
朝4時起床し朝食
(バナナ、カステラ、沖縄そば)
補給食の再チェックなどを終えてもまだ4時半だったので1時間ほど二度寝。
6時から大浴場で入浴し身体を温めた後にイナーメのレインジェルを塗りたくりまくる。
部屋に戻ってミトロング(今回は6粒)を摂って準備OK‼︎
6時40分に宿を出て会場着、荷物を預けて7時10分に慌てて待機列へ。
シード権を持っていたけどなぜか全然スペースがなくて端っこで狭い思いをしながらスタートを待つ。
右端にいたので謎のスタート台が非常に邪魔で怖い。

◾️レースレポート

★序盤
7時23分にレーススタート。
なんとかスタート台も回避して流れに乗る。
朝から降り続いている雨で視界も路面も悪い。
本部大橋でポジションをしっかり取っておけば前半はなんとかなるかなとあまーく考えていたが、わりと前半からラインを頻繁に変えたりする人もチラホラいてカオス。
実際、斜行してきて身体をぶつけられて落車しかけた。
その人は数分後にも某有名クライマーの方にアタックしていたので近づかないことを心に決めた。
とりあえず本部大橋も前目で抜けて気付いたら水族館坂。
なんかするするーと数人抜けていたのでついていったら前の2人が必死に踏んでいる。
どうやらスプリントポイントだったらしい。
取っておけばよかった…

今帰仁に入り名護直前の海沿い平坦で横風がキツい。
ここで前の方でアタックがかかり、自分の目の前ちょいで中切れが…
なんか踏むのを諦めてるようだったので「ここは踏んでいこーぜ」と発破をかけて繋いでもらう(自分が繋げという話だし実際できたと思うが笑)

北向きに進路を変えるともろに向かい風。
まるで荒川峠。

50km地点でトイレタイム、そそくさと終えて走り出したらなかなかローテを回ってくれない。
なんで先頭に出てきたの?前から6番目7番目とかでローテ飛ばすのはやめてほしい…
高岡さんが声をかけてなんとか回り始めてノントイレ集団と合流。
そこからは身体が冷え切るかと思うくらいの雨。
とりあえず序盤は混沌→少し落ち着いて色々な方と挨拶できてよかった!

★1回目普久川
奥間に入り少しずつ集団内でポジション取りの動きが出始めて、自分も前に出ようかと思っていたら右がつまり万事休す。
そのため普久川は後ろから番手を上げるのに序盤から脚を使ってしまった…
で、後半になるとEMUの2人が前を牽き始めて強度が上がる。
自分としては前半から踏み加減だったのでちょっとキツかった。危うく千切れかけたけどなんとか堪えた。
だいたい5倍ちょいで17分37秒。
先頭は30人くらい?



★普久川後〜奥
フィードではスポドリをしっかり受け取る。
その後のダウンヒルで3人ほどの落車が目の前であって焦るけどなんとか回避。
その後のアップダウンも特に問題なく踏めて個人的には調子は悪くないと思い始めていたところで落とし穴。
2回目トイレタイムの後に前後とも変速ができなくなってしまいアウターロー固定に…
一回立ち止まりリアディレイラーを確認してみるもスイッチを押しても無反応。
ニュートラルが寄ってきてくれて見てくれたがなす術なく第2集団にも抜かれてしまう。
結局諦めてそのまま行く事に。ストップ時間3分ほど?
急勾配のダウンヒルはいいんだけど、緩斜面と平坦がつらい…RPM170で回しても進まん笑
後ろから1人に抜かれてヤバいなと思ってたらようやく奥の登りに。
ここで頑張れば第二集団くらいには追いつけるかもと思い同カテゴリー数人をパスしながら5倍ほどで登ってたらなぜか変速復活!

降りきった後の登り返しで目の前に見えたけどあと寸手で届かず…
ここからゴールまで100km3時間4倍の個人TTで行くことを心に決める。



◾️辺戸岬からの平坦
その矢先、登り返しからのくだりでまたトラブル。
アウタートップでくだりもガシガシ行っていたら今度はここで変速が前後とも不能に。
RPM70でも4.5倍…ここまで100km走ってきた脚にはツラすぎる。
少しカーブのある海岸線で集団は見えるのだけど少しずつ離されてる。
ただ前の集団は普久川で崩壊するはずとあまり強度を上げないようにあくまでペースで。
すると普久川の手前で再び変速復活。
正直アウタートップで登る自信がなかったので助かった。

◾️2回目普久川
ここも4.5倍キープでひたすら前を目指す。
1人また1人と同カテゴリーを追いこすたびに勇気が出てくる。
まだグルペットを作るには早い。
でも1人で走るにはちょっと長い。
KOM手前で140オープンのメイン集団が来たので最後尾に取り付いたけど補給の登り返しで取り付きそこねてしまった。
しょうがないので個人TT再開。
4.6倍くらいで20分53秒…◯ソ遅い



★普久川から大浦
この辺の位置になると前から降ってくる別カテの選手たちはダウンヒルを慎重すぎるほど慎重に行ってるので声をかけながらその隙間を縫うように前へ。
学校坂も4.7倍くらいで6分46秒…去年より1分以上遅い。


学校坂過ぎの緩斜面も4〜5倍のペースで。
この辺でも5〜6人の同カテゴリーを抜いたがペースが合わずに個人TT続行。
東村に向かう降りの途中で1人同カテの方がついてきてくれたので近くにいた100kmの方と3人でダウンヒルと平坦を頑張ることに。
その後は少しずつ140kmオープンの選手を加えて最終的には10人弱に!EMUのshimoさんなど剛脚そうな方もいて心強い!
まだ元気なのか登りで5倍強で頑張る人も2、3人いたけど平坦と降りをしっかり頑張ろうと声掛けし登り4.5倍くらいで落ち着く。
その分平坦とダウンヒルは200カテの2人を中心に頑張る。
それを繰り返してなんとか大浦に。

★羽地の登り〜ゴール
少し前に140マスターズの先頭集団に追い抜かれたけど、その後牽制が入っていたようでその最後尾に我々の集団が取り付いて登りに入る。
ここから各々のペースで流石に脚と腰が悲鳴をあげ始めていたけど、140マスターズの先頭集団を目標に踏ん張る。
ここでもしばらく見てなかった同カテを数人抜き頂上まで、なんとか140マスターズと140オープンの集団の最後尾に追いついたところでダウンヒルに。


ここも前を行く方がブレーキ多用で失速気味だったので追い抜いて左カーブに入ったところからアウタートップで踏み抜く。
なんとか前の集団にブリッジできた。
そして国道に右折したところで140カテのSHIDOの方が前の同カテを追っていたので後ろにつき少しだけ自分も前を牽く。
前の数人に追いついたところで自分はスプリント勝負には加わらず流しながらゴール。
本当疲れた…



◾️総括
結果は散々だったけど最後まで諦めなかった自分を褒めたい。
奥の手前で止まった時点でレースを下りることも考えたけど最後まで走り抜いたことがきっと来年への財産になると後から思う。
グラスゴーでは諦めてしまったけど今回は気持ちが前向きになれた。
正直、集団に残っていたからと言って学校坂やその先の登りで勝負に加われていたかというと微妙だけど5分6.5倍までならなんとかイケるはず。
問題はそれを130km走った後に出せるか否か。
今年はニセコ三段坂の宿題を一年かけて克服した。
来年は沖縄に宿題の答え合わせをしに来ます。
また来年会いましょう‼︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?