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第19回 Mt.富士ヒルクライム 主催者選抜クラス 大会レポート

◾️目標


前日のステージでも公言した通りに60分切り

◾️機材


フレームセット:S-WORKS TARMAC SL6 Ultralight
サドル:ROMIN EVO
ハンドル:DARIMO NEXUSステム一体型
クランク:wolftooth40T
リアディレイラー:R9100
スプロケット:CS-9100 11-30
ペダル:PD-9100
ブレーキ:前ボントレガーSPEED STOP
                  後R8100
ホイール:BORA ONE 35 TU リム幅25
タイヤ:CORSA SPEED TU
クイックリリース:DIXNA軽量チタン
シングルフロント化で重量6kgほど
ボトルレスとし、フラスクで100mlほどの水分だけ。
心拍計はAIRFIT、インナーは腰痛防止も見込みon-yoneの肚力、ジャージは今回所属のBIORACER DREAM TEAMのワンピースジャージ。
風になります!

洗車中の画像でスイマセン

◾️当日レース前

朝3時半起床
6月とはいえ標高1000m超の森の中なので肌寒かったので火を起こして沸かした白湯とヨーグルト+ミューズリーの朝食

前日に飲んだもりもりスリムの効果もあって当日軽量化は悪くない感じ。
金曜日(53.4kg)からの感覚だと当日は54kg台後半程度か。
この後にわざわざ持ってきたwahoo kickrの電源アダプタを忘れてることに気づき会場近くで4時半くらいから30分ほど実走でウォーミングアップをすることに。
いったん戻ってきたからブーストショットとミトロングVを補給しロードバイクで1分の会場へ。

6時に会場に到着すると既にスタート位置10列目くらいまでバイクが並べてあった。
ふらふら歩いてると見知った顔やジャージの方が。
オンでもオフでもお世話になっている方々に挨拶できて目的の半分以上を達成!
マーケンでお世話になっている松木選手やKO-YAMA選手にお会いできて本当によかった‼︎
そんなこんなでスタート時間が差し迫る。

◾️レースレポート

主催者選抜クラスは6時半スタート。
今回は一部の方とある程度協調していくという話を事前にしており、そのメンバーとなるべく固まりパレードラン。

【計測開始〜料金所】


そこまで上がらないという予想もあったけど、やっぱり強度が上がる。
計測開始からは6倍強、ここでペースで行くことも頭によぎったが前を追った方がいいと判断して集団から離されないように取り付く。

【料金所〜一合目】



料金所から引き続き強度は下がらず。
前からの脱落者をかわしつつ、時に中切れを埋め集団に取りつく。
勾配が緩む一合目下駐車場でようやく強度は下がるがこの時点で先頭集団、第2集団、第3集団に分かれて模様。自分は第3集団。それぞれ10〜20人ほどだろうか。
自分の集団には同じくドリームチームの宮城さん、マーケンのmat専務と鬼畜部ホープゆうちゃんさん、プロトン伊豆の鈴木さん、松島さん、なべくん、土肥さんあたりがいただろうか。
途中からショートローテで回して60分切りを目指してまずは少し遠くに見える第2集団を追う。

【1合目〜2合目】


この辺からローテに入るメンバーが少しずつ減ってくるが、自分は垂れてもいいからローテに参加する。
また、この日はちょうど微弱ながら西風気味でこの区間で少しペースも落ちた気がする。
この時点で少しずつ序盤に削られた脚も回復。
フレームにタイム表を貼り付けたけどあまり確認する余裕がない…

【2合目〜3合目】


今からログを見返すとここが1番の反省点。
自分を含めて明らかに集団のペースが落ちている。
ここのセグメントだけで先頭集団と1分の差がついていた…
緩斜面の多いここでもう一段ギアを上げる必要があった。

