mamama

産休満喫中のまままです。息子3歳とぱぱぱと暮らしています。

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  • 産休の過ごし方

    私の産休日記

  • カンボジアの暮らし方

    10年ほど前にカンボジアの田舎町で暮らした記憶を書いたもの。

  • アラスカ旅

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産休日記

4月に育休から職場復帰し、そこからの怒涛の日々にようやく一区切り。先週の初めから産休に入った。 出産に向けて休むべきなのかもしれないけれど、それよりもやりたいことがたくさんあって困る。 仕事をしながらの休日は、3歳の息子とふたりで過ごすか、もしくは家族でお出かけ。息子が保育園に行っている間はひとり時間。ひとりきりで過ごせる時間がこんなにあることなんて、あと何年もないだろう。 ゆっくり美術館へ行きたい。 街を歩きたい。 本を読みたい。 お昼ごはんに好きなものを自分のペース

    • 妊娠34週、3歳児との旅

      産休に入ってすぐ、旅行に行こうと決めていた。 マタニティの思い出づくりでどうしても! じゃなくて、ただ期限の迫った2万円の旅行券をどうしても使いたい、という現実的なお話。 もともと旅行好きな我が家だけれど、浮かれて無理してなにかあったら困るのでできるだけ無理のないプランにした。 行き先は、なるべく近いところで箱根。 移動は車。 部屋に露天風呂付き。(温泉ではなかった) 1日目 御殿場、箱根 2日目 箱根、小田原 の、ドライブ時々電車の旅にいざ出発! メンバーは、3

      • 夫のお弁当と私スイッチ

        3歳になった息子が産まれる前、産休に入ってから夫にお弁当を作るようになった。 育児が始まったらそれどころじゃなくて、仕事に復帰したらますますそれどころじゃなくて、産まれる前の何週間かだけだったけれど。 当時は1人目の妊娠で1日の生活に"これをしなければならない"というミッションが何もなかったので、お弁当を作ることだけが決まったルーティーンになっていた。 あれから3年が経ち、3年前よりも料理をすることが日常になった私は、今回もまた夫のお弁当作りを始めた。 どうせ作るなら、

        • 理想のキッチン

          一人暮らしデビューは、カンボジアだった。 州の中心部なので活気はあるが、都会ではない。赤土が舞い、牛が行き来する田舎町である。 メインストリートの交差点にアンコールワット観光にバスで向かう人々で賑わう大きなホテルがあり、その奥には大きな市場がひろがっている。 日用品から食品まで、なんでも揃う市場だ。 そのほかにもいくつかのホテルやゲストハウス、小さな商店、食堂、コンビニ、ガソリンスタンド、床屋さん、銀行、学校、役所、郵便局、などなど。 そのメインストリートをまっすぐに進

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          4本
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        記事

          産休1週間目の朝、食い意地寄り日記

          年配のお客さんが多い朝9時過ぎのコーヒーショップで、うっすら湿布のにおいが漂ってくる。 気持ちのいいにおいじゃない。 でも、イライラするほどのことでもないのは、きっと、自分の心が落ち着いているからだ。 産休に入ってちょうど1週間。 息子を保育園に送ったあとのひととき、お買い物をする店が開くまでの時間、今日は家に帰らずに外で過ごすことにした。 ルイボスティーを飲みながら、林真理子さんの「綴る女」を読みはじめたところ。 宮尾登美子さんについて書かれている本で、早速まだ読んだこ

          産休1週間目の朝、食い意地寄り日記

          変わらない渋谷と大人になった私

          久しぶりに渋谷の街に立った日。 最近、電車好きの息子の気の赴くままに、乗ってみたい電車に乗ってみる日々を過ごしている。クエストっぽくていろんなところに行けるので、私もちょっと楽しい。 今日は人と会う約束をしていて、息子の乗りたい電車に乗って待ち合わせ場所へ行くルートが渋谷経由だった。乗り換えには一旦外に出る必要があり、駅の外に出ると、そこは109の目の前だった。 後ろを振り向くとスクランブル交差点、奥に目を向けるとBunkamuraの看板。東急は閉店したんだっけ。 毎

          変わらない渋谷と大人になった私

          フランソア喫茶室

          確か中学校の修学旅行で初めて京都へ行ったときだったと思う。同じグループの数人で高瀬川の辺りを歩いているときに偶然見つけたのが、"フランソア喫茶室"だった。 当時古着やレトロな雰囲気のものが好きだった私は、細い川をはさんだ向こうに見えたそのお店の佇まいに惹かれ、でもあまりにひっそりしていたのであまり来る人もいないさびれたお店なのだと思い込んでいた。 ところが後々雑誌か何かでたまたまフランソアについての記事を読み、えっ、これってあの!?とびっくりして場所を調べたらやはり私が気

          フランソア喫茶室

          1歳児の落ち着き

          保育園の申し込みの書類を書いていたら、"発育発達上気になること"の例に"落ち着きがない"とあって、そりゃないわ、落ち着き、と思った。 1歳10ヶ月。 ・とりあえずなんでもいやって言ってみる。 ・暗くなってから電車見に行きたいって言う。 ・デザートの最後のひと口一生飲み込まない。 ・だっこって言うからだっこしたら暴れて降りたいって言う。 ・それで降ろしたらまただっこって言う。 ・何聞いても「でんしゃ」か色の名前。 ・読み聞かせしてもらってる絵本取りに行く。 ・

