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なんでもだらだら書き綴り

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特にテーマも何もなく、ただその時思ってたりすることを長めに書いています
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記事一覧

赤のアイバニーズ

できれば幼いうちに、しょうもないもの、無駄なものでも、「欲しいものが手に入った」という経…

みんぐ
8日前
4

生きてしまってごめんねだけど

「あの子を生かしてやらん方が良かったな」と、最近の祖母は叔父と会うたびに繰り返しつぶやく…

みんぐ
3週間前
13

嫁入りと印鑑

大学の卒業祝いとして父からもらったのは、「開運」と書かれた立派なハンコケースに入った、綺…

みんぐ
1か月前
2

書類地獄と春

春になり、学年が変わると、大量の書類を書かされる。給食がうんたら、PTAがかんたら、積立金…

みんぐ
1か月前
1

はれの日

もう5年以上前の話。 大学の卒業式には、母と、離婚した父と、海外から来日した母方の祖母が…

みんぐ
1か月前
10

幸福と恐れ

正しい人でいたい、という欲が人より強い方だと思う。 でも「正しい」が何かわからない時代に…

みんぐ
3か月前
2

軽いあこがれ、というか羨み

逃げのために寝ても、目が覚めると転がっているあらゆるタスクが目について、逃げきれていないことに絶望する。そして朝イチの水を飲みながら、昨日の片付けを始める。 なるべく肩の力を抜いて遊んで暮らしたいけれど、仕事もバリバリ全力疾走もしたい、 みたいな相反する思想がちゃんと2つ強く存在している。 まじで、まじで2つ以上の数に分裂したい。そもそも1人格に1人生だけって、容量少ない。 「夢というか軸が大事ですよね」って同世代のインフルエンサーが話しているのを聞きながら、夢もなければ

まだ、はなせない

寒がりの私は、同じ電車に乗る人々より、もうひとつ重ねた格好をしていて、見た目からもう重た…

みんぐ
3か月前
7

一度こわして、もう一度作りなおす

何が足りないとか、どこに歪みがあるとか、比較的「気づいてしまう系」の人間として生まれ落ち…

みんぐ
4か月前
3

がんばりの燃料を、次はどこから調達しようか

最近「がんばり」の総量が減っていて、それは老いや基礎体力のなさもあるし、忙しさからくる疲…

みんぐ
4か月前
3

ぼっち飯はいつも私に新しい世界を見せてくれる

これといった趣味がない私が定期的にしている、ぼっち飯。 今は仕事で外回りもあり、イヤでも1…

みんぐ
1年前
23

麒麟も阪神タイガースもまだきらい

ずっと「男には負けられない」という、ぼんやりでっかい向上心があって、それはファザコンをこ…

みんぐ
1年前
9

年相応というか「私相応」でいたい

「あなたはもっと20代っぽくさ、向こう見ずに生きたらいいんじゃない」 年上の先輩とサシで飲…

みんぐ
1年前
15

mariage

ペンダントや花をくれないかわりに言葉と安心をくれる人と共にいることを、私に選ばせてくれたこと、そのことがただありがたい。 私たちはどこまでも守られているから、守って欲しいとか、守ってあげるとか、そんな軽度な約束は要らなくて、 与えられた日々の暮らしと諸々の契約にたいして、まっすぐ見つめあって手を動かすことに気持ちを注ごう。 大切にする/される義務を背負うことは、かなりの愛と覚悟が必要で、その分ちゃんと姿勢を正せられる。 大切にする/される権利があるということは、それだけで