【3合目〜大沢駐車場】


さすがにマズイと自分も集団も思ったのかペースが上がる。
それでも5%を23km/hではだいぶ足りない。
この辺から雲行きが怪しくなってくるのを感じた。

【山岳スプリット区間〜奥庭】


見通しのいい部分だと前の集団が少しずつ大きくなってきているのがわかった。
ただなかなか追いつけない。


平坦に入る前の頑張りどころの奥庭はダンシングで強度を上げて先頭へ。
というのも今回、フロント40-リア11しかないので最後の平坦でツキギレするのがちょっと怖かった。
2年前はアウターでゴリゴリ平坦を踏んで中切れを埋めていたのを考えると消極的…

【平坦〜フィニッシュ】



平坦セグメントは完全に他力本願になってしまった。
単独走だったらと少しゾッとする。
それでも、集団で最後の勾配へ。

トンネル手前から数人が早駆けでスパートしていったので、そこに合わせる形で自分もスプリントクライム。
トンネルを抜けた後が永遠に感じる。
数人抜いた後に松島さんに差されたのが分かった。
差し返そうとリアをトップに近いところに入れて最後のヘロヘロスプリントもちょっと足りず…
タイムも目標に90秒ほど足りず、Garminのラップを切った後に「あ〜、◯ソ」「ち◯しょーっ」と悔しさを声に出していた。

◾️結果


主催者選抜クラス37位/106人
グロス 1時間1分30秒15
ネット 1時間1分25秒

結果:目標に90秒ほど足りず。
2年前に64分で走った時よりも13Wも低かったので余力を残してはいた。
間違いなく集団に甘えてしまった…
自分で切り拓けないものに結果はついてこないということを再認識させられた。
細かく場面場面を思い返すと反省点はいくらでも出てくる。
過去の大会で1番悔しい富士ヒルとなった。

◾️今後に関して

実は今回目標を達成したら富士ヒルを卒業してもいいかなと少し考えていた。
ただ、やり残したことができてしまったので来年もチャレンジしたい。

今年のこれからに関しては、まず2週間後のニセコクラシック。
去年負けて悔しい相手がいるので倒しにいきたい。
(倒せたら某番組に映るかも笑)
これが達成できたら即ちグランフォンド世界選手権に道が繋がっているので、スコットランドで戦ってきたい気持ちも強い。
その後は秩父宮杯、福島復興レースから赤城丸ヒルクライムでエキスパ出走。
そして、11月にはツールドおきなわに210kmで出ます。
いつも今の自分がこれまでより1番強いと信じてやってきているので、この半年弱でさらに強い自分を作り上げたい。

最後にまず、直前までの悪天候を克服し開催にご尽力いただきました運営の皆様に最大限の感謝を。

次に今回DREAM TEAMに選出いただきましたBIORACER様、本当にありがとうございました。
目標がふんわりとした中で体重、トレーニング、機材で自分を見つめ直せたのはドリームチームとメンバーの皆さんの存在があったからです。
それぞれの目標に向かうメンバーの頑張りがモチベーションになったことは言うまでもありません。
いったん活動はお仕舞いとなるかと思いますが、これからもよろしくお願いします。

選抜クラスで競い合った皆さん、お疲れ様でした‼︎
またどこぞの大会でお会いしましょう‼︎
また、当レポートにあたりmatさんとまんまさんのYouTubeの動画を参考にさせていただきました。
お二人ともありがとうございました。

そして、リアルでもオンラインでも普段からの練習仲間の皆さん。
普段の峠TTのログを見てもらえれば一目瞭然ですが1人じゃ頑張れない自分にとってかけがえのない仲間です‼︎これからもビシバシよろしくお願いします‼︎

最後にいつも協力してくれてる家族に謝意を‼︎
もう少しワガママさせていただきます。
ただ2人にとって誇れる成績を持って帰れるよう努力するので、お許しを。

ここまで長文失礼いたしました。
さぁ、もうちょっと頑張るぞ‼︎

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