子だくさん夫婦の喧嘩② 原因と対策編
前回の記事の続きです。
前回の喧嘩はごはんを作る作らない、食べる食べない、週末のまとめ買いやめるやめない、といった話でしたね。
感想たくさん送ってくださりありがとうございました。
このとき他にも、
「家事育児大変!1日そんなに何することあんの?」
「豚丼なんて、玉ねぎ切って肉と炒めて味付けるだけでしょ?」
「じゃあさ、そんな簡単なことがのべ100種類100個あって、それを1人でやるって言ったらそれ簡単だと思う?」
「100個?ふーん何?全部書き出して!」
「え…書くの?めんどくさい!ヤダ。おしっこー!うんちー!べたべたなったー!こぼれたー!濡れたー!○○がなーい!取られた!こんなのに何度も呼ばれながらやってるんだよ?この4月どれだけ保護者会あって学校幼稚園行ったと思ってるの?公園だって連れてってるよ」
「何回行ったの?何時間かかったの?公園だって、なかなか帰ってくれなくて大変だった、洗濯物増えた、疲れた言うくらいなら行かなきゃよくない?
」
「ママがやること減ったら楽になるんでしょ?じゃあインスタとかも不生産活動も全部やめれば?そしたら気をもむこともなくなるんじゃない?」
とまあこんな感じで話は平行線。
夫の中でもうシャッターが下りているのは感じていて、この日このまま話を続けても、私も感情的に言葉を吐いてのスタートだったので、お互いに分かり合う、ごめんね、にはいけないことを悟っていました。
こうなった原因
明らかなことは大きく分けて2つあります。
①ゆみの蓄積された疲労感と無理な頑張り
②夫の我慢とゆみへの依存
まず、一つ目ですが、4月がもうほんとに忙しくて、
3.11被災者にとっては1年で一番つらい時期である3月があって、
3月にも保護者会や卒業式、13回忌の法事、娘の誕生日、自治会役員会議、引継ぎ、春休みのご飯作りや子どもたちの相手、長男長女の発達の診察、てんかんの検査などからの、4月だったんですね。
4月は保護者会は6回。予防接種、発達検査、整形外科や耳鼻科含め通院は7回。自治会の会合は4回。その他、資料作成や個別対応などでかかった時間も合わせたら10時間超え!
入園式入学式もあって、その事前準備も当日のしたくも全部私!
休みを取った夫はほとんど寝てる!
自分はこんなにやってるのに!
この気持ちが湧いてきてしまったんです。
これだけ忙しいと、自分の時間は後回しになりがちで、特に食事や睡眠、見えないところの体ケアはずさん!!
やいたいからやってた!求められたことに応えてあげたいと思ったし、喜んでほしいと思った。
それに、私、自慢みたいになっちゃうけど、出来ちゃうんです。
だからあれこれかかえちゃう。
でも体と心は疲れて、自分を守るために攻撃性が増していた。
これが1つ目の喧嘩の原因です。
2つ目は、夫の我慢とゆみへの依存です。
これはね、私が気づいたからといって、私が直接的に夫に指摘して解消されるものではありません。
この前提で話しますし、あくまでも私から見た推察に過ぎません。
ここまで読んでこんなこといわれても信じがたいとは思いますが、
夫は、びっくりするほどの家族ラブなんです。
その定義とか、具体的な愛の行動が何かというと、
・家族みんなで一緒に行動したがる
・転勤、出張、単身赴任、通勤時間の長い仕事は絶対嫌
・毎日子どもたちの顔を見て眠りたい
・同じ部屋同じ布団で眠りたい
・痛みも喜びも家族で分け合いたい
・おいしいものは自分より妻と子どもに食べさせたい
・モノで喜ばせたい(経験や学びに使うのはなんか違う)
・体調不良のときは病院に車出してくれるし、診察内容に興味を持ってくれるし、何年経ってもよく覚えている
・食物アレルギーに対して慎重
・子どもの友だち関係でのトラブルでは一緒に対応を考えてくれる
・来世も来来世もゆみと結婚してこの家族を作りたい
・缶詰はおっちょこちょいなゆみが手を切らないように率先して洗う
こんな人なんです。
これで、あのときの喧嘩でなぜ起こったか分かりますよね?
