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毎日が特別

今朝キッチンで片付けをしているとき、
3歳の娘が「ママ〜〜、きょうはなんの日?」と聞いてきた。

保育園に行く時間が迫っているのに、なかなか準備をしようとしないことを少し叱ってしまった後のこと。

特に祝日でも記念日でもない今日、
「なんの日でもないよ」と私は答えた。

その言葉を発した瞬間ハッとした。
「いや、違う。そんなはずはない」と。
”今日はなんの日でもない”と無意識に答えている自分に、もう一人の自分が、
そうじゃないよ。と言っている。

本当は、かけがえのない日なはずなのだ。

私の答えに「ふーん」という娘に、とっさに言い直した。

『特別な日だよ』と。

それを聞いた娘は、
「やった〜!トコべつな日〜♪」と喜んでジャンプしていた。

そんな娘の笑顔見ながら、
竹内まりやさんの「毎日がスペシャル」が頭に流れてきた。

その曲の歌詞にこんなフレーズがある。

雨で始まるウィークデイはユーウツの種さ
寝ぐせの髪に低めのテンション
やりそびれた宿題と彼のひとこと
思い出してまたメゲる
でも気づいているの 目覚めた朝 息をしているだけで
幸せなこと。

「息をしているだけで幸せなのだ」と、どれだけの人が感じられているだろうか。
あたりまえの日常、あたりまえだと思うことこそに、
見逃されている「奇跡」があるのですよね。

毎日忙しくしていると、そんなことはすっかり忘れてしまうものです。

幸せは与えられるのものではなく、そこに見つけるもの。

「娘が今こうしてここにいるだけでありがたい。」
つい怒ってしまった自分を振り返って、そう感じた。

そして、娘が何気なくしてくれたその質問に、感謝の気持ちが溢れてきた。

Everyday is a special day.  

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