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読書会やりたいくらいの本【去られるためにそこにいる】(著:田中茂樹)

先日もこの本での気づきをまとめていました。

1章を読んで 「あ~~そうかーー」と深く納得し
珍しく 読み進みたくなくて 本を持ち歩くだけで 読まないでいました。

なんか 余韻に浸りたかったというか・・・
考え続けていたかったというか・・

すごく不思議な感覚でしたが 最近 読書を再開しました。

「不登校のもつ前向きな意味」

我が家の長女は、ここほぼ3年間 学校が嫌で嫌でした。

最初の2年間 私は必死に学校に行かせようとしてました。

そして 去年は もうあきらめて 自由に生活をさせました。

「自分勝手に生きてて 大丈夫なのか~」とか すごく考えさせられたけど 結局 彼女が笑顔でいられる生活をさせてみるという選択をしました。

この本では 「不登校」をする前向きな理由として こんな風にまとめてくださっています。

友人関係、なんとなく設定された目標、時間への向き合い方、自分をとりまくるものの全部が、どうもしっくりこないと感じるようになってくる。そのような苦しみのなかにいる子どもは、はっきりと意識していないかもしれないが、「やり直すなら早い方がいい」ということがわかっているかのようだ。

これは まさに 我が家の長女の状況だったんです!!!

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2年生のころ クラスでちょっと人気者になった時期があって はしゃいでいたら その仲良しグループの中で いざこざが起きて・・・

同時に 学級崩壊が起きて 学校でのトラブルの解決に先生がサポートできない状態になったり・・・

算数が難しくて いやいや宿題をやらなくちゃいけなくなったり・・・

そんなことが積み重なって まさに いろいろ「やり直したい」という時期だったんだと思います。

そして

不登校という形で生き方の軌道修正に取り組むことは、将来起こりうるより大きな問題(うつ病や自殺などなで含めて)を予防することにつながる。

と書いてあって これにも すっごく納得です!!!

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本当に 真っ最中にいるときは「無駄な時間」と思っちゃっていましたが 1年間お休みして エネルギーチャージをして やっぱり 得られたものはたくさんあったと思います。

・休んでもいいと思えるようになったこと
・自分で選んで、納得した生き方をするようになったこと
・自分で納得した生き方を選んでいいと思えるようになったこと
・わがまま(ありのまま)の自分でも愛してもらえるとわかったこと
・自分のできることがあると自信が持てるようになったこと
・自分ができないこともちょっとは頑張ればいいと思えるようになったこと

こう考えると 多くの大人がもしかしたら得られていないかもしれないメンタルの強さとかを この1年間で得たのではないかと思ったりします。


1年 だらだら過ごした後 自分というものを しっかり見つけたなはら姉さんは 

・宿題もちゃんとやるし 
・好きじゃない授業だって 適当にぼーっとしながら受けたりすることもできるようになったし
・朝も自分で起きるし
・学校でお友達とのやり取りを楽しんでいるし
・算数苦手で 好きじゃないのに 自分で「やるべきだしね」と納得して 補習教室に登録しちゃってるし
・好きなお料理は 相変わらず帰ってきてからやりまくってるし
・お友達の困った行動も少し距離を置いて どういう意味なのかを考えられるようになって

本当に 別人のようなのです!!!!

もう こういうことすべてが この不登校(自由登校)の時間で形成されていたということなんです。

不登校って 大事な時間なんだ・・・・

本当に この本に 2年前くらいに出会っていたかった~~~~

無理やり学校に行かせる方が 将来的に大きな問題を発生させてしまうかもしれないと思ったら 普通に不登校させますよね。

こうやって 不登校が肯定されるなんてね~

すごい時代です!


どうぞ不登校で悩むママ・パパが 一人でも減りますように~


この本で 読書会を開催しようって思ってます!

ぜひみなさんも読んでみてくださいーー


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