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相撲ライター西尾克洋の投げやりキッチン 第19回目:玄米

ふとしたことから、玄米を食わざるを得ないことになりました。

理由は単純で、ふるさと納税で米を10キロ頼んだつもりが、白米ではなく玄米だったことが判明したのです。

最初に開封したときにビックリしました。
米が茶色かったですからね。


最初見た時にビビりました

考えてみると玄米って殆ど食べたことなかったんですよ。
せいぜいアレですかね。

オーガニック系の和食を出すような店に行ったときに気まぐれで雑穀米を選ぶくらいのもんです。しょっきがやけに木を使っているあの手の店です。

ああいうところに行くと何となく流されて雑穀米とか食べたくなるというか、ここで白米食うのは違うだろうって感じになるんですよ。

で。
期せずして玄米を10キロも手にしてしまった私なんです。

最初はどんなもんかと思って、ネットで調べてみたんです。そしたら焚き方が書いてあったんですけど、どうもねぇ、水気が多くてあまり美味くなかった。

流石に私としても初めての玄米ですから、ミスりたくなくて色々調べたうえでその焚き方に行き着いたんですけど、それでも美味くなかった。

あ。
これはヤバいかもしれない。

この時は分からなかったんですよ。
焚き方が改善可能なのか、それともこの味が上限なのか。

仮に上限だとしたらもう、救いようが無いんですよ。

一応その時のことも想定して母に聞いてみたら、ああそしたら米屋に持って行って精米すればいいのよ、という回答。

ただ、それはそれで負けた感じがするんですよね。
せっかく玄米を手にしたのに、それを活かせていない。

我ながらめんどくせえなぁと思います。
ただ、玄米の可能性を知りたかったんですよね。

ということで、投げやりキッチンなのに意外とアレンジを加えることでおなじみの私ですが、ちょっと試してみました。

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・玄米

作り方:

①玄米を2度ほど洗います。白米と違って白く出てこないのでイマイチわかりにくいですが、20回くらいずつごしごしします。

②水を白米の1.4倍くらい入れ、可能であれば6時間、時間が無ければ1~2時間程度給水します。


3合の硬めよりも更に少なく

【投げやりポイント!】

ここが非常に大事でした。

様々なウェブサイトを追いかけてみましたが、基本的に玄米は白米の1.5倍は水が必要と書いてありました。

これは基本的にどのサイトも共通しているんですね。そりゃ初めて焚く人は誰だって1.5倍にすると思います。

で、試してみたらベチャベチャの一歩手前。

玄米って硬いと比較的食えるイメージなんですけど、柔らかいとあの風味が結構キツいんですね。これは食べてみて気づきましたが。

よし。
では少し硬く炊いてみよう。

ということで、米を2合分用意し、水を3合の「固め」のラインから気持ち少なく投入しました。1.5倍というのがよく書かれているので、この分量を敢えて「1.4倍」ということにしておきます。

③炊飯器の付属の機能である「玄米」モードで焚く

完成!


混ぜた瞬間勝利を確信しました

うん。
これなら食える。

白米と玄米だとどっちがいいか?と言われると白米と言わざるを得ないんですけど、でもこれならイケますね。

要するに水の分量の問題でした。しかし何故1.5倍表記なんだろうか。これ信じて炊いた人、大抵失敗すると思うんだよなぁ…。

ということで、玄米を焚こうとする方はウェブに書かれた水の量を気持ち少な目で焚くのがおススメです!

ちなみに白米の方が美味いのに玄米を続けようと思った理由なんですけど…

お通じが劇的に良くなるんですよ。

次回:
外で白飯の美味さを再認識したら

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