⭐なぜ❓

我慢しすぎるから、です。

自分が精神的にも物質的にもいっぱいっぱいになっているのに、それ以上仕事などを請け負ってしまい、自分が壊れそうなのに頑張ってしまう。

➡そして、心に余裕がなくなり徐々に＂うつ＂状態へと進んでいきます。

⭐対処

●自己犠牲をやめる。
●自己犠牲は〈優しさ〉ではないと知る。
●自己犠牲は〈美しくない〉と知る。
相手を手伝う時は、まず自分に余裕があることを確認しましょう。

【理由】
●自己犠牲は、相手も自分も幸せにはなりません。

考えてみてください。
あなたが「苦しい」のに手伝ってもらって、相手は嬉しいでしょうか❓

私は、相手が「苦しそう」なのに手伝って欲しいとは思いません。
もし手伝ってもらったとして、相手が余計に辛くなり翌日「休んだ」としましょう。
私はそれなら自分が「辛くなって」休みたいです。
相手がそうなったら、返って「申し訳なく」思います。

もし私が頼まなかったら相手は「病気」にならずに済んだかもしれないのですから。

●でも、自分が「苦しい」ことを相手が知らなかったら？
これはよくあるシチュエーションですよね。
当然、相手はあなたの状況を知りません。
相手はあなたではないのですから。

自分に余裕があるかどうか、自分の状態を知っておきましょう。
そして、自分に余裕がない時は頼まれても請け負わないこと。
「ごめんね。私もいっぱいっぱいなの！」と言いましょう。

自分のことは自分しか分からないのです。

相手は相手のことしか分かりません。

自分と相手を区別することはとても大事。

周囲の人に配慮するあまり、自己犠牲に陥る人は
日本人に多い性格だそうです。
「メランコリー親和型性格」といいます。この性格が悪いのではなく、
〝うつ＂になりやすい性格傾向を持っているというだけです。

〈優しさ〉と〈自己犠牲〉は別だと知りましょう。

そして、自己犠牲は〈美しくない〉と知りましょう。
日本では、自己犠牲が美しいと勘違いしている人が多すぎます。
自己犠牲は、自分の体を切り売りしているのと同じなのだと知りましょう。