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『脳の地図を書き換える 神経科学の冒険』を読んだ.

『脳の地図を書き換える 神経科学の冒険』を読んだ.

脳はすごい柔軟性を持って生まれるようだ.つなぐセンサやアクチュエータが違えば,脳の地図も変わるものらしい.感覚代行,感覚追加,ブレイン・マシン・インターフェースなど,脳の可塑性を活用した技術の数々に驚かされた.そして,カエルの実験により,はっきりと脳の地図が書き換わることを示され,自分の脳の地図も書き換えたくなった.

しかし残念なことに,脳の柔軟性が高いのは8歳までということだ.ただし,8歳以降も感覚と身体操作の部分はかなりの柔軟性をキープできているようだ.それにより,身体にガタがきても,なんとか生活する方法を学べる.生き物のたくましさの源は,脳の柔軟性にあるようだ.

おわりに

やはり何かを学ぶときには,即時フィードバックって大事なんだと再認識した.「やろうとしたこと」と「やったこと」の「ズレ」をフィードバックできるか.この入力と出力と誤差というフィードバックループを閉じることが学習には大事とのこと.

そういう意味では,英語の発音矯正アプリ「Elsa speak」は効果あった.AIによる判定によりフィードバックループを閉じることができた.あとは試行錯誤を繰り返せば改善できる.ちなみに,発音の仕方はだいじろーさんのYoutubeがたいへん参考になった.

何かを習得したくなってきた.できるようになる前のモヤモヤと,できたときの快感を感じたくなってきた.フィードバックループを閉じれるやつを探してみるか.

以上.

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