          1歳児の落ち着き

          クイティウの匂い

          年に一度の健康診断を終えて、久しぶりのおひとりさま。 お買い物に行こうかな、と迷ったけれど、バリウム飲んで下剤を飲んでいる身なのでおとなしくごはんだけ食べて帰ることにする。 さて、何を食べよう。 家よりもひとつ手前の駅でとりあえず電車を降り、思いついたのはカンボジア料理のお店だった。 そこの駅には息子と何度か買い物に行っているのだけど、お店は細く長い階段を上った3階にあるので、ベビーカーを持って行くのはちょっと大変。だから、とても久しぶりだった。何年かぶりのカンボジア

          クイティウの匂い

          健診前の悪あがき

          小学校の高学年くらいから「身体測定」の前になると体重が気になって、少しでも軽くしたいとダイエットめいたことをしていたのは私だけじゃないはずだ。 その日の体重だけ何百グラムか軽くなったって、スタイルがよくなるわけでもかわいくなるわけでもないのに、つい少しでも軽く、と思ってしまう。 毎日体重計に乗っていれば、自分の体重なんてわかっている。もっとやせたいな、とかいつだって思っているものの、なかなか行動にうつせない。だけど、オフィシャルに計られてそれを記録されるとなると話は変わっ

          健診前の悪あがき

          ネイビーのフラットシューズと自己肯定感

          お風呂で髪を洗いながら、息子にとっていいことってどんなことなんだろう、とぐるぐる考えていた。 たとえばお絵かきをしているとき、まるいかたちはこうかくよとか、まるをかいてみようとか、教えたらきっとかけるようになる。だけど、まるいかたちをかいてみたいな、って息子が自分でおもったときにかけるのが一番いいような気がしている。でも、そのためにはまる、というかたちに出会わなければならないし、もしかしたら「まるってかけるんだよ」って大人が見せることも必要なのかもしれない。どこまで大人が入

          ネイビーのフラットシューズと自己肯定感

          育休の終わりが見えてきた

          来春いよいよ教員として仕事復帰をする予定で、重い腰を上げて息子の保育園探しを始めた。 産育休でそろそろ休みに入ってから丸2年。台風の渦の中にいるみたいな慌ただしさとか、どうしたらよいかわからなくなって布団の中で帰り道に叫びたくなったりすることとか、朝出勤しなきゃいけないのが信じられないくらい身体が動かないこととか、そういうものがぼんやりと遠く感じられ、リアルな感情としてはもはや私の中に残っていない。 口では「復帰するの怖い」と言いながら、仕事ができる私を妄想してなんとかな

          育休の終わりが見えてきた

          1年半寝かせたジーンズのこと

          夜中に思い立ってクローゼットを開け、ニットを出して着てみた。明るいグリーンのモヘアのと、白い厚手のオーバーサイズのと。 かわいい。 ついでにはいていたパジャマのスウェットを脱いで、いつもなら黒いパンツを選ぶところ、久しぶりにデニムをはいてみた。めちゃめちゃいいかんじに見えて、気分が浮き立つ。 一年半くらい前、産後に買って、何度かはいて、でもデニムの気持ちじゃなくなってしまいっぱなしになっていた。 もうずっとずっと昔に、服が好きだった友達が「このデニム、寝かせてたらいい

          1年半寝かせたジーンズのこと

          「やだ」の季節

          赤いクレヨンを指さす息子に「あか」って言ったら「やだ」 パンツ変えようよー、「やだ」 ごはん食べる?「やだ」 うちの息子(1歳8ヶ月)にも、ついに「やだ」の季節がやってきた。 やっぱり「くれよん」って言い直したらにこっと笑ってくれたり、少し時間を置いてからパンツ変えたり、「やだ」って言ってみただけで本当はごはん食べたかったりするときはよい。何回かに一回、もうやだのスイッチ入っちゃって何がやだかもわからないけど全部やだでうわーん!鼻水たれまくりでやだー!ままー!ってなる

          「やだ」の季節

          マイケルジャクソンが好き

          そろそろ歯磨きして寝るか、と思ったタイミングで夫がBSでマイケルジャクソンの"This is it"をやっていることを発見してしまい、寝られなくなった。 子どもの頃、近所の毎日のように遊んでいた友達のお母さんがマイケルジャクソンのファンで、その子の家であらゆる曲のミュージックビデオを何度も見た。 スリラー、ブラックオアホワイト、バッド、スムースクリミナル、などなどなどなど。 ムーンウォークという言葉を知るよりもずっと前にムーンウォークを見ていたし、マイケルジャクソン的な

          マイケルジャクソンが好き

          日常と戦争

          すごく天気のいい日に洗濯物を干そうとベランダに出て、青空の向こうにもくもく丸い雲のかたまりを見たとき、「こんな日に戦争って始まるのかもしれない。」とふと思った。 子どもの頃、戦争は遠い遠い昔の出来事で、自分が生きる世界とのつながりはまったく見出せなかった。でも、実際は私が生まれたとき、戦争が終わってからまだ40年も経っていなかったのだ。39歳になった私の人生よりも短いということに驚く。76-39=37。 戦争がこわいもので、絶対にしてはいけないものだということは幼い頃から

          日常と戦争