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教えてください!中国語とマレー語① 皆さんからの訂正と追加情報

数日前に、中国語とマレー語での簡単な自己紹介について、記事を書きました。
添削を、note をご利用の皆さんにお願いしたところ、「Etox」さんから、「会社員」というのは日本独特の言い方で、中国語でもマレー語でもあまり使われず、どこの会社で働いているかを具体的に言うほうが普通、とのコメントが来ました。
Etoxさん、ご協力、本当にありがとうございます!うれしいです。

こんな感じに爽やかな自己紹介から会話を始めたいですね

「A社の社員です」

日本語でも、あまり「私は会社員です」なんて紹介の仕方は、確かにしませんよね。
私も、日本語を教える時に、これはテキスト上で、学習者がわかりやすいように表している表現で、実際の会話では「A社の社員です」とか「A社に勤めています」というう方が一般的だ、と伝えています。
やはり、中国語でも、マレー語でも同じなのですね。

中国語では?

では、中国語ではどういう言い方になるかというと
「我是A公司的员工」(Wǒ shì A gōngsī de yuángōng)
となります。

また、友人に聞いてみると、中国語では、より口語的な表現では次のようになります。
「我在A公司工作」(Wǒ zài A gōngsī gōngzuò)
これは「私はA社で働いています」という意味になるそうです。
たしかに、最も話し言葉に近いような気がします。

マレー語では?

では、マレー語ではどのように言うのでしょうか?
「Saya pekerja syarikat A」 と言い、
最も口語的な言い方では
「Saya pekerja kat syarikat A」で、
これは「私はA社で働いています」という意味になるようです。

上の2つの言い方はほとんど同じですが、その違いは「kat」のあるなしです。
「kat」はマレー語で「at」や「in」を意味しています。
そこで、「Saya pekerja kat syarikat A」の場合には、「私はA社に勤務しています」というニュアンスが強く、前者の場合は「A社の社員です」という言い方になり。後者は、より「A社で働いています」という意味合いが含まれているそうです。

出身国の言い方

次に出身国の言い表し方です。
日本で、外国の方に「あなたはなに人ですか?」と尋ねることはあまりなくなったのと同じように、マレーシアや中国でも失礼に当たる場合もあるそうです。
ただ、自分から紹介する場合には
中国語では、「私は○人です」の表し方が最も一般的で口語的で、
我是○国人」(Wǒ shì ○ guó rén.)
という言い方になり、○の部分には自分の国籍が入ります。

マレー語でも、紹介した
「Saya orang Jepun」(私は日本人です)
が一般的な表現のようですが、
「Saya (datang ) dari Jepun」(私は日本から来ました)
と、日本出身です、という言い方もできるようです。

「datang dari」はマレー語で、「〜から来る」という意味の表現のようで、出身地以外にも、物産など生産地などを言うときにも使えるようです。

調べてみて、聞いてみると、自己紹介1つでも、言語や国柄によって、興味深い違いがありますね。

また、皆さんのご協力をお願い致します!
口語で、一般的に使われる言い方を教えていただけたらうれしいです!

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