・家族でGWお出かけしたかったのにいけなくなった
・大好きなゆみが4時間もいない
・支部長を引き受けてから、ゆみがよく電話対応してるのも不快
・ゆみが子育てしてるところにおーにぎやかだなうるせーなっているのが好きなのであって、一人で子どもたちを見るのは好きじゃない
・自分は家族のために毎日必死でくたくたになるまで働いてるのに家のことまで我慢してやってる
・本当は掃除機も洗い物もおもちゃの片付けもしたくないし、ゆみの担当だよね?
・自治会支部長とか幼稚園幹事なんて家のためにならないからやめてほしかった
・俺のためにご飯作るのが面倒ならもういい!!
こういう感情なんだと思われます。
家族への愛。それは分かる。
けど、その愛が、束縛や執着、固執、依存になってるかどうかって本人は気づかないものなんです。
これ読んでくれてる方に伝えたい。
それが夫のトラウマになってるところなんです。
夫だって子どもじゃないんだし、運転免許もお財布も持ってる。
ゆみがいなけりゃいないで、子どもたち連れてお出かけすることも、
お昼ごはんが家にないならデリバリーするなり買いに行くなりすることも可能だった。
でもそれが出来ないと言ったのはなぜか?
休みの日は家族みんなでお出かけするもの!
↓
休みの日にお出かけできなくするなんて!!
子どもはゆみが見るもの!
↓
なぜ仕事で疲れてる俺が面倒見なきゃいけないの?ちがくない?
パパは休んでいいもの!
↓
何で俺がやらなきゃいけないの?
ママがごはんを用意するもの!
↓
ママが不生産なこととしてるせいで家族に迷惑かけてる!
自分の我慢
そして、
こうじゃなければいけない!
これダメ!
あれはナシ!
こうに決まってる!
という決め付けと思い込み。
これが夫の行動を狭めて動けなくしてるんだと思います。
夫を批評しても寂しいので話を自分ベースに戻します。
私自身にも言えることばっかりなんです。
家族を第一優先とし、
ささやかなものも含め、自分の幸せを後回し。
自分の扱いが雑だから、相手も雑に扱ってくるんです。
そして…
相手が相手が動かない
(ここでいうと、お昼ご飯を用意せず寝ようとしていることなどです。)
それはそういう環境を自分が用意してあげてきたから。
相手は動かなくても困らない環境を自分自身が作ってきたからなんです。
言い方を変えると、
あなたが許してきたことなんです。
嫌だ嫌だ思ってても、言ってってもそれを受け入れてきてたんです。
それを自分のコンディションによってダメ!許したくない!ってなるから相手も戦闘モードもしくはシャッター下ろした状態になっちゃうんです。
これ子育て中夫婦の間ではよく起こります。
あなたは我慢してませんか?
年度末から新学期、自分の心の声、体の声聞けていますか?
素直になれていますか?
固執してることありませんか?
許せてないことありませんか?
一度立ち止まって見つめてみてください。
今回の私のしくじりエピソードがあなたの夫婦関係や家族関係のお悩みのヒントになったら嬉しいです。
ここまで読んでくださった感想もぜひ送ってください。
アウトプットすることで、なるほどなぁと思った気づきは、あなたのものになりますよ。
私は、壮大かもしれないけど、自己犠牲で育児を成り立たせる家族を1つでも減らしたい。
そう思ってます。
自己犠牲の上に育児は成り立たないんです。
成り立ってるように見えます。
成り立ってるように見せることは出来ます。
でもそれは相当な痛みと苦しみを伴うことも知っています。
だって体験してるから!
しかもそれは子どもたちにもじわじわと悪影響を及ぼしてしまうんです。
私の長期講座では、自分のトラウマに気づき、解し、心のしなやかさをはぐくむことが出来ます。
そしてそれは、あなた自身だけでなく、ご主人やお子さんの心の安定や信頼関係の構築にも繋がり、家族みんなの笑顔が増えていきますよ。
自分に自信がない、頑張り続けないと無価値だと思っているママにお勧めしたい講座となっています。
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